寝室の独立

1号は暑がりだから、夜寝るときは布団の足元、窓の下に這っていってそこに長々と横たわって寝る。
2号は汗かきだから、彼がゴロゴロと転がっていって寝付いた場所は一面の汗の海。

私が寝ようと布団に行ったときに、私のところに2号が寝ていれば布団はじっとりと湿っていて寝付きにくいし、寝ている途中で1号が足元に転がってくれば蹴っ飛ばしそうで寝てられない。
おまけに夜中に私達が寝室に入っていった気配で、子ども達の眠りが浅くなったりする。
朝4時ころに「トイレ」「水」と言って起こされたり、1号なんて最近6時前から起き出す。

いい加減睡眠不足だよー。

というわけで、子どもと親の寝室を分けることを決行。
幸い、子ども達は本人達が納得していれば、子どもだけで寝付くことができる。
問題は部屋割りだけど…。まぁ子ども達は今まで寝ている、独立した和室を使うこととして。
私達はリビングの続き間になっている、洋間だな。
ここは飼猫氏のパソコンが置いてあったりして、夜中私が寝た後に飼猫氏が好き勝手しやすいようになっていたんだけど。

今までシングル1枚に2人で寝ていた子ども達に
「これからは一人1枚のお布団だねー、オトナみた〜い」
とおだてて子ども達だけで寝せてみる。
やったぁ。これでもう夜起こされることはないのね〜。

幸いに朝までぐっすりと寝た子ども達。我々も起こされることは…。
誤算。1号が朝5時半に飛び込んできた。
「おかーさ〜ん、おとーさ〜ん、朝だよ〜おきて〜」
ええい。うるさい。

しかも、今まで
「親を起こさずにそっとリビングに行って遊んでなさい」
と言い続けていたおかげで、リビングにくるなり、5時半から電車のずらっと並べて大声で歌いながら遊び始める1号。
遊んでいる気配を察してすぐに起きてくる2号。
2人でさっそく走り始める。やめぃ!

あああ。いいのか悪いのか。いや、これもひとつの成長だと…思おう。

? posted by Yumikoit at 08:15 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

せんきょ

さて、総選挙。

今日は4時から町内会のゴミ出しに対する説明もあるので、ちょっと本屋に行って3時前に帰ってくる。ねみー。
ちょっとゴロゴロと横になって、3:50くらいから1号を連れてゴミステーションに行く。
ネットをかけてもカラスに荒らされるので、ゴミ出し用のボックスを新しく設置するとのこと。
1号よ、ちゃんと見といてね。明日からこういうボックスになるからさ。

ついでに選挙の会場に行く。
「雨降ってるからここで選挙?」
って、別に晴れてたって体育館だってば。

ちょいちょいと記入して、1号に投票箱に入れてもらう。

しかし5歳児には選挙って何か、理解できんだろうな。と思いながらふと教えてみる。
 さっきさぁ。町内会の人たちが、ゴミステーションの場所の話とか何とかで、市に相談したりお願いすることについて話してたでしょう。
市や国にはねぇ。みんなのために色々相談して決める人がいてさぁ。
その人たちは、こうやってみんなで選ぶんだよ。
国の議院の人たちはねぇ。あんたの好きな北陸新幹線の計画の話とか、難しい病気の子の治療費を出してあげようとか、郵便局の仕組みを変えて会社にしようとか、そんなこと相談して決めてるのよねー。

みたいな話をしてみる。

ふーん。と聞いていた1号だったが、むしろたまたま後ろから来た年配の女性の方が感心してくれて
「ウチも孫が知りたがりでねー。ずっとなんで、なんで、って訊いてきて困るわー」
と言っていた。

帰ってみると2号がお昼寝中。2号がお昼寝から起きるのを待って、飼猫氏が2号を連れて選挙にお出かけ。ご苦労様。

? posted by Yumikoit at 08:37 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

