鷺沢萠〔著〕
出版社 角川書店
発売日 1998.02
価格 ¥ 462(¥ 440)
ISBN 4041853044
先日亡くなっちゃったけど、鷺沢萠は以前読んで読後感がいいなぁと思って気になっていた。
これは短編集。
主人公は皆ある意味人生の落第生、とある。
そういうもんなのかな。きっとそうなのだろう。
「家並みの向こうにある空」
さしずめ「だめんずうぉ〜か〜」ってところ?でも最後にはほんのり笑えて少し涙が出てくるような話。一番好き。
「シコちゃんの夏休み」
先日読んだ「ときどき、陰性感情 」が少し重なる。ただ学生だという立場だけだけど。
「忘れられなくて」
誰にでもいるのかな?結婚したあとに連絡を取ってみたい、いや心のどこかで連絡してくるのを待っている相手って。
ユーミンの歌にでも出てきそう。ラストが鮮やか。
この記事に対するコメント[2件]
1. ひよのおかーしゃん — July 25, 2004 @19:24:57
前のHPの時は、本の感想もいくつかアップしてたし。最近は、なかなかじっくり読めなくて残念。
最後のエッセイ集は、何とかこの間読みましたよ。
来年には、また読書な生活できるかな・・・。
Yumikoit July 27, 2004 @08:44:45
ホントはやっちゃいけないのでしょうが私は子供の根かしつけや授乳のときにもよく本を読んでいました。
あとは遊ばせながら読んでいることもあります。そういう時にパソコンしていると、パソコンしている時に私が座る椅子にみんなで登ってきちゃうので…。かまわれたがりですねぇ。
ひよちゃんもそうかしら。今は図書館に子供の絵本と私の本を借りにまとめて通っていますが、私の方はなかなかゆっくり選ぶと言うわけにも行かないので、オンライン予約していって、というコトも増えています…。
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