夏のレプリカ

夏のレプリカ

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 1998.01
価格  ¥ 819(¥ 780)
ISBN  4061820001
★★★☆☆
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S&Mシリーズ第7弾。
前作の「幻惑の死と使途」と時間的に同時期にあり、それゆえ前作は奇数章のみ、こちらは偶数章のみで話が進む。

前作の第1章で萌絵と再開した親友の杜絵がこちらのストーリーの中心に来る。
杜絵が実家に帰ると、出迎えてくれるはずの両親と姉がいない。ずっと部屋に閉じこもる盲目の義兄もノックに応えない…なぜ?

前半は犀川は勿論 萌絵もあまり出てこない。
ただ萌絵の叔母や、愛知県警の鵜飼といったレギュラー陣がニアミスでなんどか出てくる。その感触が楽しい。

後半になり、萌絵と杜絵のやり取りからどんどん謎の中核へと入っていくあたりはなかなか読ませる。
今回は、今までのようなハイテクな仕掛けもなければ理屈っぽいレトリックもなかった気がする。
しかしなぜかその分、犯人の動機も描ききれていないような気がする。

まぁ、もともとこのシリーズは動機を描くためのミステリじゃないもんな。と自分を納得させる。

? posted by Yumikoit at 04:30 pm pingTrackBack [0]

お歌うたって!

飼猫氏が2号を洗い終わると、私は2号と一緒に風呂を出る。
2号に服を着せて水を飲ませてから、先に布団に入れる。

だが2号はまだ寝たくない。
大体において明かりを消さないと寝ないやつだ。
脱走して寝室内の絵本棚をあさりまわり、うろうろする。
絵本を取り出してもってくるが読もうと手に取るとおもちゃを取られるのが悔しいのと同じで、私の手から取り上げて持っていってしまう。
自分でめくるのは大好き。

1号が飼猫氏と一緒に風呂を出てきて、飼猫氏に絵本を読んでもらう。
読み終わると明かりを消すが、豆電球はつけておくので2号はまだ本当は寝たくない。
「うう〜うう〜」と大騒ぎ。
仕方ないので私の腹の上に乗せて布団の中で抱いた上体で低い声で歌を歌う。
「うう〜」
というのが止んでしばらく聴き入るようだ。

歌は何でもいいが、途中でやめるとすぐに
「うう〜うう〜」
と2号のツッコミが入る。
際限なく歌う。

1号が寝てから豆電球を消すと、まもなく2号は寝に入る。
まぁ、今日は豆電球を消す前に2号が寝てくれた。
あ、よかった。


…そういえば1号も小さいころ、よくこうやって歌を歌ったな。
1号の時には気に入らない歌を歌いだすと都度
「うう!」
と拒否のツッコミが入ったものだ。
あやつは主に「ぞうさん」〜後期には「七つの子」で寝入るのが好きだったなぁ。とふと思い出した。

? posted by Yumikoit at 10:32 pm pingTrackBack [0]

 

あなたの超能力を測定します

測定できるほど超能力があったとしたら、あなたは何に使います?
http://shaka.web.infoseek.co.jp/esp/Link

? posted by Yumikoit at 11:14 am pingTrackBack [0]

2号の食事

2号は食事の意味がわかっているらしく
「ごはんだよ〜。搭乗!」
と号令をかけると自分でベビー椅子によじ登る。

「いただきます」も一応手を合わせる。
一応、自分の「ごちそうさま」までは椅子から降りてはいけないと判っているらしい。椅子の上にはよく立つけど。

フォークやスプーンは、ここ数日、だいぶ使いたいらしくて偶然うまくすくえたりすると嬉々として口に運ぶ。
手づかみでも食べるけど、1号の離乳時期のように手づかみできるメニューをわざわざ並べたりしていないので、炒め物のべたべたする感触を嫌がるのか、皿の上でこねていたり、皿の横に広げたりする場合も多い。、
え〜いっ。お前はネコかっ。

でもま、だいぶ食事光景は平和になってきた。よきかな。

? posted by Yumikoit at 09:32 pm pingTrackBack [0]

 

