日曜日に買ったカレイがまだ冷蔵庫に入っている。結構危機感。
「今日はカレイのから揚げ作るぞっ」
と宣言して夕食を作る。
ここのところ、小魚のから揚げは小骨に四苦八苦して嫌がっていた1号の腰が引けている。
小魚はアタマからバリバリ食べてた子なんだけどね、最近は小骨が口の中に刺さる感触がイヤになったらしい。
まず料理する前のカレイを見せる。白い方をまず見せて
「お目目、ある?」
「…な、ないよぉ!!!!」<驚愕
「でもこっちは?」
「ふたつあるっ!」
「おもしろいねぇ」
という訳で塩コショウ振って小麦粉つけて。あとは揚げ物だから台所から出てなさいね。
お皿に盛って出す。1号に一匹。2号に一匹。
1号のカレイは、背骨に沿って箸で切れ目を入れてやる。
あとは2号のカレイをほぐしながら2号の皿に盛り分けてやる一方で
「エンガワは小骨が多いけれども、美味しいところ」
「ここは内臓がたくさんだから、苦いと思ったら食べなくていいよ」
「ひれや尻尾は、から揚げだからパリパリして美味しいから手に持って食べなさいね」
と解体ショーを見せてやる。
背骨をしゃぶって
「骨の周りは美味しいんだよね?」
とは1号のせりふ。そうそう。それでよし。
「これ要らないー」
とカレイの頭をもいでこちらに渡してきたので、ここはほっぺたの肉、ここは頭の部分、と少しほぐして渡してやる。
という訳であっという間に一匹食べ終えた1号。
時々こういう食べ方をさせたら、お魚大好きになるよね。きっと。
この記事に対するコメント[6件]
1. たなかつとむ — December 8, 2004 @21:45:09
魚をキレイに食べる人って無条件に尊敬されますよね。
きっとグルメな人に育ちますよ。
そのうち、「やっぱりマグロはトロよりもホホ肉だよね〜」とか:P
Yumikoit December 10, 2004 @09:58:35
おかげで?1号は魚が大好きですが、2号はまだお肉の方が好きみたい。
せっかくお魚の美味しい地方にいるのですからどんどん食べさせたいですねー。
3. 合歓 — December 14, 2004 @23:25:11
実は私は子どもの頃、魚が好きじゃなかったんですが、高知県に旅行に行ったとき食べた魚が美味しくて、それから好きになりました。美味しい魚が食べられるのは海の近くだけですから、ぜひ魚好きに!:)
Yumikoit December 15, 2004 @13:57:51
私は皮は食べたり食べなかったりなんですが、焼き魚も美味しいですからねー。美味しい味を子どもたちにも知ってもらいたいな。
2号は焼き魚の、皮のこげた匂いが苦手みたいです。
でも中の身のところは結構食べるので、素質はあると思うぞ。
昨夜はふぐのフライを作ったんですが、実が少し硬かったのか子どもたちには不評でした。お弁当に入れられるから揚げたんだけどなぁ。
やっぱりふぐと言ったらナベですかね〜。
5. 合歓 — December 15, 2004 @15:27:22
その残された皮は三女が食べます。三女は目のまわりのきょろきょろしたところとか、皮のうらの脂のうまみを知ってるツウなヤツ。
次女は「高級寿司」を一度食べてからおいしい刺身とかふぐとか専門です(高いと知ってから強請らなくなったけど〜)。
ふぐのフライですか。そいえばふぐコース料理にはから揚げもあったよね。たべたいな〜ふぐ・・・。
おしゅし〜の好きな2号君にはぜひお手ごろなお値段でしかも新鮮な生寿司を食べさせてあげてください!
Yumikoit December 16, 2004 @14:09:49
北陸はふぐとか美味しいし、やすいですよー。ふぐはあっさりしているので、我が家はから揚げが多いですね。何しても美味しいらしいし。
これからの季節はぶり!ふくらぎ、というのがぶりの小さいころの名前のひとつと知らなくて、スーパーでついこの間まで買うのを躊躇しておりました。出世魚といいますが、この出世の名前も地域差があるらしい。
この記事に対するコメントは締め切られています