好きなように歩いてみる

週末から降り続いた雪が、1月に積もった雪の上に更に積もっている。
しかし前回の除雪の教訓があるのか、今回は車道に雪はなく、シャーベット状になったベチャベチャの雪があるのみだ。

1号は幼稚園のカバンを背負って歌を歌いながら、長靴を引き摺ったり つま先でシャーベット上の雪をすくいながら歩いている。
ええぃっ、ちゃんと歩かんと濡れるだろうがっ。
何度注意しても止める気配はない。

車道は雪がなくとも、歩道は雪かきした雪があちらこちらに積み上げられていて歩けない。それでも多少歩けそうなところに来るたびに
「ここは歩いてもいい?」
と訊いてくる。

うう〜む。どうしたものか。
試しに言ってみた。
「好きなように歩いてみなさい」

1号は嬉々として歩道側に上がり、歩道の一番端っこの、一番雪が積もり上がっている所に足を下ろして歩き始めた。しばらくよじ登るように手も使って歩いてから戻ってくる。
「足が冷たいのぉ!」
そりゃ〜そうだろぉ。長靴の中に雪が入ったんだよ。それ。

「どぉすればいいのぉ!?」
「幼稚園に着いたら、お着替え袋があるから靴下を換えればいいよ」
「それまではぁ?」
「そのままでいなさい」
「だってもぉ、足が冷たいのぉ!」

いや、それが学習ってもんだよ。1号よ。

帰りも自分の身長よりも高い雪山に登っては降りて遊びながら帰る年中さんを見て、自分もしたそうにしていました…きっと来年はすることでしょう。

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きゅうきゅうしゃのぴぽくん

きゅうきゅうしゃのぴぽくん

砂田弘作・高橋透絵

出版社 偕成社
発売日 2002.03
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  4032310408
★☆☆☆☆
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救急車のぴぽくんは、子供には人気があるけど
「あ〜。また事故かぁ」
「もぉ。こんな時間に救急車なんて。アカンボが起きちゃうじゃない」
なんて、言われてまったく割に合わないと思っているらしい。そぉかなぁ。
一体にこのシリーズの乗り物くんたちって、自分は小さいとか非力だとか、劣等感を持っている子が多いよね。
その方がストーリーが作りやすいからなんだろうけど。どうなんだろうなぁ。

まぁそうは言っても乗り物大好きな1号。わ〜い。救急車だ、とこの本を選んだのはよくわかる。

結局ぴぽくんは、ぴぽくんのことを大好きな幼稚園生の子供たちが救急車の絵を書いてくれて自信を取り戻す。まぁよかったね。

? posted by Yumikoit at 01:22 pm pingTrackBack [0]

香林坊

金沢に半年もいるくせに、香林坊には1回しか行ったことがない。
というわけで、この雪なのに無謀にも香林坊に行くことにする。

1号は普段行くところとは全然違う雰囲気の繁華街にわくわく。
あっという間に5メートル、10メートル先まで走っていってしまうので、いつ迷子になるかとひやひや。
そういや以前に都内に出ていたときはまだ、手つなぎ小僧だった???
2号も周りを見回してきょときょと。物珍しいらしい。

大和の地下で買い物を済ませてから遅い昼食をとる。8階の見晴らしのいい窓際の席だったので、1号も2号も食事よりも外の景色に集中してしまい、あまり食べない。特に2号は窓にへばりつくように身体の姿勢全体が窓に向かっている。

お行儀自体はそんなに悪くなく、あまりこぼさなかったんだけど。
それでも最後にやってくれました。2号、コップを思いっきりひっくり返して全身びしょ濡れ…

お腹はやっぱりいっぱいではなかったらしく、帰ってからいきなりサンドイッチを普段の1食分くらい平らげていました…

? posted by Yumikoit at 10:34 pm pingTrackBack [0]

 

ローワンと白い魔物

ローワンと白い魔物

エミリー・ロッダ作・さくまゆみこ訳・佐竹美保絵

出版社 あすなろ書房
発売日 2003.07
価格  ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN  4751521152
★★★★★
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やっと5作目!読み終わりました!なかなか図書館でも借りれなくて!期待を裏切らない面白さでした。

