ハリー・ポッターと秘密の部屋

ハリー・ポッターと秘密の部屋

J.K.ローリング作・松岡佑子訳

出版社 静山社
発売日 2000.09
価格  ¥ 1,995(¥ 1,900)
ISBN  4915512398
★★★☆☆
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ハリー・ポッター2作目。

人間界では育ての親である叔父一家に虐げられ、いじめられているハリーも魔法界に行くと一躍有名人…というのは読者からすると一種憧れる設定なのかもしれない。もう一つの人生っていうのかな。ドラマチックだよね。

2作目もまぁまぁ面白かったです。
色々な小道具が複線になっていて、ネタばれになってしまうけれども、日記とのやり取りのあたりがよかったですね。
クライマックスも。

自分ではアイドル気取りの教師ロックスミス、ハリーにあこがれて写真を撮りまくるコリン。
もっとロックスミス氏が重要な役回りをするかと思っていたら、やっぱり底の浅い人物でした。
クィディッチの試合で怪我をしたハリーの腕を、ロックスミス氏が誤って骨抜きにするシーンがなんとなく笑えました。

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病院&病院

3ヶ月に一度の通院日。
1号は前日幼稚園に行くなり
「明日、ボ〜インだからお休みなの」
と先生に言ったりして行く気満々?である。

朝一尿の採尿。
1号はらくらく。
2号は採尿パックを貼ろうとオムツを開けた途端にしてしまう。しかし、下に敷いたオムツの上に見事にしたので、周囲への被害なし。ううう。賢いやつ<違(^_^;)
しばらく採尿できないかとハラハラしたが、何度かお水を飲ませているうちにうまい具合に採尿できる。

病院についても採尿。直前尿というやつですな。
2号がなかなかでなかったが診察時にはうまい具合に採れていた。よしよし。
尿検査の結果はまぁまぁ。
2号は朝一尿はきれいだが、直前尿でケトンが少し出ているとのこと。
しかし体勢に影響はなし。ありがたい。

前回の尿検査の追加の検査では 1号が少し、カルシウムが出ているかな。
2号の尿の方は、酵素が少し出ているとのこと。
これが何を意味しているのかはよくわからん。出ないに越したことはないらしい。

帰宅した頃から2号が発熱。そういや麻疹の予防接種を受けてからちょうど1週間だ。副反応かなぁ。
大学病院に一応電話をかけた上で夕方近所の小児科に行く。もっかい尿検査したがこちらはシロ。
血液検査で白血球数が1万4千。CRPの値も高目らしい。他の症状などからアデノウイルスが疑われるらしい。ふむん。
1日に3回も尿検査をするとは。2号も物好きよのぉ。
4,5日高熱が出るかも。まぁしかたないや。

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おばけだいすき!

おばけだいすき!

きむらゆういち作・いもとようこ絵

出版社 教育画劇
発売日 1998.06
価格  ¥ 819(¥ 780)
ISBN  4774604089
★★★★☆
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12月の仕掛け絵本の8月号。

飼猫氏が1号に読んで聞かせていた。
普段は「おばけこわ〜い!」と怖がる1号。
しかし大好きな いもとようこ のイラスト。
内容は、夜寝る頃に遊びに来たお化けと友達になり、ストローのお化け花火を楽しんだり、8月のカレンダーの海の中で泳いだりして遊ぶ。

翌日、2号の寝かしつけの時にも読んでやる。
ちょうど昼間ビデオでいもとようこの「おばけなんてないさ」の歌を聴いて、怖がった2号。
「ひゅ〜どろどろどろ」の効果音が怖いらしい。
しかしこの絵本は喜んだみたい。
読み終わると
「ぅっ?」<もうおわり?(意訳)
といって残念がっていた。

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6月になったら?

1号は通常の3年保育よりも半年早く、幼稚園に入った。
今は年少さんクラスにいるけど、4月から引き続きまた年少クラスだ。

本人なりに
「ぼくはまだ3歳だから」
と納得はしているものの、イマイチ釈然としないらしい。

「今3月?もうすぐ4月?その次は?その次の次は?」
とここ数週間盛んに「月」の概念について話す。
「6月は誰の誕生日?7月は?8月は?」
「2号の誕生日は?11月?」
と誕生日の話題も盛んに口にする。

色々総合して判断するに、どうも今同じクラスのこと一緒に、4月に年中クラスに上がれなくても、6月になって4歳の誕生日が来たら、年中クラスに入ってもいいんだよ、と言って欲しいらしい。
それはないってば (^_^;)

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はじめてのおわかれ

はじめてのおわかれ

河原まり子作

出版社 佼成出版社
発売日 2003.05
価格  ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN  4333020115
★★★★☆
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飼っていたペットのウサギ、ロンが死んでしまうお話。
主人公の男の子は悲しくてならないけれども、夢の中にロンが出てきて、またいつでもあえるのだと知る。

髪の毛を切ったばかりで目がいたい、と 目を潤ませながら???1号は神妙な顔で聞いていた。
しかし意味はわかったかな。
3歳にはまだ意味が重すぎる絵本だったか。

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四季 春

四季 春

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 2003.09
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4061823337
★★★★☆
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やってしまいました(^_^;)
Vシリーズに手をつけてもいないのに、図書館で本書を見つけてつい借りてしまいました。

あらすじは言うまでもなく、「F」に出てくる天才科学者四季博士の少女時代。厳密にはミステリィ…ではありませんね。
四季博士を書きたくて書いた話って感じ。

本書を読みながら、何度も「天才ってなんだろう」と考えました。
頭がよすぎて 人間社会の善悪とは違う価値基準を持つことはあるだろうけれども。
「自由」の定義が違うといわれればそうだろうけれども、それだけではない価値観の違い。それを書きたくて書いたような四季博士。

