1号の水腎症がわかったのは、生後1ヵ月半のとき。
午後からの発熱。
38度をこえたので、1号が生まれた大学病院に連れて行く。
幸い、そこはこの地域で一番大きな医療拠点。
尿検査にて、1時間ほどで尿路感染症の診断が下されて夜半入院。
超音波エコー検査にて両側水腎症が判明する。
他に、胸部レントゲン、髄液検査などを行う。
抗生剤を点滴投与にて、2週間程度の入院加療が必要との診断。
発熱は、抗生剤の効果あって3日目に下がる。
もひとつ抗生剤の効果で便がやまぶき色に。尿量も増えたのでオムツかぶれが始まる。これはアンダーム軟膏を処方される。
入院5日目。超音波エコー検査と腎シンチ検査。
水腎症だけでなく、尿管まで延びて腫れている「水尿管症」の状態。
腎シンチにて、若干の腎機能低下が認められる。
入院15日目。尿管逆流があるかどうかの検査。尿管造影検査っていうのかな?
尿は膀胱から正常に流れている一方で、腎臓側へ逆流している尿も認められる。
いわゆる「膀胱尿管逆流症」である。
水腎症は、その症状の重さによって5段階に分かれるが、1号のものは中程度の3。
膀胱尿管逆流症も、1号のそれは中程度と診断される。
男子の場合、こういった泌尿器の障害は、1歳くらいまでに自然に治る可能性もあるとのこと。
しばらく予防内服として抗生剤を経口投与して経過を観察することとなる。
入院15日目。再度 超音波エコー検査。やはり両腎盂および両方の尿管が腫れていることを確認。
両側に水腎症、および水尿管症の診断となる。
入院後16日目にして退院。今後は投薬の関係もあり、しばらくは2週間ごとの通院。
生後2ヶ月を目前に控えた日だった。
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