ブルドックとんかつソースを使うのは

突然だが、私も飼猫氏も、とんかつやコロッケにかけるソースはブルドック印のとんかつソースで育っている。
だから、金沢に引っ越してきたときに近所のスーパーやジャスコでブルドックとんかつソースがないのが非常に辛かった。
まぁ私は、自分が選ぶ立場だから
「カゴメでもいいか」
と思えるのだが、飼猫氏の方はそうはいかないらしい。
前回の東京出張の折もお土産にとんかつソースの大瓶を2本下げて帰って来たりして、本人なりに努力しているのである。

今日の夜ご飯はコロッケを買ってきたので飼猫氏と
「そういえばこの辺で売ってるのをやっと見つけたのは、東京ストアだけだっけ?」
「あれ。サティにあったのは?」
「ありゃ〜中ビンだけっしょ」
という会話を交わしていた。

会話に加わりたいらしい1号が
「なになになに〜???」
と訊いてきたので上記のような話をしてやる。
「東北の人はブルドックだと思うんだけどねぇ」
というと
「じゃあ、ブルル公爵のとんかつソースは、東北新幹線と秋田新幹線と山形新幹線と、上越長野新幹線の人しか食べないの?」
と言い出した。

日本地図を大まかに理解しだしたのはよく判った。
しかし地方分けせずにすべて新幹線の線路だけで表現するのは止めろって。

? posted by Yumikoit at 09:19 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

はしれ江ノ電ひかりのなかへ

はしれ江ノ電ひかりのなかへ

金子 章作 / 渡辺 有一絵
PHP研究所 (1999.10)
ISBN : 4569681980
価格 : ¥1,365

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今年の24時間テレビ内でのスペシャルドラマ「小さな運転士 最後の夢Link 」の原作本。
重い心臓病で余命いくばくもない主人公。
将来の夢「江ノ電の運転手になりたい」をかなえるために、ボランティア団体の助けを借りて、特別に江ノ電の運転席に乗り込む…。

ドラマでは、少年の夢をかなえるために江ノ電の職員、運転手達が運転規則集やいろいろな運輸省の規則などを読み返しては、彼を運転席に乗せるために問題はないか、正規の時刻表に無理をかけることなく少年を運転席に乗せることは出来ないか、何度も検討する様子が非常に印象的だった。

こちらは絵本で、そういった難しいことは一切描かれていないが、それでも叶わない夢を強く願い、そして思いもかけず叶った夢を抱いて旅立っていく一人の少年の姿が描かれている。

? posted by Yumikoit at 09:16 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

 

妻は多重人格者

妻は多重人格者花田 深著
創美社 (2004.10)
ISBN : 4420310081
価格 : ¥1,680
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そういやあまり、日本の多重人格物は読んだことがなかった。
多重人格の起こりうるような極端な虐待やカルト下のような極度のストレス、それらに気づかないような隣近所づきあいのないような閉鎖された社会。そういったものが日本とは無関係であると思いたかったのかもしれない。

でも、日本でも起こってるんだよね。確実に。

これは
 ・妻の多重人格に気づいた夫が劇映画や記録映画といった業界に働いていたことから、こういった形での体験記の発表が比較的容易であったこと
 ・多重人格に気づくのが40歳と比較的遅かったこと
 ・妻が会社を興しており、多くの金額を扱いうる立場であったこと
 ・夫の気づかぬうちに妻が何度も借金を繰り返しており、多重債務者であったこと
という意味で多重人格という扱いにくい問題以外にもこういった書籍で読むことが出来るに足るいくつかの要因がある。

多重債務。しかも多重人格によって何度も借金を重ねるために、自己破産すら容易なことではない。
妻が大金を持っていたり大金を動かしうる立場であったため、気づくのが遅れたともいえる。

そして、著者でもある夫が今まで多重人格に関する書籍などを多く読んでいた。妻の多重人格をなかなか信じられなくても、予備知識があるとないのとでははるかに違う。多分、これは最もよかったこと。

こういったノンフィクションを発表する上で、彼女自身と家族に降りかかる偏見や差別といったものにこれから立ち向かうことは容易ではないだろうが。でも家族の絆があれば。夫の理解があるのだから。
そして帰るところは、家族以外にない、彼らだから、きっと乗り越えていけるだろう。

