2000年生まれの長男1号はドッジボール→バスケ→ラグビー野郎
2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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2004/1/11
おむつをかえる
「うん。もう少ししたら換えるよ」
そろそろ落ち着いたようなので2号に声をかける。
「2号。お父さんにオムツ換えてもらいなさい。オムツ持ってきて」
2号は、オムツかごの下の棚においてある絵本に手を伸ばす。
「2号、オムツ換えるよ」
…2号が自信たっぷりに飼猫氏に手渡したのは「考えるかえるくん」の絵本。
飼猫氏いわく
「おむつ『かえる』か…いや、カエルはカエルなんだけど…カエルのはオムツなんだよ…」
? posted by Yumikoit at 10:51 pm Comment [1] TrackBack [0]
2004/1/10
奥歯が。
しかしここ1週間。
ついに上の奥歯が生え始めた。
奥歯が生えたら…今度はイカやタコなんかの硬いしこしこしたものでも何でもござれになるんだろうな。
いや、たこ焼きのタコは小さく噛みちぎってだいぶ前から食べてますが…。
? posted by Yumikoit at 09:14 pm Comment [2] TrackBack [0]
兎の眼
出版社 角川書店
発売日 1998.03
価格 ¥ 600(¥ 571)
ISBN 4043520018
灰谷健次郎の代表作。
初出が1974年というから、ほぼ30年前の話ということになる。
新任教師小谷芙美が1年生を受け持った。
クラスで一番の難物は、一言も口を利こうとしない鉄三。
彼がビンに入れて飼っていたハエを、同じクラスの文治がカエルの餌にしてしまったことから話は始まる。
最初は鉄三がハエを飼っていることに気づかなかった小谷だが、廃棄物処分場に住む鉄三がハエを飼い、大事にしていることを知ったのち、徐々に鉄三を知ろうとし、そしてハエの研究を一緒に手伝うようになる。
鉄三も徐々に心を開き、ハエの勉強を通じて文字を勉強し、そしてハエ博士と呼ばれるくらいになる。
他の処分場の事のふれあいや、知的障害のある みな子 を学級に一時的に預かったことによる学級の一致団結の様子。
処分場の移転に伴う町の中の意見と、処分場から通う子供たちの真っ向からの対決。
最終的に処分場から通う子供たちの行く末は示されなかった。そして小谷先生が結婚生活を捨てても教師生活を取るかどうかも。
読後感のよい古きよき時代の教育現場を見るような思いで読んだ。
? posted by Yumikoit at 04:56 pm TrackBack [0]
2004/1/9
おもちぺったん!!!!
おお。今日はこれで餅をつくのね。
午後、1号を迎えに行くと顔を見るなり
「今日はお持ちお餅ぺったんしたの!」
と言う。
話を聞いて総合すると、どうやら大人のヒトが後ろから杵を支えて一人ずつ餅を2回ずつ搗いたらしい。
で、それをあんこときな粉と海苔、3種類でお好みにより食べたらしいが、1号はそれぞれ2つずつ、計6個食べたようだ。
最後に、1号にひとつだけ訊いてみる。
「お餅搗くのに使った、大きな丸い、木でできたやつ、なんていうかわかった?」
< 手で形を示してやる。
ウス、と言って欲しかったのに1号は自信を持って
「きつね!」
…がくっ。逆だ。逆…しかも思いっきり間違えてるし…(^_^;)
? posted by Yumikoit at 09:29 pm Comment [7] TrackBack [0]
おたんじょうびのおくりもの
出版社 ポプラ社
発売日 1989.11
価格 ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN 4591033813
双子のティモシーとサラのシリーズ。その1。
ティモシーとサラに小包が届いた。おじいちゃんとおばあちゃんから。
赤いリボンの箱には、マフラーと手袋と帽子が二つずつ。
青いリボンの箱には、木でできた手作りのおもちゃがいっぱい!
赤いリボンの箱のプレゼントは、パッチワークでも編み物でもおいしいご馳走でも何でも作れるおばあちゃんのてづくり。
青いリボンの箱のプレゼントは、家具職人のおじいちゃんの手作り。
「すごいなぁ」
ティモシーとサラは二人でお礼の手紙を書くことにする...
一番最後のシーンで、手形足型だらけの文字のない手紙を見ておじいちゃんとおばあちゃんが二人で微笑む。
それがなんとも愛らしい。
ティモシーとサラが台所で追いかけっこしてお母さんに叱られるシーンが、1号は気に入ったらしい。
そりゃ、いつもの自分ですがな。
? posted by Yumikoit at 03:48 pm TrackBack [0]
2004/1/8
えんにち
いなつぐかつら
鈴木出版/こどものくに ひまわり版。
布団を敷いていると2号が絵本棚から引っ張り出してきた。
ので、1号が今日はこれを読んで、ともってくる。
お母さんとおそろいの、花火の模様の浴衣を着て縁日にやってきたみいちゃん。
お母さんがお参りしている間に、こっそり夜店を眺めに来てしまった。
一通り見終わったところで、お母さんが心配しているはずだと気づく。あわてて「迷子になったらここに来ようね」と約束していた不動明王のところに行ったら…
ありがちなお話だけれども、時々ロングショットで夜店がたくさん並んでいる様子が映し出されるので、「みいちゃんどこかな」とか探し絵パズルのように遊べるのが楽しい。
1号は夜店の絵を見ながら
「ぼく、お祭りのお店屋さんで、綿飴買って、おうちで食べたの」
という。
覚えているんだなぁ。
半年くらい前だと思うんだけど。
? posted by Yumikoit at 09:51 pm TrackBack [0]
二人の王子様!
