1号 0歳 4ヶ月−水腎症3

2回目の入院は、なかなかスリリングに始まる。
発熱のためぐったりしてなかなかおっぱいに吸い付けない。
時間を見てあげてみるが、飲みたくないのか。
たくさん飲めたと思うと吐く、という調子。

週末だったので飼猫氏に付き添いを頼んで帰宅するが、飼猫氏も苦労したようだ。
そろそろ人の顔も認知できるようになり、父親ではだめだったようで。
具合が悪いこともあって、泣きづめで哺乳瓶はいや、眠いのに眠れないと、飼猫氏は昼間抱っこしづめで腰を痛めてしまう。
こんな状況にならないように、ミルクを普段から与えていたのにねぇ。と苦笑。
この状況は2日くらいで落ち着いて、熱が下がった後はだいぶよくなったが。

熱は翌日には下がり、母乳も飲みやすいように搾乳してあげたりするなどしてようやく飲むようになる。

入院後7日目。腎シンチ検査。
検査に立ち合わせてもらう。授乳のあと導眠剤を入れて更に直母。
熟睡してくれたけど、検査時間が遅れて結局検査の真っ最中に起きてしまう。
検査の担当の人の一人が、1号の上で手足を抑えてくれてようやく検査終了。

数日後の泌尿器科外来にて、状態の説明あり。
水腎症、水尿管症。尿管の拡張は、8mmくらい。
膀胱尿管逆流の程度も中程度。
個々に見れば、経過観察のレベルであるが、今回は抗生剤を予防内服している間に起きた尿路感染症なので、次に再発した場合には、逆流を治す手術が必要だろう。

話は前後して入院6日目。
尿からごく少量のMRSA検出。血液の方はまだ未検出ということでホッとする。
まだ年齢的に小さいし、発症しないことを祈る。
まずは手洗い励行。同室の他の赤ちゃんを抱っこしないように注意することにする。うつしたらいやだもんネェ。

尿路感染症の経過は順調で、前回と同じく点滴による抗生剤投与により、2週間で全快。
文化の日の前日に、退院となる。
生後4ヶ月と3日の日だった。

? posted by Yumikoit at 07:04 pm

 

1号 0歳 3ヵ月まで−水腎症2

しばらくは2週間ごとの通院。
予防内服の抗生剤は、ケフラールを処方してもらっていた。
毎晩1回。確実に飲んでもらうためと、時間を大体決めるために、夜風呂上りに薬を飲ませてからミルクと決める。
それにしても、日常生活上の制限がまったくないのは嬉しい。
食べるもの、運動上の制限、予防接種など、まったく何も注意事項がない。
発熱のみ、注意すればいいのだ。

通院は都度、尿パックを貼って尿検査。うまく採れないときもあるので極力家で採尿してから病院へ向かう。
発熱するごとにも採尿して必ず大学病院へ。
風邪とかなら心配ないんだけどね。尿路感染症というやつは繰り返すと、腎臓の機能に影響を与えるんだそうで、1号のように水腎症を持っている場合には尿路感染症を発症しやすいので要注意なんだそうで。

ちなみに後日私も腎臓をエコーで見てもらう機会があり、担当医から「ああ。2回くらい腎盂腎炎をおこしている腎臓ですね」と言われたことがある。
腎臓の炎症というやつはそういう痕跡を残すものだということを納得。

普通は生後6ヶ月くらいまで風邪を引かないということだけど、通院が多いせいか時々風邪をもらってきた。
発熱はそんなに多くなかったけど、10月はじめにも風邪薬を処方してもらう。

2回目の腎シンチの予約が入っていた週。
また発熱。風邪のせいかと思うが一応採尿して病院へ。
クロ。
尿路感染症の再発である。

生後3ヶ月の最後の週に、2回目の入院となる。
地元のお祭りの日だった。

? posted by Yumikoit at 06:55 pm

 

1号 0歳 1ヵ月半−水腎症1

1号の水腎症がわかったのは、生後1ヵ月半のとき。

午後からの発熱。
38度をこえたので、1号が生まれた大学病院に連れて行く。
幸い、そこはこの地域で一番大きな医療拠点。
尿検査にて、1時間ほどで尿路感染症の診断が下されて夜半入院。

