絵本沢山。

久しぶりに図書館の本ではなく、本棚から。
たろうのひっこしLink 」福音館書店。こどものとも傑作集。
おひさまはらっぱLink 」中川 李枝子。
ゆうちゃんのみきさーしゃLink 」これもこどものとも。

次から次へと持ってくる。ええぃ、喉が痛くなっちゃうよ。

最後に、私が子どもの頃に読んでいた「家なき娘(水島あやめ訳・絶版)」を拾い読みする。
のどが渇いたので水の代わりに小石や小枝を口に入れるシーンで、1号が「ええ〜〜〜ぇ。それはいやだなぁ」と言う。その反応、いかにもで面白いよ。

? posted by Yumikoit at 12:02 am pingTrackBack [0]

楽になったのよぉ。

幼稚園の役員の仕事で、早出である。
幼稚園に着く一番早い園バスよりも早くに着くのだ。
当然、うちの子ども達を園バスに乗せる時間には、家にいることができない。
また、子ども達を連れて園に行くには、家を出る時間が早すぎて子ども達の準備ができない。…ウチは園から遠いし、二人を自転車に乗せてなんて無理。子ども達連れて歩いて…で、問題の時間につくのはすごくつらい。

つーわけで、飼猫氏に無理に半休を取ってもらって子ども達をとにかく園バスに乗せてもらう。

でも楽になったよね。
月曜日だから荷物が多い。体操着。上靴。教室で使うタオル。コップと歯磨きの袋。カトラリーケースの袋。

1学期はこれらを前の日に判るように渡しておいても、月曜日の朝はすっかり子ども達が忘れている、なんてしょっちゅうだった。
参観日に幼稚園に行くと、1号は借り物の上靴を履いているし、2号は上靴は勿論、クラス帽子も忘れて朝礼の時に一人だけ通園帽子をかぶっていた。ランチクロスも教室で使うタオルも持っていってなくて「困ったでしょう?」と訊くと自信たっぷりに「ぜんぜん!」と困っていなかったので、こいつは一生忘れ物に泣くんだと思った。

多分今でも、時々忘れ物をしていると思うんだけど、こういう日に飼猫氏に「今日はこれとこれを持っていく日で、これを絶対に忘れさせないように」なんて言い置く必要はない。
上靴も金曜日が土曜日に、勝手に風呂場で水洗いしてから
「おかーさん、仕上げ洗いして」
と声がかかるので洗う。自分で先に洗わない日は、汚れたまま持って行く。自己責任。あー。すごく楽。

1号が小学校になっても、1号、頑張って自分で時間割そろえてね♪
2号、いつも1号のまねばかりしていても1号が小学校になったら自分で判断してしっかり持ち物そろえてね♪

? posted by Yumikoit at 11:51 pm pingTrackBack [0]

カマキリに餌を与えてみたい。

ベランダで洗濯物を干していると、バッタがいた。
3階なのによく登ってきたなぁ。

子ども達を呼ぶと大喜びでつつきまわし、手のひらに載せる。
その内、ベランダの柵の隙間から落ちてしまったらしい。あ〜ぁ。不憫だ。

さて、買い物に行く準備。
玄関の鍵を閉めてマンションの階段を下りていくと、またバッタ。さっきの?…の訳ないか。

その1メートルほど先にメスのカマキリがいた。
1号はバッタを捕まえて、ずんずんずん、とカマキリの方に寄って、目と鼻の先にバッタを落とした。
カマキリは、キッと1号のほうを見上げて鎌首をもたげて警戒している。

「…食べないねぇ」
と1号。先日私が「動くものしか食べない」と言っていたので、食べる様子を見たいんだろうけど。
どうみてもカマキリは目の前の獲物よりも、周りに立ち並ぶ身体の大きいニンゲンに警戒してそれどころではないのである。んぷぷぷ。

─ 1号。あのね。お腹いっぱいだとどっちにしたって食べないから。きっと。

? posted by Yumikoit at 07:53 pm commentComment [8] pingTrackBack [0]

