牛乳パックが好き

2号は牛乳パックが好きらしい。
いや、牛乳飲むのも好きで週に4,5本は家族で飲みきりますが。

大人の手を引っ張って冷蔵庫の前まで行き
「ぎぅ〜〜〜」
「え?牛乳欲しいの?」
…ちがうよ。「牛乳が飲みたい」ではなく「牛乳パックが欲しい」だよ。

洗って乾かした牛乳パックを両手に一本ずつ持ち、にんまりとしている2号。

でも1号が必ず
「僕もほし〜ぃ!」
とやってきて奪い取る。
自分の分を確保してから自分の確保した数を数えて、2号の持っている数との差を考えて
「おかーしゃん、2号にあと1本あげて」
とかいう。ナマイキ!自分の分あげろよ!

今日スーパーに行くついでに、牛乳パックも切り開いてそろえ、ついでに発泡スチロールトレイなども持っていく。
全部なくなったら怒るだろうな。つーわけで3つほど残しました。牛乳パック。

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ほーら、大きくなったでしょ ひつじ

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ゴードン・クレイトン写真・アンジェラ・ロイストン文・山口文生訳

出版社 評論社
発売日 1994.03
価格  ¥ 1,155(¥ 1,100)
ISBN  4566005623
★★★★☆
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すっかりお気に入りですね、このシリーズ。読破しちゃうかな。
今度は ひつじ。

羊や牛のような動物は、生まれてすぐに立ち上がるってのは知っていたんですが、でも生まれたらすぐに駆け回るわけじゃないんですね。よろよろして、すぐにぺたんと座っちゃうんだそうです。へ〜ぇ。
足首もひづめもまだけなげに弱弱しくて、如何にも「生まれたばかりの羊」という感じ。

読みながら飼猫氏が「羊のこのモコモコの毛は、刈り取ってセーターにしたり洋服にしたりするんだよ」と説明していた。でも判ったかしら???

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ほーら、大きくなったでしょ きりん

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ピーター・アンダーソン写真・メアリー・リング文・そのひかる訳

出版社 評論社
発売日 1994.05
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4566005925
★★★☆☆
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昼食を食べてから急にせがまれて読みました。
キリンの子は、生まれたときからキリンの柄があるんだ。へぇ。

親のキリンたちが食べている間、同時期に生まれた子キリンたちは一箇所に集められて遊んでいる。ペンギンのような一種の保育園なのかな。面白い。
成長にしたがって身体の柄が濃くなり、はっきりとした茶色になっていく。生後2ヶ月くらいから草も食べるようになるけど、6ヶ月くらいでもまだ母乳を飲んでいるんだ。
へぇ、という感じ。

ふと絵本の見開きのところにある、シリーズの動物の名前を次々読んでやってしまった。
しまった。読んでないのを全部読もうとするかしら。

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お花見寒い

午前中は子供たちを飼猫氏に押し付けてとことん朝寝を決め込む。
2号が生まれてからは朝食が出てこない、と必ず起こされていたので、少なくとも1年半ぶりの朝寝。
昼近くに起きてから1号に訊くと、
「イチゴ(ジャム)のついたパンとピーナッツバターのついたパン。牛乳。それだけ」
と言っていたのでやっぱりおかずが欲しかったか。
でもデザートにゼリーをせしめていたはず。

午後から近所の児童館に行く。雨も降っていてかなり寒いので、屋内で遊ばせるが、1号は外の遊具で遊びたかったらしい。一時的に雨も止んでいたので濡れていて遊べないことを確かめさせるために、公園部分に向かう。
満開の桜の下で、雨を避けるためかテントをはって花見をしている一群。ううむ。寒そう。
その一群のお嬢さんなのか、単にお父さんと一緒に花見に来ていた親子なのか、1号より2,3最年長らしいお嬢さんが、1輪の桜の花を貰い、嬉しそうな1号。にまにま。
1号と2号はいちおう遊具を一端駆け抜けて納得してから、図書館に向かいました。はふ。

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駆ける少年

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鷺沢萠著

出版社 文芸春秋
発売日 1992.04
価格  ¥ 1,223(¥ 1,165)
ISBN  4163130101
★★★☆☆
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表題作のほか、「銀河の街」「痩せた背中」収録。

駆ける少年。
あとがきを読むと主人公の父親「公木龍之介」は著者の父親がモデルであるらしい。
若くして会社を興し、大きくして、それがダメになった途端自らの夢と一緒にその生命の灯も消してしまった人。
母も知らない父の生い立ちをふとしたことから知りたいと思うようになった主人公。

複雑な子供時代の父を知るにつけ、主人公の中で何かが育っていく。
それは今、かつての父と同じように人生の岐路に立たされている自分にとって必要なものだったのだろうか。

自分の親の子供時代というのは、想像しがたいものがある。そして自分の育った時代とは違う時代背景で育った両親の幼い頃、その生い立ちが複雑なら複雑なだけ、両親は子供に願いを託するものなのだろうか。

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登るな2号

床に新聞を広げて新聞を読む。
2号が馬乗りによじ登ってきて、何度も落ちては登り、背中で飛び跳ねる。
1号も一緒になって登りはじめる。
ええぃ!うるさぃ!と蹴散らしたいところだが、それをすると今度はチラシを全て床に撒き散らして遊ぶなどするのでどちらがいいのか判らない。
ついでに言うと週末のチラシに入ってくる車の広告も1号が読んで、読んでとうるさいのであまり見せたくない。

