昨日履いていた１号のスニーカーが雪道を歩いてまだ乾いていないようだったので、他のクツはあるか、聞いてみる。
「わがんねー」
そういや２足買っても３足買っても、１号はいつも同じスニーカーばかりを履きつぶす。
しかも、昨日のように濡れて帰ってきても新聞紙一枚詰めないし、乾かそうとしない。そもそも濡れていることを意識しているのか！？
雨の日は長靴、剣道の時は下駄やビーチサンダルと履き散らしていつも２足３足出しっぱなしの２号とは大違いだ。

下駄箱を覗いてみる。
案の定、まっさらのきれいなスニーカーが一足、１号の棚に置いてある。
これ、履いて行きなさいよ。

１号、黙ってクツに足を突っ込み、紐を引っ張っている。
「お母さん。これ、きつい」

…。
一度も履かないうちにサイズアウトっすか？
２号、これ、履けるなら履いて。
１サイズしか違わない２号が大喜びで履いたのでホッとする。

えーい、１号は濡れた靴はいて学校行けっ。

１号

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雪が降る予報である。
しかし１号と飼猫氏は春日部まで試合だ。
朝のうちは雨だったのでホッとして出かけて行ったが、ほどなくして雪に変わった。

２号は大喜びで外に飛び出していく。
「関東に引っ越してきて、いつも雪が降るのは夜中で、朝積もってるのを見つけて…だったから、降ってるところ初めて見た」
と主張する。…そうだったっけ？

雪だるまを作ったと主張して帰ってくる２号。
どうでもいいけど、子ども部屋にしずくをまき散らさないでくれよ。

そのうちどんどん積もってきて、飼猫氏から、大会途中で雪のために試合が中止になった旨連絡が入る。
よかった。かなりの強豪が集まる試合だから１号としては残念だろうけど、最後までやってたら、帰りの道中が心配になるところだった。

さて、明日はきっとガンガン凍ってるぞ。みんな気を付けて行けよー。

飼猫氏 ２号 １号

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今日はPTAの新年会。
これが終わると、今年のPTAの役員のお仕事はほぼおしまい。

昨日も午前中出て席次表とプログラムの印刷をしてたんだけど、うっかり失敗が一個あったので今日も朝から学校に出て印刷印刷。
一度家に帰ってご飯を食べ、時間を見て着替えて今度は会場のホテルに。
運営側だから一応フォーマル、一応ひかえめ。

子ども達はもう帰ったころかな。今日は８時くらいまで子どもだけで留守番で、飼猫氏が早く帰る約束。

あたしは今年はどのイベントも全部受付。
ご飯食べられるかなーと思いつつ、しばらく座っている。

でも大丈夫。一度会場内に入ったら食べまくり、
「呑んだから主食とデザートはいいやー♪」
と言った人の分まで主食のおそばとデザートのムースもありがたく食べる。

下手すると何年かぶりで履くパンプスが痛い痛い。
でも２か月すると今度は卒業式で履くんだよな。ちょっと練習しとこうかしら。

私

３学期２日目。

１号の連絡帳の、今日持っていくモノのリストに、「引出し」とある。
子ども達の学校ではいわゆるお道具箱ってのはなくて、引出しと呼ばれる、机のサイズと同じサイズのプラスチックのトレイが配られていて、これを机の中にセットするようになっている。

１号、引出しちゃんと持った？
「持ったよっ！今日は、体操着も持ってかないといけないし、習字の道具も水彩セットも持ってくから、持ちきれないよっ！！！！」

………。
１学期の最初じゃあるまいし、今日から６時間授業なのも時間割も出てるんだから、書写も図工も体育もあるのは何日も前からわかっているだろうに…。
昨日のうちに、そのうちのいくつかでも持って行ってれば、楽だっただろうにねぇ。

１号

お正月、友達の家に預かってもらっていたカメ。
毎日見てるのとは違い、５日ぶりに見るとデカくなっているように見える。
「デカくなったよね」
「うん。でかくなった」

さて、数日。

でかい方がジタバタしているので、ふと水槽を覗く。
樹脂製のカメの島は中ががらんどうになっていて、隠れ家のようになっているのだが、出入り口のところで体半分出してジタバタしている。

…どうした？

思わず、カメの島を持ち上げてみる。…と、カメの身体が一緒にくっついてきた。
どうも、亀嶋の出入り口に甲羅がつっかえて出られなくなっていたらしい。

お前も正月太りか？(笑)

