出版社 スターツ出版
発売日 2003.04
価格 ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN 4883810119
続編の「最後のラブレター 」を先に読んじゃったけれども、やっぱり気になって…というか、最後のラブレター買った時には書店で本書が見つからなかった、という事情もあるんだけど、やっと見つかったので購入。
流れとしては「アジアパー伝のシリーズ 」に連なる鴨志田氏の独り言、という感じ。
サイバラと結婚生活を営む過程の…子どもとのやり取りや親族を含む一族の旅行での逸話。若いころの思い出。
受験に失敗してふらふらとした挙句に焼き鳥屋さんで働くようになるくだり。そのまま焼き鳥屋さんで修行を重ねて、地道にお店でも持っていればあるいは違う人生になっていたかもしれない。
しかしもともとの放浪癖でもあったのかもしれないなぁ。勤め先を飛び出して…サイバラと出会うまでアジアパー伝にあるような、色々なことがあったのだろう。
若い頃の思い出と家庭を持つ生活とにはさまれたのかもしれない。
何でヒトは、お酒に逃げるんだろう。
妻がいて、子どもがいて、家庭があってじゃダメなんだろうか。
時おり、鴨志田氏の文章とサイバラの1コマ漫画の世界がオーバーラップする。
その中では実は板谷氏のあほうりずむは浮いた感じ。
これはこれで別に1冊作ったほうがいいと思うんだけどなぁ。
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