スイートポテト。

1号のリクエストでスイートポテトを作る。

公園に遊びに行ってしまって3時のおやつとしては食べ損ねてしまったけれども、夕食後にデザートとして渡す。
2つずつ。
大喜びで食べ始める子ども達。

「ぼくね。きく組だったときにこれを幼稚園で作ったよ」
よく覚えてるね。1年も前のことなのに。

私も付き合いで一つ食べる。
先に食べ終わって、子ども達の様子を見ていたら、1号が自分の2つ目のスイートポテトを黙って二つに割り、片方を私に差し出した。
こういうところ、必ずみんな同じ量を食べるように周りを見回すところは1号は律儀である。
ありがとう。受け取って食べてから、夜に飼猫氏と食べるつもりだったうちの1個を出して、二つに割って子ども達に渡した。
「え?いいの?」
とちょっとビックリしてから食べる1号。
そんなことはお構いなしに食べ続ける2号。

また作ろうね。

? posted by Yumikoit at 11:15 pm pingTrackBack [0]

カマキリ。

車道に出る手前の私道のアスファルトの上に、カマキリがいた。
背中が薄茶色でお腹が緑色で、ちょっとよたよた歩いている。
後ろ足をつん、とつつくが。こちらを見上げて睨みつけもしない。
覇気がないなぁ。

よく見ると片方の手のカマがない。かなり弱ってる感じだね。

子ども達もつつこうとするが、イマイチ反応がない。
「お腹すいてるのかな」
─ うん、きっとね。でもカマキリは動いている虫しか食べないからねぇ。
1号は通りの端に行って確認して
「アリとかなら食べるかな?」
と言う。うん。食べると思うよ。
「バッタは?」
バッタも食べるだろうけど、この弱っているカマキリが片手で捕まえられるバッタってどんなよ。

しばらく1号は考えていたが、カマキリの前まで行ってカマキリの目のすぐ前に自分の手をだし、それからその手をまっすぐに草むらに向けて指差した。
─ なにしたの?
「うん。あっちの草むらに行けば、きっと虫がいるよって教えてあげたの。
 でも行かないねぇ」
─ 1号。その気持ち。絶対にカマキリには伝わってない(断言)

? posted by Yumikoit at 11:43 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

 

母の仕事。

朝起きてきても、パンツのまま着替えないでごろごろリビングの床に転がっている2号。制服には着替えたけれども、靴下を履かず幼稚園の準備もまだなのに「お母さん抱っこして」とスキンシップを求めて動かない1号。

しばらく何も言わずに1号を抱いて、寝転がる2号を眺めていた。
朝食の約束の時間が過ぎても、朝ごはんの皿には何も入っていない。
「お母さんは朝ごはんの支度をする時間なんだけどな」
「もう朝ご飯を食べる時間だよね」
と数回言ったが、二人とも動こうとしないので強権を発動した。

「じゃぁ、今日はお母さんももうお休み。
 あなたたちももう着替えなくていいからね。幼稚園も約束の友達の家もなしにしよう。
 やったぁ。じゃあお母さん寝てくるから♪」
と寝室に引き上げる。

いやぁぁぁぁ。
と慌てて自分の仕事を始める1号。
まだボンヤリしている2号に
「はやくっ!2号も着替えなさいっ」
と1号は必死になってハッパをかけている。くすくす。

「幼稚園のご用意が終わったから、お母さん、ご飯作ってください」
と1号がいいに来る。やだも〜ん。お母さん今日はもうお休みだもんっ。
1号は慌てて、私が昨夜洗っておいた皿を片付け、空いているビール缶をつぶして捨てる。
「おかーさん、ご飯作ってくださいっ!」
まぁいじめるのはこの辺にするか。

でも。ご飯の約束の時間を破ったのは子ども達。
だから今日のパンはジャムはなし。卵焼きもなし。途中まで洗っておいたレタスとパンと牛乳だけの朝食。歯磨きのあとも仕上げ磨きもしてやらない。

