夏休み最終日

夏休み最終日は夏季保育もなし。
家でのんびり…したいところだけれどもね。

午前中はそれでも、レールを出して1号と2号一緒に…ケンカばかりしている。
大抵どちらが走らせたい電車が、どこのレールを使うかというケンカだったり。
「おにーちゃん、れぇるつくって!」
といつも「作ってもらう専門」の2号にそろそろ業を煮やした1号が必死に作り方を教える。何とか丸くなってくると
「ねぇねぇ!おかーさん!これ2号が作ったんだよ!」
と報告に来る1号。
おお、えらいえらい。褒めると調子に乗る2号。
あまり褒めると
「おかーさん、ここの最初の方は僕が教えてあげたんだよ!」
と自分も褒めて欲しい1号。そうそう。あんたもえらい。

そうだ。夏休みの課題のカレンダーも仕上げないとね。
毎日のメモ記録を記録してやる。昨夜のうちに飼猫氏がまとめてプリントアウトした写真は1号が貼る。横に写真の解説。
夏休みの思い出の絵を描きなさい、というページに1号四苦八苦。

昼近くなってくると子ども達も飽きてくる。
ふと2号がオセロゲームを見つけてゲーム盤を出してきた。
「おしゃろしたーい」
─ ってあんた、まだオセロできないじゃん。
しかし、2号が出来なくても1号ができる。
「ねぇねぇおかーさん!ボクは、ハサミ将棋したいなぁ」
─ そうね。そのオセロ盤、裏面は将棋盤だものね。1号。

めんどくさいので昼ご飯を作らなくっちゃとか何とかごまかしてほっておく。
すると1号、頑張って2号にはさみ将棋を教えだした。
「ボクは、裏の"と"だからねっ!」
「こうやって、はさむと取れるんだよ!」
「つぎはっ、2号の番!」
となかなか熱心に教えるのだが、2号はというと1号が遊んでくれるヨロコビで十分のようで
「2ごうのばん〜???2ごう終わったらダレのばん〜???」
と踊ってばかりいてゲームにならない。─ だめだこりゃ。

午後からはお友達の家に電話して、公園に一緒に遊びに行く。
グローブ。ボール。ラケット。自転車に乗用玩具。
みんなでキャッチボール。小学生のお兄ちゃんがとてもよく付き合ってくれて助かる。でも、親のほうが汗だく。ぜぃぜぃ。
自転車を乗り回し、遊具で遊び、バトミントンのマネっこをして。ぜぃぜぃ。

家に帰ってからは急に思い立って補助輪をはずす、という。
今まで付き合うのが面倒でばっくれてたんだけどねぇ。まぁ仕方ない。
30分くらい付き合ったけど、その間、自分も乗ってみたくて、仲間はずれになったのが許せなくてずっと怒り続けている2号。
だってあんたにはまだ無理でしょう…。

というわけで最後の日まで盛りだくさんの、夏休み最終日でした。はふ。

? posted by Yumikoit at 07:19 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

呪いの線路

昼からお友達の家に行った。プラレールがあるのを見つけてさっそくレイアウトを作り出す1号。
お友だちのために、こちらに高架橋で組んだ線路もつなげる。

走らせるのはトーマス好きなK太くんちなので、トーマス、ヘンリー、ジェームスなどなど。ひとつだけE1系Maxも走らせる。

分枝レールのポイントをうまく切り替えながら、1号は執拗に高架橋方面にはトーマス、高架橋に上げていないフラットな線路にはE1系を走らせる。
2号は高架橋にE1系を走らせたいらしくて途中から大喧嘩。

…既にK太くんは違う遊びに熱中し始めている。いいのか?

