春の嵐

すっかり暖かくなった。晴れた日はもうコートも要らない。
昼間は風が強いけど天気は良い。
飼猫氏が今日から出張だというので、出動後に子供たちと買い物にでも出ようかと思ったが、全員風邪気味なので断念する。

夕方、熱を測る。
1号37.1度。
私 37.4度。
2号38.0度。

すぐにどうこういう熱じゃないけどね。ここ1週間くらい食欲がない1号も週末はだいぶ食欲が戻ってきたし、2号もよく食べてる。
でもいちお、風呂も諦めて7時過ぎから布団を敷く。
外はますます強い風。雨も降り出したようだ。

1号が外の風に強さに少し怖がり、つぶやく。
「お外、風強いね〜。クルマが寒がりそうだよ」
うん。でもこれはもう春の風だからね。大丈夫。クルマは風邪ひかないよ。

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黒闇天女にご用心 ビンボー神は女子高生!?

黒闇天女にご用心 ビンボー神は女子高生!?

伊東京一著

出版社 エンターブレイン
発売日 2003.02
価格  ¥ 672(¥ 640)
ISBN  4757712855
★★☆☆☆
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知人が「身内が書いている」と紹介してくれたので読んでみた♪
ティーンズ向けの文庫本なんて読むの久しぶりだなぁ。

貧乏神、弁財天、天邪鬼の3人が仮をしのぶ姿がなぜかぴっちぴちの女子高生、という設定。
主人公は貧乏神の暗闇天女。人間界の名前が、黒神宮美。
生活費を稼ぐために、授業中も必死で内職に励む姿が笑えるかも。

軽いノリで比較的読みやすかったので、半日足らずで読了。

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おなら

おなら

長新太さく

出版社 福音館書店
発売日 1992
価格  ¥ 880(¥ 838)
ISBN  4834009432
★★★★★
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長新太なので、脈絡のない面白いストーリーなのかと思ったら、かがくのとも傑作選。
とってもまじめなおならの話。

ぞうもおならをする。ヒトもおならをする。
ヒトがおならをするシーンが、お風呂の中だった。あわぽこぽこぽこ。
1号に「お風呂の中でおならすると楽しいね。今度やってみる?」と言うと「ぼくやりたくない」と言う。恥ずかしいのかな。

でも、ラストシーンの「さよぅおなら」は大爆笑。

長新太節。健在。

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風船大好き

電気屋に買い物に行ったら、風船を貰った。
嬉しくてぽんぽん叩いてみたりする1号。
ヒモをつかんで浮かせるのではなく、ボールのように抱え込みたい2号。

しかし車の中では二人とも回収です♪
だって助手席で風船叩いて遊んでいたら運転者にどんな邪魔になるかわかりません。
車内の天井につっかえるように浮かせておいたら、後部ミラーが全然確認できなくて危険です。

その代わり、帰ったら家の中で風船を手に走り回り始めた二人。
一度手を離したら、天井につっかえる状態で浮いてしまうので2号は風船に手が届かない。
それを嬉々としてつかむ1号。
二つを一緒にもって歩くと、あっという間に紐が絡まってしまうので1号がまたぐずる種になったり。
で、ほどいてやるとまた元のように二人で走り始めます。

タダで貰った風船ですが、こんな風に遊んでくれるなら安上がりで良いわ。…うるさいけど。

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盗まれたハネムーン

盗まれたハネムーン

柴田昌弘著

出版社 朝日ソノラマ
発売日 2003.10
価格  ¥ 600(¥ 571)
ISBN  4257722215
★★★★☆
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柴田昌弘傑作集1。やっと買いました。

表題作
 扉絵が気に入っていた。でもストーリーはなぜか覚えていなかった。こんな話だっけ。桐生仁というキャラクターは結構好き。柴田昌弘ならではの定番キャラですな♪
 花嫁の人格がどんどん入れ替わり、曾祖母の人格に入れ替わった頃にぼんやり思い出してきた。
 ハッピーエンドというのは良いですね♪