冬が終わらなくなったリンの谷。
いつまでも寒さが遠のかず、不安に包まれています。
ついに長ランはリンの谷の民に、海岸のマリスまで非難しようと提案する。

残るは体力的に海岸まで行けないランと、バクシャーを守って残る決心をしたローワン。絹の絵を守るノリスとその妹シャーラン。そして…

シバの予言を受け、バクシャーの群れを追ってまた禁じられた山に登ることになったローワンたち一行は山の上にまた新たな秘密を知ることになります。

自然の摂理と仕組み。そしてリンの歴史がまたひとつ、明らかになる。
複線が張りまくってあって、1作から読むことによって面白さが倍増しますね。これ。

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猫の島のなまけものの木

猫の島のなまけものの木

池田あきこ著

出版社 ほるぷ出版
発売日 1998.09
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4593592216
★★★☆☆
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わちふぃーるどのシリーズ。
とがってとびきり目の大きい、ダヤンという猫の主人公。

1年に一回、お日様から力を分けてもらう大事なイベント。猫集会。
友達のジタンがなかなか帰ってこないので一人で行くことにしたダヤン。そこで、「なまけものの木」なるものを知っていってみることにする。なまけものの木に登って、のどをごろごろ鳴らしてひときわナマケモノに浸っていたら、「センネンナマケ」を目覚めさせちゃった。

すっかりナマケに覆われた猫の島を助けてくれたのは、遅れてやってきたジタン。

最後のシーンでお日様から力を分けてもらって、猫のみんなの目が、金色に光ったのが面白かったな。

? posted by Yumikoit at 01:25 pm pingTrackBack [0]

電源がはいっていないから安全、はうそ。

和室は布団を敷くと狭いので、ファンヒーターガードを置けない。
しかし布団を敷かない時間は、ファンヒーターと除湿機で洗濯物を乾かすので昼間はファンヒーターを30分〜1時間程度つけることがある。

勿論、ファンヒーターをつけるのは子供たちが入らないようにしたり私が必ず見ていられる時間を狙ってつけるが、それでも特に2号はファンヒーターに興味があるのか、さわりに行こうとする。
ファンヒーターがついていなくてもついていても、その場で強烈なお叱りをする。


さて、そのファンヒーターは本来ならいけないんだろうが、タイマーデッキにコンセントが入っている。タイマーの電源を入れた上でファンヒーターのスイッチを入れないとつかない、2段がまえである。
しかしたまたまタイマーのスイッチが入っていた。

「ぴ!」
なぬ?洗濯物を畳んでいたら音がした。
振り向くと、ファンヒーターを触っていた2号がかけてくる。
本人もびっくりしたらしい。

あぶね〜!!!!すぐにタイマーの電源を切りました。
もう少ししたら今度はタイマーの電源も自分で入れられるようになっちゃうな。その時はコンセントから抜くようにしないと!!!!

? posted by Yumikoit at 10:34 pm pingTrackBack [0]

 

さばくのカエル

松井孝爾ぶん・え

出版社 新日本出版社
発売日 1993.02
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  440602168X
★★★★☆
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オーストラリアの砂漠に住む、アナホリガエルの生態。

飼猫氏は、トカゲとかカエル、カタツムリ、タコ、イカ、なまこなど ぬめぬめした小動物が好きらしい。
いや、私も爬虫類両生類の類は好きなんだけれども。
だから「こんな面白い本もあるよ」と子猫に見せてやる動物の図鑑系の絵本は、こういった小動物のものが多くなる傾向があるようだ。

アナホリガエルは1年のほとんどを穴の中で過ごし、スコールの時期だけ地上に出て来て、餌を食べ、交尾をしてそして土が乾く頃また地中にもぐっていく。

1号は「かえるの子はおたまじゃくし。足が出て尻尾がなくなるの」ということを知ったらしい。ふむ。

? posted by Yumikoit at 09:27 pm pingTrackBack [0]