みけねこキャラコ

みけねこキャラコ

どいかや作・絵

出版社 偕成社
発売日 1998.11
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4032049505
★★★★★
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星5つなのは、単に私が面白いと思ったからだったりします。

ホンワカした色鉛筆な絵。
キャラコは、ちょっと見には白と黒の猫。でもホントは三毛猫なんです。
茶色い色の毛はどこ?って?
え〜とね。左手をあげた脇の下の、ほら、ここんとこ。
ちっちゃいでしょ。
だから挨拶する時には、必ずこう、左手をあげて
「私、三毛猫のキャラコよ」
って挨拶するの。
キャラコはどうしても茶色のところの色がもっと大きくなってほしいと思っている。
だから、色々試してみる。茶色の紙をのっけてみたり、色を塗ってみたり…

とこんな感じの絵本。

1号に読んで聞かせながら
「あんたの大事なほくろを、見せてくれる時の顔にそっくりだね」
と言ったら
「ぼく、大きくなってほくろがなくなっちゃったら、キャラコみたいに丸く描くんだ!」
だって。

? posted by Yumikoit at 09:08 pm pingTrackBack [0]

 

残像

残像

三浦綾子著

出版社 集英社
発売日 1986
価格  ¥ 750(¥ 714)
ISBN  4087500772
★★★★☆
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読み終わって「こんな終わり方をするのか…」とちょっとため息。

始まりは、長兄のところに一人の女性が訪ねてくる。
女性のおなかの中には長兄の子供がいるという。
常からお金のことしかいわず、冷酷な性格の兄が突っぱねる。
まもなく女性は身投げして亡くなってしまい、それを主人公である妹は非常に気をいためるところから話は始まる。

世間体を非常に気にする中学校校長の父。
無感動で何事にも動じない母。
冷酷でお金に汚い長兄と、誰も傷つけたくない気弱な銀行員の次兄。清純そのもの?の妹 弘子。
気が強く、なんでもずばずばといっては相手の反応を楽しむ隣家の女性には、長兄が思いを寄せるがはねつけられる。

妹を身篭らされ、捨てられて 主人公の長兄を恨む治の行動と、主人公弘子と治の父との交流が話の軸になっている。

弘子の家族たちは、この後どんな生活・人生を歩むことになるのだろうか。
ラストシーンの長兄の様子が空恐ろしく、考え込まされた本だった。

? posted by Yumikoit at 04:36 pm pingTrackBack [0]

…ここ、どこ???

うっすらと雪が積もり、朝から道路は解けかけた雪の部分とうっすらとした圧雪の部分に。
ふむ。もっと大荒れかとおもっていたのに意外とたいしたことない。

1号はそれでも雪が嬉しいらしく、一気に駆けていく。
どてっ。
おお。見事な転びっぷり。
しかし顔面をぶつけたわけでもないし、たいしたことないや、とゆっくりと歩み寄ってしゃがみ、覗き込む。

「…ここ。どこ??」
ってお前、頭打ったわけでもあるまい。

「きみ、だれ?」
「1号くん」
「いまどこに行くところ?」
「よーちえん」
「ここ、どこ?」
「ようちえん行くとちゅう」

わかってんじゃん。

リセットボタンを押したあとのように途端に元気になり、また駆けていきました。
だから転ぶって。

? posted by Yumikoit at 09:33 pm commentComment [1] pingTrackBack [0]

 

おとうさん おとうさん

おとうさん おとうさん

村上勉作

出版社 あかね書房
発売日 1997.02
価格  ¥ 998(¥ 950)
ISBN  425100423X
★★★★☆
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動物のキャラクターで、お仕事をしている風景の父親像と、家での父親像を対比させる絵本。

最初は猫の魚屋さん。
ページをめくると、子猫たちを抱き上げ、まとわりつかせている猫のお父さん。という感じ。

ニマニマと1号は嬉しそう。
以前飼猫氏の会社についていったときのことを思い出したかな?

