とりあえず今日のメインイベントは書初めなのだけれども、二人とも全くやる気がない。
1号はそれでも6年だけあってそこそこの時間に終わり、場所を2号に譲り渡す。
私と飼猫氏が買出しから帰ってくると
「これが今んところうまくできたんだ」
と4枚目の書初め用紙を見せてくれる。
…見せてくれるのはいいが、メインの文字だけ書いてあって名前を書くスペースを取ってないじゃないか。しかも、ウラオモテ間違えてるし。
「あっ…」
書初めはねー。清書用紙決まった枚数しかもらってきてないんだから、まずは同じ大きさの新聞紙に、きれいに5回続けて書けるようになるまで練習するもんなの。
「ふむっ」
とそこは納得したらしい2号、下書き用の新聞紙を出すが、1文字書いては放浪の旅に出て、1文字かけては「おかーさんっ。名前の1文字目がきれいに書けたっ。ほらっみて!」って、それじゃぁ清書に至るまでに何回かくやら。
書道も剣道と同じく「道」なんだが、剣道やってるのは間違いじゃないのかと思ってしまう一瞬である。
5枚しかもらってきていない清書用紙の4枚を、裏に書いてしまった以上、もう間違いは許されないのである。
あれやこれやでなんとか書初めの時間も終わり、そのあとで勉強道具の片づけをする2号。
机の上も片付けなさいよ。
「だって、2学期の間ランドセルの中に入っていた量の教科書ノートは、ランドセルから出したら、置く場所ないんだもの」
と机の上が片付かない理由を述べる2号。
あと3か月もしたら、5年生の教科書が来るというのに、その時は今の教科書ノートをどこに置く気なんだろうねぇ。
とにかく、四の五の言ってないで机の上を片付けなさい。
「わかった…」
まて。ちなみにどこに置く気だ?
「えっと、ザックリと、机の横の棚の上に…」
ザックリと、と言った時点でそれは「片づけ」ではない。ただ横に積み直して新たな地層を築いただけだということに何で気づかないかなぁ。
さて、写真は今回の帰省中のベストショット。婚家で飼っているインコが、1号の尻の上にのってくつろぐの図。
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