子ども達に話す。
─ 洗濯もご飯作るのも、お掃除も。お母さんの仕事じゃない。
本当のお母さんの仕事は、そういうことがきちんと家の中で動いて、家族みんなが困ったことにならないように確認し続けること。
お父さんは外で働いてくるのが仕事だけれども、家の中の仕事も必要に応じてしてくれる。
別にご飯作るのだって洗濯だって、掃除だって買い物だって、「きちんと家の中で滞りなく動いていれば」お母さんがする必要はない。お母さんは、そういうことが家の中できちんとこなされているか、確認するのが仕事だけれども、今はお母さんがそのための手が空いているからお母さんがしているだけ。誰がしたっていいの。

すると私の掃除機の手を見て、1号は言った。
「お母さん。ボクが掃除機をかけるよ」
そぉ。助かるわ。じゃぁ明後日子ども会の廃品回収に出す古新聞をまとめてるわね。そうそう。牛乳パックも切り開いて束ねなくちゃ。
牛乳パックを私の手元に持って来る作業を、2号に手伝わせる。
ごみ捨ては1号。ゴミを集めたあとのゴミ箱は、2号に各部屋に運ばせる。
いつもはテレビを見ている朝の登園前の時間だけれども、えらく殊勝な子ども達。

夜。ご飯を食べながら1号が言った。ボク、明日の朝ごはん作ってみたい。
ほほぉ。1号の朝ごはん。久しぶりだな。いいよ。
2号が横で「ボクもお手伝いする!」と大騒ぎしていると、1号が鷹揚に言った。
「じゃぁ、2号は明日の朝、お皿を片付けるのと、タマゴを割るのが仕事ね♪」
さて、明日の朝はどんな朝ごはんになるのでしょう。くすくす。

? posted by Yumikoit at 10:27 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

芋掘り遠足日のおやつ

つーわけで、大量にサツマイモを持って帰ってきた子ども達。
そういや去年までの園は、もって帰ったサツマイモを使って子ども達と一緒に保育のカリキュラムの一環で、スイートポテトやらオニ饅頭やらを作って10時のおやつにしたものだった。

今年の園は殆ど家に持って帰る。我が家は2人分だから20個近くの大小の、それはそれは立派なサツマイモを持って帰ったわけ。

帰ってきて早速子ども達を風呂場に叩き込むと、子ども達は風呂場から
「今日の3時のおやつはっ、お芋にしてねっ!」
と言ってくる。ふむ。これから急いで作れるものってなんだ?

とりあえず小さめのものを4本アルミホイルにくるんでオーブンに入れる。
それから、小さめのなべに芋を5,6個皮を剥いてぶつ切りにして。りんごも1/2個。
りんごとサツマイモの炊きあわせを作る。
さて。どっちが先にできるでしょう。

子ども達が風呂から出てきて。う〜ん。焼き芋はまだちょっと早いな。
少し大きめの小鉢に1杯ずつ、りんごとサツマイモの炊きあわせを出すとあっという間に平らげた。
「だって給食、全然足りな〜ぁぃんだもん!」
って、友だちの分まで食べていた1号が言う。あんた、この間は先生のパン貰って食べてなかったか!?

夜ご飯もしっかり食べて。そのあとで昼間作った焼き芋をぺろりと1本ずつ食べちゃう子ども達。よぉ食べるのぉ。まったく。

? posted by Yumikoit at 08:46 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

 

芋ほり遠足のおやつ選定。

今日は芋ほり遠足。

おやつは一人1個。100円程度のものを、とお手紙がまわってきた。
日曜日の買い物の際に、飼猫氏に子ども達のおやつ選定の役目を引き受けてもらう。毎回、子ども達の希望とかこんなおやつはいいとかこんなおやつも楽しいよとか、それはそれは細かく、多分飼猫氏自身の方が楽しそうに選ぶのである。

