海馬が耳から駆けてゆく〈4〉

海馬が耳から駆けてゆく〈4〉

菅野彰著

出版社 新書館
発売日 2002.12
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4403220444
★★★☆☆
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3巻を読んでいないのに、4巻を先に借りてきてしまった。
まぁいいか。お気楽エッセイ集だし。

深夜の通販番組。うんうん。あるある。「誰が買うか。そんなもん」という一人ツッコミ。しかも「今ならオトクなことに、この価格でもう一本!」って、それなら最初から半額にせい!と一人で突っ込んじゃうんだよなー。

パックツアーの失敗の話。そういや新婚旅行のとき、日本人がぞろぞろ歩いていて「日本人観光客が多いとは聞いてたけどね〜」とか飼猫氏と話していたら、あっちから一人男性が走ってやってきて「あ〜!日本人がいてよかった!xxxxってどこですか?ボクはぐれちゃって!もう集合時間なのにぃ!!!!」って、実はそこはすぐ目と鼻の先立ったし、ドイツなのに付近の案内板に日本語でも案内が書いてあってそれはないだろーとか思ったけど教えてあげたとか、そういうことを思い出したりしながら読んでました。

などと書いていてパラグラフがやたら長くなるのも「海馬〜」の文体の影響だったりして。読んでると影響される時、ありません?みたいな。

? posted by Yumikoit at 10:48 am pingTrackBack [0]

コップを重ねて…

ずっと以前に、ドラッグストアで貰った小さなうがいコップがある。
かえるの模様がついていて、60ccのところにラインが引いてある。そこまで水を入れて、メーカーのうがい薬をちょんちょんちょん、と3滴入れて使ってね、というプラスチックのコップだ。

飲み口が小さいので、2号でもあまりこぼさない。いや、それ以上に新しもの好きの1号によって洗面台では大活躍だ。

ちょうど2つあるから二人で使えばいいや、と置いておいたら。
最近1号はこのコップで謎の行動にでる。
片方のコップに水をちょうどラインまで入れて…そっともう一つのコップを上から重ねる。
水があふれるかどうか、というところがポイントらしい。
空気がまったく入らないように重ねられ、中に水が満たされているコップ。

いかなる時でもこの状態で洗面台に置かれている。
水を出してコップを洗っておくと、手を洗うときやうがいの時などに見つけて、必ずまた同じように水を満たして重ねておく。
時々、下にあふれた水がたれていたりするけど。

何のためにやっているのか。イマイチ謎である。

? posted by Yumikoit at 10:33 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

リズムに合わせてやるんだ、坊や

童謡の類には「ドナドナ」とか「ビビデバビデブー」ではないが歌う方には意味不明の掛け声とか結構あってその語感を楽しみつつ歌っている場合もあるんだけど。

「クラリネットを壊しちゃった」に出てくる「オ!パッキャマラード!」は確かに意味不明。
意味不明ながらも「イタリア語かなぁ」などといい加減なことを考えていたのだが。
それって何語?◆語源探索日記◆Link によると実はこれはフランス語で、「Au pas(cadence)、camarade オ・パ(・キャドンス)、キャマラード」つまり 「リズムに合わせてやるんだ、坊や」という意味なんだそうだ。
http://leaf.air-nifty.com/blog01/2004/07/043.htmlLink

意味を調べてネット界をさまよってみたり、元歌に戻って調査する辺り、詳細で非常に興味深い。原点に戻れってコトかな。

しかし、いまだ1号はもしかしたらクラリネットなる楽器を直接見たことないかもしれない。知ってるのかなぁ。クラリネット。
それって何語?◆語源探索日記◆Link

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2年生のさんすうたんけん〈2の巻〉

2年生のさんすうたんけん〈2の巻〉

まついのりこ著・松井幹夫著

出版社 偕成社
発売日 2004.03
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4034371501
★☆☆☆☆
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おいおぃおいおぃ。いくら自分で選んで好きな本を読むっていっても。
早すぎませんかぁ?
小学2年生向けの算数の本ですよ〜。という気持ち。

ちなみに1号の算数能力はというと、4歳児としてはそれでも数字に興味があるほうかな<親ばか。
足し算は、一応6+6までは理解しているけど、いつも全部指を出して一つ一つ数えていくやり方。
指を使うのに、なんで5+5までじゃないかというと サイコロで遊んでいた時に6+6まで遊ぶようになったらしい。

それがいきなり掛け算の本なんて判るわけがない。
判るわけがないと思っているのでこちらもそのまま読むのではなく適当にはしょって噛み砕いて読むより仕方ない。
マス目で数の概念を表して、同じ数を何回も足すことが掛け算の意味だとわかるように図案化しているけどどのくらいわかったのかな?