? posted by Yumikoit at 08:50 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

オープンハウス

今日は1号が通っている幼稚園で、オープンハウス。
ま、入園希望者のための見学会&説明会ってところかな。

1号の時だったらドキドキだったろうけど、既に1号も入ってるし、2号もここだろうと思ってるからこちらも気楽なもん。
2号もいつものプレクラスのノリでやりたい放題。
勝手に2階に登っていってトランポリンしたり。

少し長く感じる自由遊びの後に今日一日の流れの説明と、出席。
いつも大体1番か2番に呼ばれる2号。いつもは朝ついた順だからねぇ。
でも今日は、生年月日順らしい。11月生まれの2号は、なかなか呼ばれずにオロオロしている。んぷぷぷぷ。
名前を呼ばれると、先生からこれから使うチケットを貰う。
チケットには、年長組のたどたどしい文字でゲームなどの名前が書いてある。
これをもって、これからホールに行くわけ。

最初に年長組お手製のリンゴケーキを引き換えてもらってから。さて、2号何する?─ 訊くと、年中組の教室でやっているミニカー遊びがしたいと言う。やっぱりねぇ。
チケットとミニカーを引き換えてもらって年中組のクラスに入ると。やっぱりねぇ。1号がいるよ。

H字ブロックを組み合わせて教室いっぱいに作った道路。町。
そういや昨日も一昨日も、1号に
「今日幼稚園で何した?」
と訊くと
「ブロックで街を作った!」
と言っていたっけ。
先生が横から
「この一番大きなビルは、1号くんが作ったんですよ」
と言う。<先生。どっちが主役のイベントかわからないコメントです:D

さっそく大喜びで遊び始める2号。
他にもボーリングだの玉入れだのあったみたいだけど、他の遊びなんて見向きもしない。

運動会で踊る予定のミッキーマウスマーチのダンス。
年長組がステージで踊る。2号も登りたい。
プレクラスで知っている子は、一緒に踊っている。2号もね。

おやつの時間を使って、保護者だけ別室に集めて幼稚園生活の説明。まぁこれは1号の時の経験をふまえればフムフム、と勝手知ったる内容だけれども、いきなりお母さんを離された子ども達が泣いて1人2人泣きながら入ってくる。まぁ2号は大丈夫。

給食の試食は、2号はぐいぐい食べる。大人盛り1人前なんだけどご飯少ししか私の口に入らないよー。と嘆いていたら、先生がご飯と副菜だけお代わりしてくれた。帰ってからもう一度自分の分だけご飯を作るつもりでいたからちょっとラッキィ。

最後に解散後も、園庭でびっちり遊んだ2号。楽しくてよかったねぇ。

? posted by Yumikoit at 06:30 pm pingTrackBack [0]

早く寝ちゃう理由

夏休み頃から、子ども達がやたら早く寝る。
6時前後に夕ご飯を食べはじめて、半分食べ終わった頃には1号がもう眠くてふらふらで、大体食べ終わる頃には
「ボクもうねる」
と着替えずにトイレだけいって布団に寝っ転がってしまう。
それを見ていると眠気を誘われるのか、2号も大抵夜ご飯が終わるなり寝てしまう。

おかげで夏休み中、寝る前の絵本は読まないし、歯磨きもいい加減だし、風呂も入ったり入らなかったりで。
まぁ歯磨きもそれがあるから朝も磨くんだし、風呂も連日入らないときには夕飯の前、日の高いうちに入れちゃう。
問題は絵本だなぁ。夕飯の前に読むシステムにするか。
そうすると夕方のおもちゃを片付ける時間を、30分前倒しにして…。

どんどん生活のリズムが変化しているいとう家である。

今日もそんなこんなで5時に友だちが帰り、おもちゃを片付けて絵本を読んでいる横で芋を煮て。風呂に入れて、夜ご飯の支度をしている間だけ、DVDを見ると言う。
ううむ。夜ご飯の時間が6時半。これだと1号が寝そうだ。
案の定、半分食べたところで力尽きる1号。