超音波エコー検査にて両側水腎症が判明する。
他に、胸部レントゲン、髄液検査などを行う。
抗生剤を点滴投与にて、2週間程度の入院加療が必要との診断。

発熱は、抗生剤の効果あって3日目に下がる。
もひとつ抗生剤の効果で便がやまぶき色に。尿量も増えたのでオムツかぶれが始まる。これはアンダーム軟膏を処方される。

入院5日目。超音波エコー検査と腎シンチ検査。
水腎症だけでなく、尿管まで延びて腫れている「水尿管症」の状態。
腎シンチにて、若干の腎機能低下が認められる。

入院15日目。尿管逆流があるかどうかの検査。尿管造影検査っていうのかな?
尿は膀胱から正常に流れている一方で、腎臓側へ逆流している尿も認められる。
いわゆる「膀胱尿管逆流症」である。

水腎症は、その症状の重さによって5段階に分かれるが、1号のものは中程度の3。
膀胱尿管逆流症も、1号のそれは中程度と診断される。

男子の場合、こういった泌尿器の障害は、1歳くらいまでに自然に治る可能性もあるとのこと。
しばらく予防内服として抗生剤を経口投与して経過を観察することとなる。

入院15日目。再度 超音波エコー検査。やはり両腎盂および両方の尿管が腫れていることを確認。
両側に水腎症、および水尿管症の診断となる。
入院後16日目にして退院。今後は投薬の関係もあり、しばらくは2週間ごとの通院。
生後2ヶ月を目前に控えた日だった。

? posted by Yumikoit at 06:54 pm

ティッシュのいたづら

乳児には必ずある、べったべたのいたづらですね。これ。
ウチも今日ついにやられました。
いつもは必ず、手の届かないところにおいてあるボックスティッシュがたまたま床においてあったんです。

気がつくと箱半分ティッシュを引き出して床一面に…面白かったんでしょうねぇ。2号は満ち足りた顔でこっち見て笑っておりました…くそぉっ。

そうそう。そういえば最近は箱のふたも気になるらしい。
おもちゃ箱はプラスチックのコンテナを使ってるんですが。
中身を全部出した後で、ふたを何とか自分でしようと四苦八苦していました。
うまくあわないので、きぃっ!とヒステリーを起こしていましたっけ。んぷぷぷぷ。

? posted by Yumikoit at 09:48 pm commentComment [6] pingTrackBack [0]

お父さんの分も半分こ

飼猫氏が、土曜出勤。
珍しく子供たちの夕食に間に合うように帰宅。
出勤日に子供たちと夕食を食べられるのは何ヶ月ぶりかしらん。

食後、飼猫氏が買ってきたコンビニのデザートをみんなで食する。
1号は「わ〜い。すぺしゃるうまうまだ〜」と大喜びしている。
2号も生クリームデビュー終わってるけど、一応普通の買い置きのゼリーをあげる。

そういや、小さい時って一人一個は多いから、親の分を少しずつあげて食べてたもんだけど。
親は子供に食べさせるのに一生懸命で気がつくと子供の方がたくさん食べていたりする。
で、子供が一人一個食べるようになっても、食べさせたりなんだりと世話を焼いているうちに子供の方が先に食べ終わっちゃって、親の分も半分以上食べちゃったりするんだ。

という訳で、自分で食べるようになった1号。
あっという間に自分の苺モンブランを食べ終わっちゃって。
「おとーさんの、まだ半分残ってるね」
お父さんはゆっくり食べてるのっ。
「ぼく、お父さんの半分こ食べてあげる!」
ええぃっ。お前は自分の分食べたろうがっ。

…でもやっぱりレアチーズを食べさせている飼猫氏。

ちなみに2号の方は自分のゼリーを食べながら
「何でみんな違うの食べてるの〜???」
と目で訴えています。
一口私の苺シフォンを食べさせるとニマ。
飼猫氏のレアチーズも食べて、ニマ。

自分のゼリーを食べた後、また私のシフォンを食べてニマ。

私のも飼猫氏のも全部食べ終わって
「さて、みんなでごちそうさまだよ」
と言った瞬間
「うぉ〜〜〜〜〜!」
と抗議の声を上げてました(爆笑)

? posted by Yumikoit at 09:54 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

地球儀のスライス

地球儀のスライス

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 1999.01
価格  ¥ 882(¥ 840)
ISBN  4061820516
★★☆☆☆
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森博嗣短編集。S&Mが2作入っている。
一番好きだったのは、最後に収録されていた「僕は秋子に借りがある」かな。
ふとしたことで出会った女性。
突拍子もないことを言う彼女に対して「この娘壊れてるなぁ」と思いつつ、なんとなく振り回されている「僕」。
なぜ彼女に、交通事故で死んだ姉のことを話す気になったのか。
彼女も「私も兄貴がいたよ。昔」
結局2回しか会わなかったけど。
何年も経ってから、知る、彼女の気持ちと正体。

S&Mは今回、犯罪とは無関係。これはパズル解きですね。軽妙な感じがよく出てるかな。

? posted by Yumikoit at 07:31 pm pingTrackBack [0]