例えば「自分は頭がいい」と思っている人たちには初対面の人に必ず相手の頭の回転速度を測るような一種のテストのような会話を吹っかける方がいますが、四季博士もまたそういうところがあります。森博嗣氏もそういうところがあるのかもしれない。
そういう人を見ると私自身は、思考速度が早いヒトだなとか 色々な話題を持っていたり薀蓄をたくさん知っていてすごいヒトだなとか、確かに思いますが。初対面のヒトを自分の尺度でしか測れないような議論の吹っかけ方をして、どこかヒトとしてのウツワの小さいヒトだなと感じることがあります。

四季博士はそういう意味で、私にとってはヒトとしてはまだまだ未熟なヒト、と感じました。
夏、秋、冬と読むにしたがってこの印象は変わるのでしょうか。

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っこ!

なにやらナン語のようなものが始まりだしたかな?2号。

1号を幼稚園に送って、家に帰ってきた時に私が「ただいまぁ」と自分で自分に行って家に入ると
「まっ」
とか言っている(ような気が)するし、抱っこして欲しくてまとわりついている時は
「ぅっこ、ぅっこ!」
と言っている気がする。

「ねぇねぇ、2号、抱っこって言えるんだよ!」
と飼猫氏の前で言わせようとすると言わない。う〜む。つまらん。
「抱っこ、だよぉ。2号」
と何度か言わせてやろうとしているうちに、ふと1号が声をかけてきた。
「ねぇ。だっこ、みたいな動物ってなんだっけ」
「そりゃ、ラッコだな」
「じゃぁ、ぎゅぅってするのは」
「そっちが抱っこ」

…といいつつ飼猫氏のひざによじ登る1号。
なんだかなぁ。

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剣の歌 ヴァイキングの物語

剣の歌 ヴァイキングの物語

ローズマリ・サトクリフ著・山本史郎訳

出版社 原書房
発売日 2002.03
価格  ¥ 2,100(¥ 2,000)
ISBN  4562034963
★★★★★
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先日借りた「ヴァイキングの誓い」がよかったので借りる気になりました。

「サトクリフオリジナル」シリーズなんてあるんですね。いわゆる大人向けのサトクリフの小説の、選集ってことなのかなぁ。
これはその6巻。サトクリフの生涯最後の作だったそうです。

時代は9世紀。北欧諸国にキリスト教の流布が始まり、ハラルド美髪王の治世が始まった頃の話。自由を求めてアイスランドなどに移民するヴァイキングの一族もいた時代の話だ。

主人公のビャルニは、ヴァイキングの一族の少年。ところが彼は一族の長が客人として招いたキリスト教の司祭と殺してしまって、5年の追放を受けてしまう。

ビャルニは商人の船で海を渡り、剣の奉仕を売る、いわゆる用心棒や職業軍人として身を立てることになる。
途中 縁ができて彼の犬となった黒犬フギンと共に。

しかし次に仕えた「木足のオヌント」ともそこの司祭との感情的トラブルが元で、それ以上いることができなくなってしまう。

サトクリフの作品は2作目だが文章が地味だが力強く語りかけてくる。
若い頃割と好きだったあずみ椋のヴァイキング物のコミックや谷口幸男の訳本などでかなり好きな時代を扱ったモチーフ、というのも、作品に入りやすかった要因だと思う。

最後の1/3ほどで出てくる男装の少女アンガランドが可愛らしい。気が強く薬草に通じている。

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夢の果て

夢の果て

北原文野著

出版社 早川書房
★★★★★
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全3巻。

放射能で地上には住めなくなった未来社会が舞台。この社会では超能力者は「P」と呼ばれて社会秩序を乱すものとして排除されている。
スロウは「P」というものが何か知らないような小さいころに人の心が読めることに気付き、無邪気にそれを母親に打ち明けてしまう。母親はふとしたことから連行された「P」はそのほとんどが殺されてしまうことを知り、息子の将来を案じて無理心中を図るが、スロウは生き延びてしまう。
スロウが「P」だとばれないまま、母親の親友ヤンに引き取られることになる。
ヤンは「P」を恐れない、「P」が排除されるこの社会がおかしいと感じている医者で、隔離される「P」がどうなるのか調べようとしていた。
やがて成長して、スロウもまた「P」を匿い助けるものになるが、スロウは「P」ではない人間を信用できないと感じるようになっていた…

ふわふわした、昔風の少女マンガの絵柄。ずっと昔にこのシリーズのストーリーを何作か読んだ記憶があって、きちんと読んでみたくなって借りた作品。
この時代に読んでいた「超能力者」が出てくるコミックってなぜか必ず超能力者は忌避され虐げられる運命にあったなぁ。

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飼猫氏が帰ってきた

今日は終日、お友達の女の子が遊びに来てくれて、子供たちは大喜び。

本当は夜遅く帰ってくる予定だった飼猫氏は、天候の悪化で飛行機が飛ばないことを懸念して朝から電車に切り替えて帰途についたらしい。
思ったよりも順調に帰れて4時半頃帰宅。

2号は飼猫氏の出現にしばしキョトン。
1号はその途端はじけて、お友達がいるにもかかわらず飼猫氏にまとわりついて抱っこ抱っこ。
その様子を見て2号も一緒に抱っこ抱っこ…と飼猫氏に突進していました。

やはりお父さん子ですな。1号。

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