賛美歌を教えてくれる。

1号の幼稚園は、キリスト教系なので幼稚園で賛美歌を歌ったりお祈りをしたりする。
今月の賛美歌は「やさしいめが」という子供向けの賛美歌らしい。
幼稚園やテレビで覚えた童謡くらいなら、一緒に歌ってやれるのもあるけど…賛美歌となるとなぁ。
覚えているのって「いつくしみふかき」くらいだぞ。私。

それでも一緒に歌って欲しいらしく
「やさしい目がって言って!」
「その次はね、清らかな目がなの!」
とか色々教えてくれる。

半年前の1号の歌は音程がなかったが、最近はだいぶ元歌のメロディーが判る歌い方になってきたなぁと付き合ってやる。

それでも「まもぉってくだんさる」は止めなさい。「守って下さる」でしょ。
元の歌詞の意味が変わっちゃいそうな気がするよ。それ。

? posted by Yumikoit at 10:35 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

保育参観

というわけで、やっと保育参観である。
なんで「やっと」というかというと、年末のクリスマスは2号の水疱瘡で。11月の保育参観は1号自身の体調不良で行けなかったからだ。

朝送って行ったあとで、一度家に帰って出直すことも考えたが、なにより毎朝見送ったあとほんと〜に自分で朝のお支度をしているのか、それが気になったのでそのまま参観に加わる。

家にいても着替える途中ですぐ手が止まってしまい、動作が固まったまま「ぽ〜っ」としていることが多い1号。
ご多聞にもれず、ジャンパーも雪遊び用の外ズボンも履いたまま、幼稚園カバンをその辺に放り出して遊びに興じている。
それでもお友達がカバンを持ってきてくれたりといった刺激もあり、みんなが朝の会をするために椅子を持ち出す頃には、全てのお支度が完了してお友達と遊び、片付けてきちんと椅子を自分で持ち出していた。
ふむ。一応できるんだ。<感心。

1号は以前にも書いたが、本来は今年の4月から年少さんの世間一般で言う「3歳児入園組」。
それが本来1学年上の年少さんに混じって色々なお遊戯をするのだからそれなりに心配。
しかし普段先生から聞いたり、クリスマス会と父親参観を参観した飼猫氏などに聞いていたように、それなりに年少さんに混じっていても遜色なく?こなしているので嬉しい。<激しく親ばか。

一方、一緒に連れてきていた2号。自由参観の間はそれなりに幼稚園児に混じって遊んでいたが本来昼寝の時間なので、30分くらい経つと自分から出口の方に向かって行った。どうやら家に帰って寝たいらしい。
仕方ないので抱っこするが、グズグズと落ち着かない。
放すとクラスの子達のコップが置いてあるところに行き、なぜか1号のコップを迷いもせずに取り出して遊び始めるが、すぐにグズグズと抱っこされに戻ってくる。
なんども抱っこしたまま廊下をフラフラ歩き回り、その合間に参観して帰ってきた。はぁ〜。重かったぁ。

? posted by Yumikoit at 10:39 pm pingTrackBack [0]

 

やこうれっしゃ

やこうれっしゃ

西村繁男さく

出版社 福音館書店
発売日 1983.03
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  483400922X
★★★★★
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「こどものとも」傑作集。

上野から金沢まで走る夜行列車の車内の様子を、サイレントで描く絵本。
文章がないので、絵を見て色々話してやる。
ちょうど金沢在住なのでそれも話のネタ。
「今1号が住んでいるのはどこだ?」
「かなざわ!」
「上野ってどこかわかるか?」
「上のY太くんち?」
「違う違う。上の階に住んでいるお友達じゃなくて、ほら、歌であるだろう」
「うえのおくやまへふこえて?」
「いや、それはいろは歌…。東京、で始まるのは?」
「と〜きょうか〜んだあ〜きは〜ら!お〜は〜っちうえの…」
 ※ 「クインテッド」というNHK教育放送の子供向けの番組で出てくる歌。
   歌詞は山手線の駅名が羅列してある。
「それっ!」

…はぁ。1ページ目からなかなか進まない。

というわけでしたが1号は面白かったみたい。
われわれ親も楽しませてもらいました。主に1号の反応に。

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