朝になって聞いてみると「面白かった」…う〜ん。面白かった、かぁ。

追記>
夕方になってもう一度絵本を持ち出し、「0の段」の九々を一人で歌って遊んでいる。侮りがたし…。

? posted by Yumikoit at 10:10 pm pingTrackBack [0]

 

2号と夕涼み会

今日で幼稚園はお終い。明日から夏休み。
というわけで夕方から夕涼み会。

2号は2時頃からお昼寝させて、1号は寝るわけないのでそのままだらだらと遊ばせる。4時半近くなって二人におにぎりを食べさせてから、水遊びと称して水風呂に入れてから甚平。いざ出陣。

2号はなにやらきょときょとと落ち着かないようす。1号はワクワク。案の定、園につくなりパッとすっ飛んでいってしまう。水風船釣りやお菓子釣り、輪投げなど。したいものがあるときだけ呼びに来て、後はくるくると遊びまわってばかりで寄り付かない。でもカキ氷やフランクフルトなどの食べるものには興味がないみたい。

2号の方は、普段園にお迎えに行くときと同じくジャングルジムに登ったり滑り台に登ったり。ヒトが多いことにびっくりしているようだけど、気ままマイペース。
用事があって引っぺがすと怒りまくる。

1号の通う幼稚園には、「ひよこ組」というプレ幼稚園のクラスがあるんだけど、今日は3回、2号はひよこ組ですか、と訊かれる。
あれは2歳児クラスだからなぁ。1歳7ヶ月の2号は来年なんだよね。
幼稚園の先生にまで訊かれてしまう。う〜む。そのくらい園に馴染んでるってコト?
でも夕涼み会のお遊戯はまだまだ2号には無理のようで、抱っこで観劇、でした。

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F―落第生

F 落第生

鷺沢萠〔著〕

出版社 角川書店
発売日 1998.02
価格  ¥ 462(¥ 440)
ISBN  4041853044
★★★★★
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先日亡くなっちゃったけど、鷺沢萠は以前読んで読後感がいいなぁと思って気になっていた。
これは短編集。

主人公は皆ある意味人生の落第生、とある。
そういうもんなのかな。きっとそうなのだろう。

「家並みの向こうにある空」
さしずめ「だめんずうぉ〜か〜」ってところ?でも最後にはほんのり笑えて少し涙が出てくるような話。一番好き。

「シコちゃんの夏休み」
先日読んだ「ときどき、陰性感情Link 」が少し重なる。ただ学生だという立場だけだけど。

「忘れられなくて」
誰にでもいるのかな?結婚したあとに連絡を取ってみたい、いや心のどこかで連絡してくるのを待っている相手って。
ユーミンの歌にでも出てきそう。ラストが鮮やか。

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アラジンとまほうのランプ

Related

ワンダーおはなし館3巻。世界文化社
アラビアンナイト  文/矢部美智代 絵/牧野鈴子

買ったのはずいぶん前だけどamazonのサイトでは見つからなかった。
イラストがすごくきれいで、私としては気にいっている1冊なんだけど1号はあまり関心なし。
2号はニコニコして聞いている。
つまらないとすぐに読みかけでも脱走してしまう2号にはちょっと珍しいかな。

そういえば私自身も千夜一夜物語ってちゃんと読んだことないや。今度読んでみようかな。

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新幹線

新幹線新・ニューパーフェクト (1)

真島満秀写真・松尾定行構成・文

出版社 講談社
発売日 1997.11
価格  ¥ 998(¥ 950)
ISBN  4062682516
★★★★☆
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おなじみカタログ乗り物絵本。
どうもこの手の絵本というのは、親の方は読んでいて全部同じ本に見えるのだが、子供の方はそうでもないらしい。
それともそこに乗っている電車がどこまで自分の知っている電車なのか確認しているのか。
1号も2号も何度も同じ本を見返してはこれは500系、これは700系、これはE1系MAXやまびこ…と飽きることを知らない。

まぁこんなに嬉しいのだからそれもそれでよいかねぇ。

? posted by Yumikoit at 09:06 pm pingTrackBack [0]

 

UNDER-アンダー

UNDER-アンダー

森脇真末味

出版社 早川書房
発売日 2001.11
価格  ¥ 882(¥ 840)
ISBN  415030680X
★★★★☆
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実は森脇 真末味さんの作品は初めて読む。
表紙のイラストの少年を見て、飼猫氏の台詞「なんかシティ派のぐれた少年みたいな」の通り、SFっぽいストーリーを期待してはいなかったんだけど。
これがばりばりのSFで嬉しい誤算。

もう少し時代考証とか欲しかったけど、面白かったなぁ。
この人の作品、もう少し読もうっと。

? posted by Yumikoit at 09:03 pm pingTrackBack [0]

 

藤子不二雄A―夢と友情のまんが道

藤子不二雄 A

菅紘〔著〕

出版社 講談社
発売日 2002.04
価格  ¥ 735(¥ 700)
ISBN  4062712059
★★★☆☆
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小学生くらいを対象とした伝記。
ストーリー的には先日読んだ「まんが道」につながるエピソードが多く、それなりに親しみやすく読めた。
「まんが道」は藤子不二雄両氏の体験を下に一応フィクションのような形で描かれているけれども、二人の自伝的エピソードなんだなぁと。

順風満帆だった二人にやってきた「落とし穴」
帰省したことによって二人が山のような締め切りを落としてしまうエピソ−ドやその後の経緯、復帰までの道。

それ以降のトキワ荘からの引越しやそれぞれの結婚、スタジオ・ゼロの話などはまんが道ではなくその後のエピソードである。
うん、子供向けだけど結構読ませてもらいました。

? posted by Yumikoit at 07:47 pm pingTrackBack [0]

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