カメ

さて、冬休み最終日。
土日はさんで月曜休んで、火曜から始業式ってなんか半端に感じるんだけど。
何度かスケジュール見直したからたぶん間違いない。うん。

キミたちの今日の予定は？
「午前中はぁ。子ども会の行事」
と言ったのは２号。
「あ。おれ、今日午後から友達と遊ぶわ」
と言ったのは１号。

お前ら、それで明日の宿題は完ぺきなんだろうな。

宿題一式を入れたフォルダを提出させる。
ついでに明日の持ち物と宿題一覧が記載されている学年便りも。

２号、この体力カードってのは？
「あれ？帰省の時まではあったんだけど。探してくる」
って、帰省のあとは無記入かい！
「だいじょぶだいじょぶ。体力づくりはやってるから」
やってるところ、見たことないんですけど。それとやった後で記入しようとかなんで思わないんだろう。そしたら気づくだろうに。

１号、宿題一覧の中に、「自主勉強」ってのと「将来の夢について・総合」ってのがあるんだけど、やった？
「え？？？」
なんかさぁ。冬休み中、チャレンジ以外何にもしてなくて、６年生としてその勉強量ってどうよ？と聞くたびにキミは逃げて行ったんだけど。自主勉強って何をやってあるの？…と畳み掛けてみる。
「やべぇ。やってねぇ…つーか、それ宿題？うそ？」
がっくり。

それで？ここに、明日の持ち物に「雑巾２枚」ってありますが？
「２学期使ってたの探してみて、なかったらしょうがないから作る」
…まず探すところからですか。というか、２学期の雑巾って見つかっても真っ黒で３学期まで使いたくないと思うんですがそれでも持って行きますか？
「探したけどなかったから作る。ミシン貸して」
はぁ。まぁどうぞ。
その失くしたという雑巾は今どこで醗酵してるんだろう。すごく気にかかる。

で、自主勉強はどうなるんだろう。
チャレンジ持ってけば？
「いや、それは自主勉強じゃないし」
それでは２週間分の自主勉強、今からやるんですか。

しかし申し訳程度の２ページの書き殴りだけを提出するという。
えーと。キミのクラスは、自主勉というと１日分でも最低２ページと伺っていますが。それで大丈夫ですか？
「大丈夫！」

…全然大丈夫じゃなさそうな休み明けになりそうである。しかもその状態で買ってもらった野球盤に二人とものめりこんでいる。本当にいいのか？それで。とほほ。

２号 １号

冬休みも明日でおしまい。つまり大きな買い物は今日が最終日。
さて、どうしよう。

１号と２号の１月のスケジュールをチェック。
来週末の連休は、１号が練習試合やら大会やら入ってくるらしい。他の何やかや考えると、１月中の大きな買い物は今日のうちにしておいた方がよさそうだ。

…という訳で、まずは２号がいつも剣道の道具を買うスポーツ屋へ。
ここで中学校の体操服を注文。ついでに２号が剣道の垂れネームが欲しいというので一緒に注文。
「それでは、まず垂れネームの注文を承りますね。団体名は中学校の名前で？」
中学校の体育着と一緒に注文したせいなんだろうけど、すみません、下の子の分なんで剣友会の名前でお願いします。
「それでは中学校の体操服を…」
あれ、と店員さんが目線を泳がせてちょっと立ち止まる。そうです、さっきの子の体操着じゃなくてこっちの上の子の体操着です(平謝りの気持ち)

１号の体操着のサイズ合わせをしている間に、２号は店内物色。
剣道の福袋を見つけて握りしめて放さなくなる。どれどれ。何が入っているの？
えっと、ジャージ地の道着と、面越しにドリンクが飲めるボトル、カビ止め剤、竹刀袋、扇子と…。
「竹刀袋以外は全部欲しいから買ってー」
うーむ。確かに竹刀袋は新調したばかりだから要らないけど…確かにジャージ地の道着欲しかったけど…。さてどうしよーかなー。

「遅れたクリスマスプレゼントだと思って！」
ってそこが摺り合わせ点かい(笑)

福袋を購入してから、近くのデパートに行って１号の中学の制服の採寸。詰襟じゃなくてブレザーなのでちょっとつまらん。
で、着せてみると…かなり大き目を選んでるんだけど、何つーのか「制服に着られています」感が足りなくて初々しさに欠けるなぁ。…などと、ランドセルを買ったときにも思うことを考える。
裾上げが出来上がってからためしに２号に着せたら、初々しさを感じることができるんだろうか…。

で、その後１号が飼猫氏に「遅れたクリスマス」と言って野球盤を買ってもらうわけだ。やれやれ。

２号 １号

あっという間に正月5日。
１号はドッジボールの県選抜の集まりに出かけて、２号は剣道の稽古初め。
剣道のみんなで初もうで行ってお参りして、稽古初めして、炊き出し食べて。
なんとなく気ぜわしいなぁ、あ、お米も足りない。買いに行かなくちゃ。さてどうしよう。
なんて話をしていたら飼猫氏が夕食を作ってくれることになった。

