ルース・エインズワース 作 / 石井 桃子 訳 / 堀内 誠一 画
福音館書店 (2002.1)
ISBN : 4834005267
価格 : ¥840
お母さんスズメには「向こうに見える塀まで」と言われたのに、ついつい自意識過剰になってもう少し遠くまで冒険…に出かけちゃったこすずめ。
飛び立つことを覚えたばかりなのにね。
あんまり遠くまで来ちゃって、疲れちゃうし翼は痛くなるし…どこかで休みたいのに。
行き着く先ごとにとっても丁寧に
「あの、すみませんが、なかへはいって、やすませていただいていいでしょうか」
というこすずめが可愛い。
1号だってこんな丁寧な言葉遣い、知らんぞ。
お母さんスズメの教育が行き届いているんだねぇ。
でも、都度
「おまえはわたしとは違うから」
と拒否される。
すごく丁寧に
「いいえ。ぼく ちゅん ちゅん ちゅんってしかいえないんです」
という口調がとっても可愛い。
自分の属する世界。なんだなぁ。
この記事に対するコメント[2件]
1. サーコ — June 2, 2006 @20:42:08
幼稚園教諭をしているサーコです!
この度、ブログで「こすずめのぼうけん」の記事を書いていたら、このブログにたどり着いてTBさせて頂きました!
これからも、素敵な絵本を教えて下さいね!
Yumikoit June 5, 2006 @22:57:58
ウチはここのところ「絵本箱」の更新が滞っておりますが、1号は今は吉田遠志のアフリカシリーズにハマっているようです。今日も2冊読まされて、続きを借りたいと図書館の予約をせがまれました。
…更新すりゃいいんですけどね。
こちらこそ色々絵本を教えてくださいませ。
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