言葉の意味。

ここ数ヶ月、言葉の意味に興味を寄せている1号。
「デカレンジャーのデカってなぁに?」
デカってのは、刑事さんのことだな。
「レンジャーは???」
戦隊ってことだよ。<ちょっといい加減に言ってみる。

自分の名前の由来とか、2号の名前の由来とかも知りたがる。
しかし、どこで切っていいかわからない言葉も多いらしい。

「お母さん。オカってなぁに?」
オカ。丘かな。
岡、エースを狙え!じゃないよね。

山ほど大きくなくて、でもこんもりと盛り上がっている地形のことだね。
「じゃあ、サンってなぁに?」
サン…何のことだろう。お日さまのことかな?いやいや…考え込む。
…はた。
「1号。おかあさん、は "おか" と "さん" で区切るんじゃないんだよ。
 "お" と "かあさん" なんだよ」

今朝は起きてすぐに
「お母さん。ウルってなぁに?」
ウル?売る?得る?ウル???…あ、そうか。今日は土曜日だ。
「…1号。ウルトラマン、は "トラを売る人" じゃないよ。ウルトラ は すごい、とかスペシャル、とかそういう意味」
「じゃあ、マンは???」
「マンは男の人、だね」

? posted by Yumikoit at 03:44 pm commentComment [5] pingTrackBack [0]

水のみ

よく駅のホームとかにある、四角い柱状になっていて、上からピュー、と放物線を描いて水が出てくるあの水飲み器。
2号を連れてよく保険センター内にある児童館に行くんだけど、そこの1階に水飲み器がおいてある。児童館からの帰りがけに、2号が飲みたがるわけ。

図書館の自動コーナーに置いてあるのとは違い、大人向けのサイズで高さも高いこの水飲み器。
「おいじゅおむー!」<お水飲む!
と駆け寄って、水を出すボタンを、自信満々で押す2号。
しかし出てくる水を見上げなくてはいけない。
…う〜む。考え込んでいる。くすくす。
もう一度。
ぴゅ〜。
やっぱり出てきた水を見上げている。2号、飲みたい。

あんまり見物しているだけもナンなので、2号を抱き上げて飲める高さにしてやる。
水を出すボタンは、かなり大きくて側面にあるので、抱き上げた子どもにも押しやすい。

さて。
2号は慎重に、水が出てくるノズルの近くまで顔を寄せて。ボタンを押す。
ぴゅ〜。
思わず目をつぶる2号。
顔を寄せすぎて、思いっきり顔に水がかかる。
んぷぷぷぷ。やると思っていたらやっぱりやりましたな。

あわてて顔を上げる2号。ボタンから手を離したので、水が止まる。
今度は慎重に、慎重に。ゆっくりと考えながら顔の位置を調整している様子。この高さかな、もう少し低くないと、水を口で受け止められなかいも知れない。段々アタマの位置が低くなる。考えてることがわかるなぁ。

…せの。ボタンを押す。
ぴゅー。あきゃ!
やっぱり顔面で水を受け止める2号。ぶあっはっはっは!!!!!

? posted by Yumikoit at 10:27 pm pingTrackBack [0]

 

たろうのひっこし

たろうのひっこし

村山桂子さく・堀内誠一え

出版社 福音館書店
発売日 1985.02
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4834001377
★★★★☆
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幼稚園くらいの子が、「僕の部屋が欲しいなぁ」って言ったらどうしようか。
現実問題としてそんな部屋を用意したところで、おもちゃの収納部屋になっちゃうか、遊んでいる様子がわからなくてしじゅう様子を見に行っちゃうのがオチ。
家が狭いという現実的な問題もあるけれども、我が家はだから、リビングにおもちゃを収納して、リビングにつながっている部屋で遊ばせるのがいつものパターン。

そういや「ぽっかぽか」では子どものベッドが、あすかの部屋っていうくだりがあったよね。

自分の部屋が欲しかったたろうくんは、お母さんから一巻きの小さなじゅうたんを貰う。多分1畳か2畳分のじゅうたんなんだろう。
まず階段の下にそれを敷く。
飼猫がやってきたので、「僕の部屋」にご招待。
でも飼猫さんは、窓のあるお部屋ならもっと素敵だよねって言う。
そこでリビングに移動して、出窓の下に「僕の部屋」を設置。