秋の遠足は、通常子ども達だけで付き添いは要らないのだが、役員ということで当日のお手伝いをすることになっている。
子ども達を朝のバスに乗せ、私もすぐに幼稚園に向かう。事前の準備等があるらしく、子ども達が芋ほり園に向かう前に役員一同はそれぞれの車に分乗して会場に向かう。

子ども達の芋ほりの手伝いやその他。
昼食は給食業者のお弁当が用意されていて、それはそれは楽しそうに食べる子ども達。
こっそり見ていると2号は自分の分をぺろり平らげ、1号はどうやら自分の分のほかにお友だちのソーセージと卵焼きを貰っていたらしい。どこの欠食児童や(涙)

給食弁当を終えたあとはおやつの時間。1号はハイチューを選んでいたようで、一つ友だちにあげてはお返しをゲット、色々楽しんで食べていたようである。2号は…なんとアポロチョコレート。
おりしも、「暑そうだから、長袖の子は脱がせて下の半そで一枚にしてあげて」と指導が入るほどの暑さ。当然2号のアポロチョコレートもどろどろに溶けている。
2号はそのアポロチョコレートを大事に抱えて、芋ほりのあとの爪の間には土の入った(一応は洗った)手で、箱の中に指4本を差し入れてはどろどろに溶けたチョコレートをかき出して食べている…(号泣)

だから遠足のおやつにチョコレートはダメだよって言ったはずなのに…。

? posted by Yumikoit at 08:20 pm pingTrackBack [0]

梅干を味わう1号・弐

夜ごはんは、ごはんが沢山残っていたからチキンライス。
上にスクランブルエッグを載せて、ケチャップで絵を描く。うまく描けんなぁ。
「ピカチュウ?ねぇピカチュウ?」
そうだけど、別にウサギでもいいし:B
「あんまり似てないなぁ」
文句言うなら自分で描け。

チキンライスを一皿ぺろりと平らげ、マカロニサラダもあっという間に食べて。なんか炭水化物なごはんだね。
お代わり用の一皿を1/3くらい食べてから1号は言った。
「なんか他の味のものが食べたい」
うーん。普通の白ご飯ならできるけど。お漬物とふりかけでもかけるのかな。

「梅干にして!」
かくして、1号は上記に加えて梅干の一つ載ったごはんをお茶碗1膳。キュウリの漬物と一緒に食したのでした。
「あ〜お腹いっぱい♪」
そりゃー、腹もいっぱいになるだろうて。

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梅干を味わう1号・壱

小さい頃はけっこう食べさせてはいたんだけど、「積極的に好き」という様子を見せなかった梅干。2号のほうが小さい頃は好きだった気がする。
今は二人とも、余り食べさせる機会がないなぁ。

それでも、毎朝握る飼猫氏用の昼食のお握りは昆布の佃煮と梅干しの2個ぞろい。今朝もいつものように握っていると1号がやってきて梅干をじっと眺めている。
「ボク、梅干が食べたいなぁ」
─ ふむ。お弁当、梅干がいいの?梅干のお握り?
「ううん。平たくごはんを詰めて、梅干を載せるの」
─ そりゃラクでいいなぁ。でも今日のお弁当は、もう海苔巻き詰めちゃったから今度のお弁当の時でいい?

「うん」
とうなづいたものの、じっと梅干を眺めている1号。食べたいな、というので、お握り用に梅肉を外したあとの種を一つ与えてみる。
丹念に味わって種の周りの梅肉をかじっている。

どういう風の吹き回しかしら。
幼稚園で誰が、そんなお弁当なの?と訊くと数人の名前を挙げる。で?と話の続きを訊こうとしたら1号にさえぎられた。
「ちょっと黙っててよ。今梅干食べてるんだから!」
ふむ。そんなにも味わってもらえるなら梅干も本望だろう。
 注)実は私は梅干を全く食べないのである。

? posted by Yumikoit at 11:44 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

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