雪の上のなぞのあしあと

雪の上のなぞのあしあと

あべ弘士さく

出版社 福音館書店
発売日 1997.02
価格  ¥ 880(¥ 838)
ISBN  4834014150
★★★★★
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読む前は、いわゆる「むかしばなし」っぽい話かと思いました。
よく考えると「かがくのとも傑作選」なのでそんな訳ないんですが。

場所は雪深い北国の動物園。今日は宿直。夜、動物たちの檻を見回る主人公。
ふと気がつくと雪の上を何か引きづったような不思議な跡がずっと続いている。その両脇に、何か引っかいたような爪あと。
いったい何が?????

どきどきはらはら。これは何の跡?何かの動物?泥棒?足跡なの?怪獣なの?

1号に大ウケでした。こんな話もいいですね♪

? posted by Yumikoit at 09:33 pm pingTrackBack [0]

 

やきもちなのか?

雨が降ってきたので、園庭で遊ぶのを少し早くやめて帰ってきた。
仕方ないので?子供雑誌の付録を作ってやったり、雑誌を読んでやりながらすごす。
1号は絵本を読んでもらうのが嬉しいらしく、ひざの上から動こうとしない。

大体2号はこういう時割と機嫌がよく周りで黙々と遊ぶんだけど、夕食が終わったあたりから雲行きが怪しくなってきた。
グズグズと寄ってきて、二人でひざの上を占拠し、二人で頭をぶつけ合ったりしている。やめんか〜。

う〜ん。今日も昼間よく歩いているから疲れたかな。眠いかな。

早めに布団を敷くことにして、2号を抱えあげたまま和室に行くと、途端に元気になる2号。
布団を敷いてから洗濯物を畳む。1号が寄ってきて自分の幼稚園のハンカチとかを片付けてみたりしている。
またグズグズと機嫌が悪くなる2号。

2号、お前、私が1号をかまいまくってると思ってヤキモチやいてんの?


まぁ、眠かったのは確からしくて風呂から出るなり寝てしまいました(^^)v

? posted by Yumikoit at 08:54 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

マザーグースの子どもたち

加藤和長写真・編・谷川俊太郎訳詩

出版社 偕成社
発売日 1982.12
価格  ¥ 1,029(¥ 980)
ISBN  4039642104
★☆☆☆☆
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幼稚園から借りてきた絵本。絵本というか、写真集ですね。
あるイギリスの家庭の子供たちの写真を、マザーグースの詩と共に載せてある、そんな写真集です。

マザーグースの面白さは、まだ1号には早かったようです。
もう少し大きくなったら、私の手元にあるケイト・グリーナウェイの絵本でまた読んでみようね。

? posted by Yumikoit at 09:39 pm pingTrackBack [0]

 

外歩きデビュー

だいぶ歩ける距離も伸びてきたので、2号、外歩きデビュー。

昨日、インフルエンザの予防接種の帰りにまず、病院から次の交差点までの短距離を歩かせてみる。
当然、ほとんど車の通らない狭い道。
1号にベビーカーを押させて、私は2号の手を引いている。
すれ違う小学生たちが
「何で赤ちゃんベビーカーに乗せてあげないの???」
と訊いてきた。
「赤ちゃんはね。歩く練習をしているのよ」
と言うと
「それなら公園で練習させてあげれば?道路は危ないよ」
と言う。

うむ。それはそれで正論。
でもまぁ、これがウチのやり方なので(^_^;)

つぅことで、今日も朝の幼稚園へのお見送りの帰り、またワンブロックのみ歩かせる。
結構シリモチをつきながらも歩道に沿って歩くんだわ。
時々、通り沿いの庭先の鉢植えを眺めてみたり、落ちている葉っぱに気をとられる。嬉しいらしくて両手をぶんぶん回しながら歩く。

ちょうど幼稚園に近い角から、中学校の敷地なんだけど。
グラウンドの横を通り、校門の前まで来たところでドテっ。
歩道から落ちて顔をすりむいた(^_^;)
ぎゃ〜。…泣くわなぁ。と、ベビーカーに乗せる。
でもよく歩きますねぇ。

午後のお迎えのときも、1号が園庭で遊んでいる間ずっと園舎の前で歩いて遊んでいたにもかかわらず、帰りの道も同じように校門の前まで歩く。
1号は自分のペースで歩けなくてパ〜ッと走っていっては戻る、を繰り替えす。そろそろかなぁ。とまた校門の前でベビーカーに乗せる。

こうやってどんどん歩く距離が伸びていくといいネェ。

? posted by Yumikoit at 08:56 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

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