ところがこれじゃ犬さんをお部屋にご招待できない。
という訳で、今度はお庭に、お部屋がお引越し。
普通だったら、この辺からおかーさんとしては
「ちょっと!じゅうたんをお外に持ち出さないで頂戴!」
なんてストップが入りそうだけど、そこは絵本の中のお話。

今度はあひるさんが日当たりのいいところがいいわよ、と。
お庭の真ん中にじゅうたんを引きなおす。
その次は「お二階がいいわ」…。

窓のある部屋、お友達みんなを招くことのできる部屋、日当たりのいい部屋、二階のある家…。ビミョーに世の中の「家に求める理想」を反映しながら最後は花咲く木の下でみんなでお茶会!

いいよねー。お部屋のお引越しごっこがこの程度のやんちゃで済んで。
確か1号のお引越しごっこは、おもちゃ棚にある全てのおもちゃと、絵本棚にある全ての絵本を引っ張り出して、隣の部屋に全て積み上げるところから始まった。あの時は片付けるのに2時間以上かかったよ。トホホ。

? posted by Yumikoit at 10:21 pm pingTrackBack [0]

 

あふれる食欲?減退する食欲?

1号は多分、人並みの食欲の持ち主だが、よく食べる2号に比べるとどうしても小食の感が否めない。

大抵、朝ごはんはトースト。6枚切りを半分に切って、最近は蜂蜜をつけるのがお気に入り。
卵焼きは、卵1個分を2号と半分こ。
あと茹で野菜に時々ソーセージかベーコンがつく。
牛乳は沢山飲む。だから、2号と一緒に1日1本飲んでしまうことも。

これが1号の朝食の定番メニュー。

今週に入って、1号の食欲が延びてきていて、今までは食パン半枚だったのがお代わり、お代わりと1枚食べ切るようになった。
昼食の量は変わらない。食べるのが遅くて、先に遊び始める子がうらやましいので、お弁当の量ももっと少なくしてといわれる。
その代わり、おやつが欲しい。
お友達の家に行く日はそれなりに食べ放題化するけど、家の中で食べる時にはそれなりの量しか出さない。すると
「ボクまだお腹空いてるー。パン食べるぅ!」
となるわけ。

1号はおやつを食べ過ぎるとてきめん、夜ご飯を食べなくなる子なので出来れば最小限に抑えたい。でもハラ減ってると騒いでいる子をそのままにしておけないので、食パンを適当な大きさに切って与えることになる。
まぁ、痩せぎす1号だからしっかり食べられるならば食べてくれた方がいいんだけどね。

1号が食べていると2号も欲しい。
2号は比較的おやつを食べても夜ご飯が食べられる子なんだけどね。
こちらも最近食生活のリズムが変わってきているのか、1号のハラ減った攻撃で一緒にパンを食べていると、今度は夜ご飯が入らなくなる。

…というわけで、今日のおやつ。
2号のお昼がいい加減になってしまったので、2号にはまずロールパンひとつ。1号にも食パンにジャムをつけて1枚。すると2号もジャムのついたパンが欲しい。ロールパンを食べたあとなので1/4枚だけあげる。
そして黄桃の缶詰にヨーグルトをかけたもの。

夜ご飯はチャーハンとスープ。
最近食わず嫌い化が進んでいる「神経質な」1号は、スープは残してチャーハンは完食。
しかし、既にハラがいっぱいの2号は
「こぉしちゃったー」
と言って台拭きで自分の前のテーブルをくるくるチョコチョコ拭いて遊んでいて、一向に食べようとしない。
で、スープをこぼしてしまうわけ。

はぃはぃ。食べる気がないなら片付けようね。と言ってもおとなしく言う事を聞く2号ではない。
なぜならば、きちんきちんと残さずに食べれば、デザートがつくという我が家のルールがあるから。だからハラがいっぱいでも食べる気がなくても、目の前の食べ物を片付けられると2号は怒る。
そこで、一旦
「ばかもんがぁっ!お前、食べる気がなくて遊んでるからこぼすんだろうがっ!お前なんかにやる食いモンはなぃぃ!!!!」
とガツンとやっておいて、泣いている間に片付ける。

これでやっと、食べる気のない子に1時間も付き合う愚を犯さずに済むというものだ。

? posted by Yumikoit at 07:10 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

おしりぺんぺん!

