よく駅のホームとかにある、四角い柱状になっていて、上からピュー、と放物線を描いて水が出てくるあの水飲み器。
2号を連れてよく保険センター内にある児童館に行くんだけど、そこの1階に水飲み器がおいてある。児童館からの帰りがけに、2号が飲みたがるわけ。
図書館の自動コーナーに置いてあるのとは違い、大人向けのサイズで高さも高いこの水飲み器。
「おいじゅおむー!」<お水飲む!
と駆け寄って、水を出すボタンを、自信満々で押す2号。
しかし出てくる水を見上げなくてはいけない。
…う〜む。考え込んでいる。くすくす。
もう一度。
ぴゅ〜。
やっぱり出てきた水を見上げている。2号、飲みたい。
あんまり見物しているだけもナンなので、2号を抱き上げて飲める高さにしてやる。
水を出すボタンは、かなり大きくて側面にあるので、抱き上げた子どもにも押しやすい。
さて。
2号は慎重に、水が出てくるノズルの近くまで顔を寄せて。ボタンを押す。
ぴゅ〜。
思わず目をつぶる2号。
顔を寄せすぎて、思いっきり顔に水がかかる。
んぷぷぷぷ。やると思っていたらやっぱりやりましたな。
あわてて顔を上げる2号。ボタンから手を離したので、水が止まる。
今度は慎重に、慎重に。ゆっくりと考えながら顔の位置を調整している様子。この高さかな、もう少し低くないと、水を口で受け止められなかいも知れない。段々アタマの位置が低くなる。考えてることがわかるなぁ。
…せの。ボタンを押す。
ぴゅー。あきゃ!
やっぱり顔面で水を受け止める2号。ぶあっはっはっは!!!!!
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