2回目の入院は、なかなかスリリングに始まる。
発熱のためぐったりしてなかなかおっぱいに吸い付けない。
時間を見てあげてみるが、飲みたくないのか。
たくさん飲めたと思うと吐く、という調子。
週末だったので飼猫氏に付き添いを頼んで帰宅するが、飼猫氏も苦労したようだ。
そろそろ人の顔も認知できるようになり、父親ではだめだったようで。
具合が悪いこともあって、泣きづめで哺乳瓶はいや、眠いのに眠れないと、飼猫氏は昼間抱っこしづめで腰を痛めてしまう。
こんな状況にならないように、ミルクを普段から与えていたのにねぇ。と苦笑。
この状況は2日くらいで落ち着いて、熱が下がった後はだいぶよくなったが。
熱は翌日には下がり、母乳も飲みやすいように搾乳してあげたりするなどしてようやく飲むようになる。
入院後7日目。腎シンチ検査。
検査に立ち合わせてもらう。授乳のあと導眠剤を入れて更に直母。
熟睡してくれたけど、検査時間が遅れて結局検査の真っ最中に起きてしまう。
検査の担当の人の一人が、1号の上で手足を抑えてくれてようやく検査終了。
数日後の泌尿器科外来にて、状態の説明あり。
水腎症、水尿管症。尿管の拡張は、8mmくらい。
膀胱尿管逆流の程度も中程度。
個々に見れば、経過観察のレベルであるが、今回は抗生剤を予防内服している間に起きた尿路感染症なので、次に再発した場合には、逆流を治す手術が必要だろう。
話は前後して入院6日目。
尿からごく少量のMRSA検出。血液の方はまだ未検出ということでホッとする。
まだ年齢的に小さいし、発症しないことを祈る。
まずは手洗い励行。同室の他の赤ちゃんを抱っこしないように注意することにする。うつしたらいやだもんネェ。
尿路感染症の経過は順調で、前回と同じく点滴による抗生剤投与により、2週間で全快。
文化の日の前日に、退院となる。
生後4ヶ月と3日の日だった。
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