1号が言った。
「おしりぺんぺん の、ぺんぺんって、なんのこと〜?」
う〜ん。我が家ではお尻叩かないからな。
 <私は主にアタマかほっぺたを叩く。<それでいいのか!?

ぺんぺんってね。悪いことして、お母さんやお父さんにお尻たたかれる時の音のことだね。
と言うと、ふむ。という様子の1号。どこでそんなこと覚えてきたのかしらね。

ふと気がつくと、「おかあさんといっしょ」の今月の歌「おしりふりふり」の歌にあわせて
 ♪おしりぺんぺん!おしりぺんぺん!
と歌っている。そして、それを聞いて大喜びの2号が
「お尻ぺんぺんして!」
と1号にねだっている。おぃおぃ!

そして、2号が半分オムツをずらしたところを、これまたいい音を立てて叩いてやる1号。

2号の将来にひどい不安を感じるよ。

? posted by Yumikoit at 07:49 pm commentComment [5] pingTrackBack [0]

パンドラの娘

パンドラの娘

藤本ひとみ著

出版社 講談社
発売日 2002.03
価格  ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN  4062111462
かわいらしい表紙。メルヒェンティックで、藤本ひとみの著作というから期待させる。
その実は主に女性の生き方について綴ったエッセイ。

ヨーロッパの歴史に詳しい彼女ならではの、ヨーロッパの現代トイレ事情から始まる。私も以前、トイレと排便にまつわる本Link を読んだことがあるからわかる。
日本では考えられないルーズさ。
その裏側にも藤本ひとみらしい考察が光る。
でも勿論、それだけで一冊ではなく。

ダイヤ。ギロチン。チョコレートや結婚式。そして化粧。薔薇の花。などなど。

中世のヨーロッパ文化にさりげなく絡ませながら、友人とのやり取りをばっさりばっさりと披露していく。その中に、現代女性の生き方が垣間見える。

ストーカー化した恋人との怒りを、買い集めた高価なダイヤをわしづかみにする行為で発散する女性。職場のちょっといいなと心ひそかに男性に「ギロチン女」と呼ばれた女性。藤本ひとみ氏本人はチョコレートフリークで、毎日板チョコに換算すると2〜3枚分は食べないと気が治まらないらしい。ブランド品を買いあさる友だち。毎シーズン事細かに化粧品やファッションの新製品のチェックをしてエステやその他、自分磨き(と、友達に代わって友達のファッションにもアドバイス)に余念がない女性たち。

それにしてもそんなに変わった友人がいるなんて、著者自身が吸引力になっているのか。ふふふ。

? posted by Yumikoit at 05:35 pm pingTrackBack [0]

 

ぐりこえほん グリコ絵本

タイムスリップグリコも面白かったけど、グリコのキャラメルのついた豆絵本が、2005年2月22日から全国で発売される。
世界名作 … 「あかずきんちゃん」「はだかのおうさま」「ブレーメンのおんがくたい」「シンデレラ」「おおきなかぶ」
日本昔話 … 「ももたろう」「かちかちやま」「あたまやま」「はなさかじいさん」「いっすんぼうし」
創作絵本 … 「りんごさがしめいろ」「かくれんぼどうぶつえん」「ぼくどこだ!」
図 鑑 … 「かぶとむし くわがたむしずかん」「はたらくくるまずかん」「どうぶつずかん」

我が家の場合、図鑑系が子供たちは喜ぶかな。
う〜ん、結構好きかも。

? posted by Yumikoit at 05:31 pm commentComment [8] pingTrackBack [0]

 

ショーボーシャは、横暴車。

2号が気持ちよく、トミカの歌を歌っている。
 ♪ぱほかー。ばんぷー。おうぼうしゃー。
 ♪はたらーくくるーまー。それゆーけ しゅつーどー!