剣道が終わって帰ってみるとそれでは、作ろうと。
１号と一緒に買い物も終わらせていて準備万端である。

4人前の生ラーメンを作って、まず普通にどんぶり4つに盛る。いい匂いー。これ、何の味？
「海老塩ラーメンなんだ」
へぇ。おいし〜ぃ。

私はメンマが好きなんだけど、メンマもちょっといいのを買ったみたいで歯ごたえもすごく良くておいしい。
あっという間に食べ終わった様子の子ども達を見て、もう一度飼猫氏が席を立つ。
今度はさっきの半分くらいの量のラーメン。醤油味かな？
麺がずっと細め。こっちもおいしい。

最近は大体1年に一回くらいになったのかな。飼猫氏がご飯作ってくれるの。
そう言ったら、２号が
「もっとしょっちゅうでもいいのにねー」
って言ってた。
そうだよねー。期待しようかなー。

手作り 飼猫氏 ２号 １号

帰宅して初日はダラダラ。

とりあえず今日のメインイベントは書初めなのだけれども、二人とも全くやる気がない。
１号はそれでも６年だけあってそこそこの時間に終わり、場所を２号に譲り渡す。

私と飼猫氏が買出しから帰ってくると
「これが今んところうまくできたんだ」
と４枚目の書初め用紙を見せてくれる。

…見せてくれるのはいいが、メインの文字だけ書いてあって名前を書くスペースを取ってないじゃないか。しかも、ウラオモテ間違えてるし。
「あっ…」

書初めはねー。清書用紙決まった枚数しかもらってきてないんだから、まずは同じ大きさの新聞紙に、きれいに５回続けて書けるようになるまで練習するもんなの。
「ふむっ」
とそこは納得したらしい２号、下書き用の新聞紙を出すが、１文字書いては放浪の旅に出て、１文字かけては「おかーさんっ。名前の１文字目がきれいに書けたっ。ほらっみて！」って、それじゃぁ清書に至るまでに何回かくやら。
書道も剣道と同じく「道」なんだが、剣道やってるのは間違いじゃないのかと思ってしまう一瞬である。

５枚しかもらってきていない清書用紙の４枚を、裏に書いてしまった以上、もう間違いは許されないのである。

あれやこれやでなんとか書初めの時間も終わり、そのあとで勉強道具の片づけをする２号。
机の上も片付けなさいよ。
「だって、２学期の間ランドセルの中に入っていた量の教科書ノートは、ランドセルから出したら、置く場所ないんだもの」
と机の上が片付かない理由を述べる２号。
あと３か月もしたら、５年生の教科書が来るというのに、その時は今の教科書ノートをどこに置く気なんだろうねぇ。

とにかく、四の五の言ってないで机の上を片付けなさい。
「わかった…」
まて。ちなみにどこに置く気だ？
「えっと、ザックリと、机の横の棚の上に…」
ザックリと、と言った時点でそれは「片づけ」ではない。ただ横に積み直して新たな地層を築いただけだということに何で気づかないかなぁ。

さて、写真は今回の帰省中のベストショット。婚家で飼っているインコが、1号の尻の上にのってくつろぐの図。

２号 １号

帰省も最終日である。

午後一で買い物に行くという飼猫氏にくっついて、姑からもらった福引券で福引をしに、スーパーに行く。
飼猫氏と交代で引くが、見事全部はずれというのも哀しい。

そして地元ローカルのスーパーで買い物をしても何も当たらない哀しさ。

うーん。古き良き仙台の風習はどこに行ったのか。
そう嘆いていたら、酒のやまやでようやく試供品のジュースをもらう。うんうん。こーゆー訳のわからなさがなくっちゃ。

一度婚家に帰って、お菓子を食べたり転寝したり。
昨日買ったものなどをダンボールで送ってもらう算段をしてから、新幹線の時間よりはだいぶ早めに駅まで送ってもらう。

駅の土産物売り場で土産を物色。
干支の手拭いとかミニタオルなどが景品でついてくる。
大きな景品は、先着何名、とかになったんだろうか。それでもなんかついてくると、あぁ仙台の初売りに来たんだなーと実感。
何せ幼いころは、親のつかいでスーパーで普通の食材の買出しをしても洗面器だのボックスティッシュだの山ほど景品をもらって、子どもの自転車では全部載せて帰るのに苦労した思い出があるんだもん。

ついでに駅弁にお約束の牛タン弁当とか、えんがわの押し寿司などを買って、新幹線の中で食べて帰った。
というわけで、今年の帰省もまずは終了。

飼猫氏 ２号 １号 駅弁 おみやげ