という訳で七草粥が終わるとカレーである。
前回のカレーの時に、1号は子供用のカレーのルーの箱を抱えて「これ、王子様?」と訊いていた。
「王子様」の出てくるテレビなんか見せた記憶がなかったので、きっと幼稚園かなぁ。王冠つけた男の子のイラストで王子様という単語が出てくるようになるなんて成長したなって思っていた。
今回は、「カレーだカレーだ」と喜んでいるのでふと
「我が家には二人も王子様がいて嬉しいわ」
というと
「1号と2号?」
と訊いてくる。
「そ〜よ〜」
と言うと
「僕んちには大きな王子様も二人もいるの!」
という。大きな王子様?なんだろう。それは。
「だれ?」
「父さんと母さん!」
…あああ。そんな自信たっぷりに。
所詮は王子様の認識なんてそんなもの…
「どうかなぁ。母さんは女のヒトだから、王子様になれるかな?」
「とうさんは?」
「お父さんは男の人だからねぇ。でも大人のヒトだから王子様になれるかなぁ」
「Sやくんも王子様!」
Sやくん。一番今大好きな幼稚園のお友達だ。
「…1号の王子様は、Sやくんなの?」
1号。にっこりと
「うんっ♪」
…う〜む…それはちょっと…いや、仲良きことは美しきことかな、ですが…
? posted by Yumikoit at 09:35 pm Comment [1] TrackBack [0]
2004/1/7
どど〜ん!
「高い高い」の要領で、2号をグググンと振り回したあと、どど〜ん!と布団の上に横たえる。
それまでウキャウキャ笑っていた2号が、布団に下ろされた瞬間、ぴたっとその表情のまま止まる。
「…こ…ここはだれ???ぼくはどこ???」
状態になるのが面白いらしい。
さて、今日は1号が7時頃さっさと寝てしまったので2号と遊ぶ。
何度も同じ絵本をもってきて読まされた挙句(正確には、音の出る絵本なのでめくりながらボタンを押す)、ふと気づくと…外では雷!
ピカッ。ごろごろごろ…どど〜ん!
2号の動きが止まる。表情が凍りつく。
でもしがみついてくるでもなく…音が静まると動きが再開…。
おもしれ〜な〜。
? posted by Yumikoit at 09:36 pm Comment [2] TrackBack [0]
多重人格者として生きる 〜25の人格を持つ男の手記
出版社 早川書房
発売日 1999.08
価格 ¥ 2,310(¥ 2,200)
ISBN 4152082356
多重人格についてのノンフィクションは、以前から関心があり色々読んできている。
イヴ…「イブの3つの顔」「私はイヴ」
の他、「失われた私」「ジェニーの中の300人」「魔法の娘」「24人のビリーミリガン」「ビリーミリガンと23の棺」などなど。
今回の手記は、アメリカで多重人格…今は解離性同一性障害と呼ばれるこの病気がある程度社会的に認知され、治療に関するノウハウが定着した後の出来事らしい。
私が読んだこれまでの手記に比べて異なるのは、患者である主人公が、男性であり(尤もビリーミリガンも男性だったが)、そして幸せな結婚生活を今も営んでいること。
確かに入院も何度も経験しており、セラピーは完成していない。しかし彼の手記が好ましく、後味のいいものに仕上がっているのは、いくつかの要因がありそうだ。
ひとつには、私の今まで読んできた手記は、核となる人格、つまり本来の「彼(or彼女)」と他の人格たちとの間にほとんど共在意識がなかったのに比べて、キャムには共在意識があり、時間の断絶がないこと。時間の断絶を経験している患者たちの手記は、余りにも哀しい。
そして、彼にごく全うな愛情を持ち、彼を信頼し理解しようとする「ごく当たり前の」家族の存在だ。
これは解離性同一性障害について、名前だけにしても、夫人であるリッキが知っていたこと。リッキが心理学を専攻していた経歴があること。
キャムの治療にだけのめりこまず、リッキはキャムの治療に積極的に力を貸す一方で自分の仕事を見つけ、自分の生活をも大事にしようとしたこと。正常な家庭生活を保とうと努力し、ある程度成功しているらしいこと。
共在意識を持たない、私が今まで読んだ多重人格の体験記によればこれは信じがたい成功とも思える。
彼がその後どうなったか、次作を待ちたいとも思う。
? posted by Yumikoit at 04:58 pm TrackBack [0]
2004/1/6
あたしきれい?
ほっとくと唇がひび割れて、血が出てきちゃうんだよな。
「リップクリーム塗ってあげるから、タコチュ〜してくださぃ!」
「はぃ!」
塗ってやりながらふと、飼猫氏。
「あたしきれい???」
1号はしばらく
「あたしきれい? あたしきれい?」
といいながら鏡を覗き込んだり、髪の毛いじったりしてました(^_^;)
くせになったらどうするんだよ〜!
? posted by Yumikoit at 10:38 pm Comment [4] TrackBack [0]
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