面白いので、つい一緒に歌ってみる。
 ♪パトカーダンプー。横暴シャー。

2号の抗議。
「ちがう!おーぼーひゃー!」
そうだよね。おうぼうしゃ。だよね。横暴車。
「ちがうー。おーぼーしゃー!」
だから横暴車でしょう?おっおおぼうしゃー。おうぼう!おおぼうしゃー!
「ちがーう!」

いっひっひ。正解は、消防車だね。<いぢわる母:P

? posted by Yumikoit at 01:58 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

ふしぎながちょう

ふしぎながちょう

西本鶏介文・柿本幸造絵

出版社 チャイルド本社
発売日 1997
価格  ¥ 470(¥ 448)
ISBN  4805425512
★★★★☆
[AmazonLink |bk1Link ]

幼稚園で毎月貰ってくるこのシリーズも、12まで来た。あと1冊くらいでおしまいなのかなぁ。
日本・世界の昔話集であるから、これもまたイタリア・スイスの昔話。グリム童話にも「金のガチョウ」として収録されている。

主人公の少年がまず「笑わない王女さまを笑わせるから、パン3つとどうか3枚とワインを一瓶くれ」と父親に頼むシーンがあるが、そもそもその根拠が不明。
この3つがあれば王女が笑うと思っていたのか。その場合にはどんな風にして笑わせるつもりだったのか。その心積もりを訊いてみたいところ。

そうしてまで父親にねだって、一生一度の一大決心をして家を出たであろう少年も、次々とパンや銅貨、ワインをねだるお年寄りに気前よく次々とやってしまう。この老女がホントにただの老女達だったらどうするつもりだったんだろう。…というのはオトナのツッコミ(笑)

結果として老女は実は魔法を使える仙女だったのか。そしてこのおはなしの真骨頂、不思議なガチョウを貰うわけだ。

ガチョウが欲しいと思う宿屋の少女、その妹、寝巻き姿で少年の尻を追い回すのはけしからんと神父が、それを不届きと思う道すがらの金物屋が次々と「くっついて」しまい、ぞろぞろと電車ごっこのように歩く姿。

4歳児1号には、まだ
 「寝巻き姿で外を歩くのは恥ずかしい」とか
 「寝巻き姿で、うら若き女性が若い男の後ろをついて歩くなんて」とか
 「神父たるもの女性の腰を触るなんて不届き千万」とか
そういった事柄の倫理観とかなんとか、育っているわけもないがそれでもただゾロゾロと電車ごっこのように人が沸けもなく歩いている姿を想像すると、笑いがこみ上げるものがあったらしい。

かなり眠かったらしいにもかかわらず、えへえへ、と笑いながら最後まで嬉しそうに聞いていた。

? posted by Yumikoit at 10:46 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

あしたくん

ただいま、「明日」ブームの1号。
となりのトトロみたいに、あした、という言葉を正しく使っているわけじゃない。
ただ面白いので、何かというと「あした」という言葉を使って新しい言葉を作成中。

明日戦隊、アシタレンジャーに始まり。
機関車アシタ。アシタ園。あしたちんちん<トホホホ(TT)

昨日は自分の傍らを指差して
「おかあさん、あしたくん見える?」
と言う。おお。空想のお友達かい?とりあえずお付き合いで
「こんにちは。あしたくん」
と言ってみる。
こういう反応は予想外だったのか?すごく嬉しいらしい。

あしたくんは、何が好き?
「でんしゃとクルマ!」
あしたくんは何歳なの?
「えっとねー。10さい!」
随分大きな子なんだね。あしたくんは、背が大きいのかな?
「うん、とっても大きいんだよー」

ふむん。こうやって子どもの空想のお友だちも増えていくんかいな(謎)


あ。ちなみに2号の「おなかの風邪」は無事完治しました。心配してくださった皆さん、ありがとうございました。

? posted by Yumikoit at 06:19 pm commentComment [5] pingTrackBack [0]

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