「違う!しんかんせんはっ、のろいのせんろには走らないのッ」
としきりに2号に説教をしている1号。
─ きっと坂道レールを登る時には電車が遅くなるからだと思うんだけどねぇ。でも「のろいのせんろ」って「呪いの線路」みたいで聞いていてすごくイヤだよ…。

? posted by Yumikoit at 07:36 pm pingTrackBack [0]

苦手を克服

1号は本人曰く「好き嫌いがない」そうだ。

でも、突然魚や筋の多い野菜が飲み込みにくくなったりLink といった食生活での苦手意識、段階がある。
で、今は「ぬるぬるしたものは苦手」らしい。

とはいうものの、納豆は好き。
オクラはちょっと苦手。
トマトの種のところはちょっと苦手、でもトマト自体は好きだから食べる。
山芋はよく判らない。卵焼きなどで白身が半熟に固まったところは嫌い。
と食材食材で苦手意識が違うようだ。

そんな1号が、幼稚園で苦手意識を指摘された食材 ─ サトイモ。
小さい頃はよく食べたんだけどね。そういや飼猫氏が食べないからここんところ作ってなかったわ。
…と、先日サトイモの入ったトン汁を作るがあえなく玉砕。
今日は久しぶりに、サトイモの煮つけを作る。

2号は沢山食べるだろうけど、1号が食べなかったら残りは私が食べることになる。それはつまらんから、あまりリキを入れずに、冷凍食材のサトイモで作る。
煮汁を作り、煮崩れないように沸き立たせてからサトイモを入れる。味は濃い目に、甘みも強くして。仕上げに、常備している柚子のマーマレードを香り付けに使う。

1号のいいところは、苦手な食材でも自分の皿に入れられたら一口は口に入れてみるところ。結局飲み込めなくて、ゲェッて出すことも多いんだけど。出すのって見た目汚いけれども、食わず嫌いになることが多い中でこの年齢の子なら無理しても一口は味わってみようという所は長所じゃないかと思って、無理に飲み込まそうとは我が家ではしていない。

サトイモを一口、口に入れる1号。
食べながら
「おれぁ、サトイモは本当は苦手なんだよ」
と言う。─ そう。じゃぁ無理に食べなくってもいいけどさ。
「でも、このサトイモは食べられるよ」
─ そうか。じゃあサトイモも、食べられる料理法が見つかったってことで。よかったね。1号。

? posted by Yumikoit at 07:13 pm commentComment [5] pingTrackBack [0]

 

きらきらしているね

2号がトイレから出てきて言った。
「ほら、キラキラだよ〜っ」

─ そうだね。でもそれは、トイレのあと洗った手が濡れて光ってるだけだ。
─ さっさと手を拭いて来い。

? posted by Yumikoit at 07:12 pm pingTrackBack [0]

だだちゃまめ

アピタに買い物に行ったら、「だだちゃまめLink 」を見つけた。
おおっ。これは以前べっくらで流行った駄々ちゃ豆。
山形の特産だから、仙台に帰ったときもみやげ物として売っていたりしたんだけど、機会というかきっかけがなくて買ったことがなかったんだよね。

枝豆の王様と呼ばれるだけに、一度食してみなければなるまい。
というわけで、帰ってさっそく塩茹でにする。
いつもの枝豆をゆでているときとは違う香りが家中に漂う。
う〜む。ほんとに枝豆なの?
見た目は普通の枝豆。
でも食べてみる。あま〜い。

さっそく塩を振って食卓に出す。
猫舌の飼猫氏ははじめ警戒して手を出さない。
飼猫氏が警戒して手を出さないので、子ども達も手を出さない。

適当にさめた頃を見計らって飼猫氏がひとくち。
「お。これ、枝豆と違うなぁ」
とばくばく。ビールがすすむであろう。
子ども達も手を伸ばして食べ始める。

さて、この時間のうちに食事の支度を…
「キミも食べないとなくなるよ」
へ?─ 見ると子ども達があっという間に食べつくし、すでにザルに残っているのは最後の1個。
うう〜む。また買ってこよう…。

? posted by Yumikoit at 08:34 pm pingTrackBack [0]