─ 待て待て。今布団を敷いてやるから、その間にトイレに行って歯を磨いてこい。
戻ってきた1号にふと
「最近、早く眠くなっちゃうね」
と言うと
「うん。ボク、最近早起きでしょう。だからその分早く眠くなっちゃうんだ」
─ ちょぉっとぉ!まてぇぇぇ。

確かに夏休みからこっち、1号は5時半とか6時とかから起き出している。土曜とか日曜は6時過ぎから時計を何度もチェックして、7時になるなりテレビをつけに行く周到さだ。
でも平日は起きても7時回らないと絶対に着替えようとしないし、別段用意が早く済むわけでもない。
いや。それだけじゃなくて。

お願いだから。早く起きるのはいいから。親を起こすのだけは止めてくれ。
起きるのはいいから、そのまま布団の中で枕をトントンかさかさ叩いて音を出したりごろごろして突っ込んできたり、私の足や腕を撫で回して起こすのは止めてくれ〜!!!!!おかげでこっちが寝不足なんだよっ。

? posted by Yumikoit at 09:01 pm pingTrackBack [0]

1号の小さな挫折。

ゴミだし当番の1号。

夏休み中は調子よく行っていたが、月曜日、雨天。
「雨が降っている日は、お母さんが行って」
ふむ。やっぱりそうきたか。行ってやる。

今日、台風。行ってやらなくちゃいけないかねぇ。
でも雨は降っていない。風もそんなに強くないかな。
1号しばらく考えて
「行ってみる」
そうか。頑張って行ってこいよ。
2号も「ボクも行きたぁぃ」と駄々をこねている。
ええい、お前の仕事はリビングに新聞運ぶことだろっ。

1号を送り出して家の中の窓を開ける。
途端に部屋に吹き込む風。─ しまった。この風の強さだと1号は怖がるわ。

追いかけようと玄関を開けると、ゴミを下げたままの1号。
「やっぱり風が強すぎるよー」

ま、強い風を特別怖がる1号だから仕方ない。
ゴミを下げて外に出ると、ちょうど二階に住んでいるTさんがベランダに干した洗濯物を取り込んでいる最中だった。
挨拶をすると
「さっきまで風が弱かったのにねぇ。これじゃ外に怖くて干せないわ」
うんうん。そうだよねぇ。ちょっと前だったら1号にだって持っていけたかもしれないけどねぇ。

さて、明日はまたゴミの日。1号、行けるのか!?

? posted by Yumikoit at 08:26 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

こすずめのぼうけん

こすずめのぼうけん

ルース・エインズワース 作 / 石井 桃子 訳 / 堀内 誠一 画
福音館書店 (2002.1)
ISBN : 4834005267
価格 : ¥840

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お母さんスズメには「向こうに見える塀まで」と言われたのに、ついつい自意識過剰になってもう少し遠くまで冒険…に出かけちゃったこすずめ。
飛び立つことを覚えたばかりなのにね。

あんまり遠くまで来ちゃって、疲れちゃうし翼は痛くなるし…どこかで休みたいのに。
行き着く先ごとにとっても丁寧に
「あの、すみませんが、なかへはいって、やすませていただいていいでしょうか」
というこすずめが可愛い。
1号だってこんな丁寧な言葉遣い、知らんぞ。
お母さんスズメの教育が行き届いているんだねぇ。

でも、都度
「おまえはわたしとは違うから」
と拒否される。

すごく丁寧に
「いいえ。ぼく ちゅん ちゅん ちゅんってしかいえないんです」
という口調がとっても可愛い。

自分の属する世界。なんだなぁ。

? posted by Yumikoit at 06:39 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

「まんが日本昔ばなし」ゴールデン復活

ふっふっふ。
「まんが日本昔ばなし」ゴールデン復活Link
結構楽しみ。

? posted by Yumikoit at 05:53 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

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