? posted by Yumikoit at 09:16 pm pingTrackBack [0]

最近口が達者になってきて…

幼稚園でも喧嘩などはあるらしいが、先週は
「ばか!」
と言われて
「バカ!」
とかえしていたらしいが、今日は
「バカっていうな!」
と言い返したらしい。ふむ。進化しているようだ。

今日も帰ってきてから色々独り言を言いながら、ミニカーで遊んでいる。
ふと聞いていると
「いいケツしてんな」
…そ、それはミニカーに向かって言ってるんですか???
どこで覚えました????そういう台詞…?????

? posted by Yumikoit at 10:35 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

 

1号 - 0歳10ヵ月

初めての帰省。
ただし、今回は飼猫氏の実家のみ。私の実家の方は兄一家&兄嫁ご両親の帰省が重なってしまったため、会食のみ。
 
最大の懸念は、5時間に及ぶ長距離ドライブ。
おもちゃをたくさん持ち込み、100円ショップで目新しいおもちゃも2,3用意して臨む。
多少ぐずったが、うまい具合に寝てくれたことと起きているところではパーキングエリアなどで気分転換させたので、思ったよりも快調に田舎に到着。
 
現地では場所見知りすることも特になく、夜も十分寝れたみたい。
まぁ添い寝さえすりゃねる子だもんな。そういう意味では外泊の心配もあまりない子だ。
 
今回の帰省の最大のテーマは、私の甥っ子 つまり従弟との初対面と、飼猫氏の祖母つまり曾祖母へのご挨拶。
曾祖母はもうほぼ寝たきりで、飼猫氏のこともあまりわからなかったらしかったが、義父と飼猫氏が並んで
「おばーちゃん。これが、飼猫氏の息子だよ」
と挨拶させると、曾孫だとわかったらしくうんうん、とうなずいていた。
びっくりしたのは、1号が物怖じすることなく、曾祖母の手をとり、お顔にキスしたこと。
やっぱり血のつながりというか、判ったのかしら。
 
甥っ子との対面は、松島で一緒にご飯を食べることで果たした。
兄嫁のご両親と、私の実家、兄一家と一緒に会食。
6ヶ月違いの従弟。対面させると1号はとても喜んで、右から左から従弟の顔を覗き込む。
「こんにちは、ぼくの方がちょっとお兄ちゃんだよ」
って言ってたのかな。
帰りには仙台港でタンカーを見せ、臨海公園の芝生で少し遊ばせる。
  
まずまずは好調な帰省であった。
 
帰省後、ほぼ1週間後。
帰省期間中が急に冷え込んでいたこともあってか。
風邪をひいたようで咳が続く。発熱したので病院で尿検査。結果はシロ。まぁ風邪は明らかだし。
食欲はあり、少し下痢気味だが心配のない範囲。
風邪薬をもらってくる。嫌がらずにいくらでも飲む感じ。
3日位してまた発熱。今度も尿検査はシロ。安心。
この時は、食欲が落ち、嘔吐したりもする。薬がよく効くのか寝てばかりいる。
体調が戻るとこちらも嬉しい。
  
10ヶ月中ごろから、拍手や万歳をするようになる。
シンク下や米びつの引き出しを開けるようになり、あわてて防止グッズを購入。
シンク下の引き出しは、2つは空にして、1号が遊べるようにした。
 
2週間位してまた発熱。このときも尿検査の方はシロ。
翌日には収まり、元通り元気になる。
 
お友達のお母さんに
「1号くんて、身体が弱いから」
と言われてちょっとショック。最近熱出してるけど、腎臓弱いだけで別に身体が弱いわけじゃないぞ。
 
そうこうしている内に、10ヶ月の終わりに私がおたふくかぜになってしまった!
発熱。ほっぺたが笑えるくらいに腫れる。まるでダイエット広告の体験前、体験後の写真みたい。
1号にうつらないかな。心配。
身体がつらいので、トトロとかのビデオをとにかく付けっぱなしにして、1号のそばでごろごろする。
 

この時期の1号。
 拍手や万歳を覚える。

マンマンマ、ンバンバンバと発音するが、まだ意味はないらしい。
機嫌のいいときには「いえ〜いえ〜」と言っている。
 
3,4歩歩くようになる。
 
10ヶ月中旬、病院で測定。
 身長 73cm。
 体重 8.6kg

? posted by Yumikoit at 08:57 pm

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