2号、いっちば〜ん♪

結局、処置中に寝ちゃって2号は夜中の1時半までぐっすり。
「のどが渇いた」と起きてついでに夜の分の薬を飲ませて、もう一度寝る。
でもなかなかぐっすりとは寝れないようで、2号ゴロンゴロン。
明け方飼猫氏の脚がつったりして、6時過ぎに1号が起き出して遊びだした頃にはこちらは寝不足で朝なのに頭痛が辛い。
2号も一緒に起き出して、アクションコースターでミニカーを投げ飛ばしている音が隣室から響いてくる。─ 全く昨日の今日だってのに元気なやっちゃな。

昨日は洋服のまま寝てしまった2号が、パジャマの1号に勝ち誇って何度も言う。
「おにーちゃん、きがえなさぁぃ!」
う。うむ。そりゃ私の口調の真似だな。
「2号も着替えなさーい!」
というのは1号。
飼猫氏が言う。
「そういう2号も着替えなさい」

それを聞くと2号は私のところにやってきて、着替えを要求した。
うーん。だからまだ眠いんだってばぁ。
2号が自分でズボンを脱ぎ、オムツも自分ではずして、さすがにTシャツは昨日の縫った後がこすれそうで怖いので脱がせてやる。ばたん、と私が寝てしまうと、自分でトイレに行って「でたぁ」と私を呼ぶ。眠いんだってばぁ。
トイレから出てきても、1号と違って2号は服を全部広げてやらないと自分では着ることができない。眠いんだってばぁ。

やっとのことで2号が着替え終わったのを見届けて、また寝る。
2号は1号が遊んでいる部屋に飛んでって勝ち誇って叫ぶ。
「1ごうもきがえなさーい!」
─ どうやら、2号の服が変わっていたのに1号は気づかなかったようだ。

30分か、1時間くらい経ったろうか。急にのどが渇いたらしく両親ともまだ寝ている寝室までやってきて1号が飼猫氏に水をねだった。
「まだお前はパジャマじゃないか。着替えないとあげない」
と突っぱねる飼猫氏。
「だって2号もまだ着替えてないよ!」
「いや、2号はもう着替えたんだよ」
「違う!着替えてない!」

思ってもいなかった展開にヒステリー気味の1号。
そこに2号が飛び込んできて、踊りまわりながら
「2ごはきがえたもーん。2ごう、いっちば〜ん」
「おにーちゃんきがえなさ〜ぃ!」
と更に塩を擦り込む。

…もう笑いをこらえるのが大変。朝からグロッキーでしたが笑かせてもらいました:E

? posted by Yumikoit at 09:24 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

2号、2針縫う。

今日も1号のお友達が午後、遊びに来た。
午前中の幼稚園の疲れもあいまって遊んでいる様子も「いっぱいいっぱい」だけれども、それでも時間が経つにしたがってだんだんそれぞれの場所を見つけて遊んでいるようだ。

そろそろお友達も帰るという段になって2号が和室を走り出した。
お友達が帰るというとそういやああたは走るね。で、最後にお友だちと窓越しに手を握り合うのが1号。「ロミオとジュリエット」とひそかに呼んでいる。またやるのかな。

と思っていたら、同じように走り出した1号と2号が玄関で激突して、2号が壁にアタマを打ちつけた。ばかもん。
思わず1号の手をとって叱る。
2号を見ると、血が出ている。あ〜。また口の中切ったかな。
いや、違う。耳の後ろから血が出ている。アタマ切ったなぁ。
よく見ると耳の上部5センチくらい上に、1センチ強の傷がぱっくり割れている。
あまり大きな傷跡じゃないけど、縫った方がいいのかなぁ。

「さよなら」のために靴を履いている途中だったお友だちとそのお母さん方がビックリしてしまっている。
病院に運んでくれるという申し出を断って自転車でいつも行く小児科に行った。
傷口を一目見るなり、「あ。これは外科だね」とさっそく最寄の外科への地図を見せてくれるS先生。

