日曜日に買ったカレイがまだ冷蔵庫に入っている。結構危機感。
「今日はカレイのから揚げ作るぞっ」
と宣言して夕食を作る。
ここのところ、小魚のから揚げは小骨に四苦八苦して嫌がっていた1号の腰が引けている。
小魚はアタマからバリバリ食べてた子なんだけどね、最近は小骨が口の中に刺さる感触がイヤになったらしい。
まず料理する前のカレイを見せる。白い方をまず見せて
「お目目、ある?」
「…な、ないよぉ!!!!」<驚愕
「でもこっちは?」
「ふたつあるっ!」
「おもしろいねぇ」
という訳で塩コショウ振って小麦粉つけて。あとは揚げ物だから台所から出てなさいね。
お皿に盛って出す。1号に一匹。2号に一匹。
1号のカレイは、背骨に沿って箸で切れ目を入れてやる。
あとは2号のカレイをほぐしながら2号の皿に盛り分けてやる一方で
「エンガワは小骨が多いけれども、美味しいところ」
「ここは内臓がたくさんだから、苦いと思ったら食べなくていいよ」
「ひれや尻尾は、から揚げだからパリパリして美味しいから手に持って食べなさいね」
と解体ショーを見せてやる。
背骨をしゃぶって
「骨の周りは美味しいんだよね?」
とは1号のせりふ。そうそう。それでよし。
「これ要らないー」
とカレイの頭をもいでこちらに渡してきたので、ここはほっぺたの肉、ここは頭の部分、と少しほぐして渡してやる。
という訳であっという間に一匹食べ終えた1号。
時々こういう食べ方をさせたら、お魚大好きになるよね。きっと。
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