うつぶせに寝っ転がって本を読む。
やっぱり2号がよじ登ってきて腰の上で跳ねている。おお。ちっと気持ちいいぞ。そこそこ。
1号が、空になった牛乳パックを乗用玩具で丁寧に踏み潰して平らにしたものを持ってきた。
寝っ転がっている私の足の間に挟む。
足を開いて落としてやる。…バカウケ。しかも二人とも。

喜んで私の背中で声をあげて笑いながら跳ねる2号。
受けたことにもっと気をよくして、何度も私の足に牛乳パックを挟む1号。
ううむ。それ以上跳ねるのはちっと腰が痛いです〜。止めれ〜2号〜。

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リングワールドの玉座

リングワールドの玉座

ラリイ・ニーヴン著・小隅黎訳

出版社 早川書房
発売日 1998.04
価格  ¥ 2,100(¥ 2,000)
ISBN  4152081538
★★★☆☆
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リングワールドの第3作目。出てたんですね。知らなかった。
ラリー・ニーブンの「ノウンスペースシリーズ」の一番最後の集大成に当たるこのリングワールドのシリーズ。

恒星の周りを回る、地球の300万倍の面積を持つ ちょうどリボンをリング状にした人工巨大環状世界。
しかもそのリングワールドには地球上の地形を再現した「地球の地図」の世界や同じく火星の地形を再現し、クジン人と同種の生物がすむ「火星の地図」まである。

前回の終わりで、プロテクターとなった「幸運の遺伝子を持つ」ティーラブラウンが示唆していた 他のプロテクターたちが出てくる。軌道的に不安定なリングワールドの姿勢制御ジェットを支配し、管理しようとしているプロテクターたち。

前半はリングワールド内に住むいろいろな種族たちと、その中の一族、ヴァンパイヤ一族との抗争ばかりだったけれども後半のルイス・ウーやパペッティア人、ハミィーの長男が出てくる辺りになると、お馴染みのやり取りなどが非常に面白くなった。

ただ、前2作に比べると話の構成とかダイナミックさにかけるなぁ。
この流れなら、きっと第4作も出るのかな。それはそれで楽しみ。

本書、献辞がロバート・ハインラインに捧ぐ、となっておりました。やはりこれはロバート・A・ハインライン氏のことでしょうな。

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スプーンぼし(ほくとしちせい)とおっぱいぼし(カシオペア座)

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八板康麿写真と文・杉浦範茂絵と構成

出版社 福音館書店
発売日 1995.03
価格  ¥ 795(¥ 757)
ISBN  4834012859
★★☆☆☆
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かがくのとも傑作集。<こればっか

北斗七星とカシオペア座の見分け方。
スプーン星、ってのは言いえて妙だと思うけど、おっぱい星はなぁ。そういわれればそういうものかなって感じ。
でも「カシオペア座」と言われても子供はぴんと来ないもんね。
むしろ「おっぱい」という表現に1号は「でへへ」と照れ笑いを浮かべておりました。

最後のページでは北極星を中心に回る星々の様子の写真。定番ですが、こどもは面白かったようです。

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おえかきみみかき

朝食が終わるなり、カレンダーの裏紙をたくさん抱えてお絵かきを始めた1号。
レーシングカーだの怪獣だの、色々かきなぐっている。
2号は1号からキャップがついたままのサインペンを何本かゲットしてテーブルから落としたりして遊んでいる。
うっかりキャップが外れたら危ないなぁ。

とか思いながらおとなしいのは今のうち、と洗濯物を干す。<おぃ!

干し終わってからリビングに戻ってみると案の定、2号の足元にキャップの外れたサインペン一本。…ほっ。ほとんど被害がない。

と思ったら、2号の背中に青い色が…これはキャップが外れたサインペンとは色が違うから1号だな。
昨日も私のトレーナーに1号に描かれたばかりだし。
「…1号?」
見てみて驚いた。
1号の耳の中が真っ青!
なんと1号はサインペンで自分の指を真っ青に染めたあと、耳の中もサインペンの先でいじっていたらしい。

慌てて耳をウェットティッシュで拭き、軽く耳かきをしたあとでオイルを浸した綿棒で繰り返し耳の中を掃除する。奥までは押し込んでいないと思うけど…。
1,2日様子を見て、痛がるようなら耳鼻科に連れてった方がいいだろうなぁ。

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かみコップでつくろう

かみコップでつくろう

よしだきみまろさく

出版社 福音館書店
発売日 1992
価格  ¥ 880(¥ 838)
ISBN  4834010503
★★★★☆
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またまたかがくのとも傑作集。

紙コップを使って色々楽しい工作をする1冊。
立ったり座ったりするタコ。ほえる犬の顔。
ユーフォー(というよりも丸型ブーメラン?)
口を開け閉めする亀。カラスやシーソー。
起き上がりこぼし風なだるまさん。
ボートや人形。
ヘビ。パンダ。

最近、NHK教育の子供向けの工作番組が好きな1号は、1ページ1ページずいぶんワクワクして読んだようだ。
家に紙コップがあったら1パック全部使ってしまいそうな勢い…それはそれで怖かったりして。

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