本屋の近くの、真っ白な壁とピンクの屋根のすごくキレイな整形外科は5時近いのに待合室が超満員。
2号は遊び疲れと傷のショックで疲れてぼんやりしているけど、指遊びをするとノッてくる。ウン。これならまぁ心配しなくていいか。
怪我というので比較的早く診てもらえる。
「あ。これはちょっと縫った方がいいかな」
というので縫合。
処置の順番待ちをしている間に2号にトイレに行かせて、看護婦さんは1号に絵本を持ってきてくれる。

「2号、アタマね。先生が傷をちくちく縫ってくれるんだよ」
というと1号が心配そうに
「痛い?」
と訊いてくる。そりゃー痛いさ。あんただって針を指に刺したことくらいあるだろう。
「くわぃ〜(怖い)!」
と2号が抱きついてくる。言っとくが自業自得というのを忘れんように。
「にごう、もうおうちのなかはしらない…」
当たり前です。

頭皮に局所麻酔を打っている途中でも、アタマを動かさない2号。しかも縫合しているうちにウトウト眠り始めるし(-o-)
2針ほど縫いましたが、2号。あんたってホント、オオモノだよ。

? posted by Yumikoit at 08:41 pm commentComment [16] pingTrackBack [0]

ひまわりしょぼん

動物や虫など、動くものに比較的興味がある1号に比べて、2号は星や草花の方に興味が強いらしい。道を歩いていても
「おはな、かわいいねぇ」
「このはな、なんてはな〜?」
などと通りすがりの庭の花などに興味を示す。
私はあまりは名の名前に詳しくないので、いつも答えてはやれないのだが。

幼稚園の行き帰りに通る中学校の校庭に、ひまわりが咲いているのを見て夏の間中
「おおっきぃひままい!」
と言い続けていた2号。
一方、家の近所の軒先に咲いている、2号の背の高さくらいの小輪は
「ちっちゃいひままいだねぇ」
と毎日チェックを欠かさない。

そのひまわりも、そろそろ種をつける時期になってきたようだ。
黄色い花びらは萎れて縮み、花は下にうなだれている。
幼稚園の夏季保育が始まってからというもの、毎日そこを通るたびに
「ひままい、したむいてるねぇ…どうしたんだろうねぇ」
と2号も残念そう。

大丈夫だよ。もうすぐ真っ黒に光る種が出来るんだから。

? posted by Yumikoit at 09:40 pm commentComment [8] pingTrackBack [0]

2号の願い

というわけで一応夏休み終了。
今日から夏季保育なので、意気揚々と準備をする1号。
水遊びもするかもしれないから、水着も入れておきなさいよ。

「2ごうはぁ???」
う〜む。ここ数日繰り返される会話。
─ 2号のひよこ教室(プレ幼稚園)はね。9月になってからなんだよ。
「2ごうもいきたぁぃ」
─ うんうん。2号も9月になってから、時々また幼稚園に行けるからね。
「でもっ、2号はねっ。9月になっても毎日は行けないんだよ。火曜日と時々土曜日だけだよっ」
─ 1号、ああたは。なんでそう塩を刷り込むことをっ。

あ〜。冬休み終わった時もこういう会話Link があったような。

? posted by Yumikoit at 02:52 pm pingTrackBack [0]

 

そらはひろいね、おかあさん

朝ご飯を食べながら1号が窓の外を見上げる。
「おかーさん、空はねー広いんだよ」
─ そうだねぇ。空は広いねぇ。
「おかーさん、海より広いんだよ」
─ ふぅん。そうなの。
「だってね。下が海のところだけじゃなくて、下が地面のところも上は空なんだよ」

ふむ。陸地の広さだけ空の方が広いという判断か。なるほど。

「♪そ〜ら〜はひろい〜ね〜おおきいね〜、って歌いたくなるよね」
─ そっかー。「海は広いね」じゃなくて「空は広いね」なんだね。
でも幼稚園に遅くなるから、そろそろ朝ご飯食べきっておくれよ。

? posted by Yumikoit at 01:51 pm commentComment [4] pingTrackBack [0]

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