「樹氷館」
 これは初めて読んだかも。主人公の顔が、初期の頃の小松崎ランを思い出させるね♪
 樹氷館の女主人の婚約者フランツという男の性格は従来の柴田昌弘の作品にはあまり出てこない性格かも。

「第3の娘」
 徹底して秘密主義の第5病棟。主人公は交通事故の大怪我の際に、第5病棟に運ばれて処置され、奇跡的に生き返った。その経験から彼女は看護婦になり、第5病棟への配属を希望する。しかし…

 なんか古の昔に読んだ「ガラスの墓標(高階良子だっけ?)」とか「今はもういない私へ…(新井素子)」を思い出させるストーリー。

「おれの人魚姫」
 かわいい人魚姫のキャラクター。ホントはグロテスクってのが笑える。高ビーな同級生 仁科陽子サンの立場がかわいそうかも。

「回転扉」
 連載当時、惹かれて読み込んだ作品だったけど。なぜかラストがすっかり忘れていた。アンハッピーエンドだったんだ。これ。悲壮感漂いますね。

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ヴァイキングの誓い

ヴァイキングの誓い

ローズマリー・サトクリフ作・金原瑞人訳・久慈美貴訳

出版社 ほるぷ出版
発売日 2002.09
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4593533813
★★★★★
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図書館の児童コーナーで借りました。
サトクリフの本は初めてですが、その昔、北欧神話にはまって以来、好きなジャンルですね。

主人公のイギリス人少年ジャスティン。
たった一人の肉親である母を失った後、ふとしたことから牛追いの仕事をしていたが、ある時ヴァイキングにさらわれて奴隷として売られる。
ジャスティンを買ったのは、同じくヴァイキングのトーモッド。
ある夜、トーモッドが大事にしていた槌型の琥珀のペンダントを届けようとして、街で争いをしているトーモッドを見つけ、とっさに加勢をする。その時は夢中だったが、これがきっかけでトーモッドはジャスティンを奴隷としてではなく、運命を共にしてくれた大事な友としてみるようになる。奴隷としての身分から開放してくれた上で、二人は義兄弟の誓いを交わした。
トーモッドの故郷に帰るとトーモッドの父親が殺されたことから、ヴァイキングには特有の「復讐の血の誓い」をトーモッドがすることになる。この世でトーモッドのみをただ一人の友人として、トーモッドだけを頼りにしているジャスティンもいやおうなしにその運命に巻き込まれていくことになる。

読んでいて、学生時代に気に入って読み返していた谷口幸男訳の「アイスランドサガ」を思い出した。
サトクリフ。また読んでみよう。

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おとうさんといっしょに

白石清春さく・いまきみちえ・西村繁男え

出版社 福音館書店
発売日 1995
価格  ¥ 764(¥ 728)
ISBN  4834012247
★★★☆☆
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お母さんは用事で朝早くからいないので、あきくんは お父さんと一緒に保育園に行くことになった。
あきくんのお父さんは、脳性小児麻痺で身体が少し不自由なので あきくんの洋服のボタンを占めるのは時間がかかる。お父さんの靴を取ってあげたりお手伝いもする。

電動車いすに座るお父さんのひざに乗って保育園へ出発。
途中、線路の下をくぐる地下道の坂道では車椅子が早く下りてしまうので、秋君は車椅子の後ろからそっと歩いてついて行く。地下道から出るときの坂道はのぼりなので、二人で「くるまいすがんばれ!」と声をかける。
駅の周囲の道は、車が多いからお父さんはひやひや。

さ、保育園についた。あきくん、いってらっしゃい。
あきくんも2階の窓からお父さんに手を振った。

恐らく等身大の風景。日常の延長だ。
この肩肘張らないエピソードが心地良い。

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そうかい。

昼ご飯を食べて、早めに幼稚園へ。
というのは、今日は保護者会の総会があるから。

1号の通う幼稚園はキリスト教系なので、礼拝堂があり、そこで総会が行われる。
あ。2号の上靴忘れたな。まぁいいかとあがると始まる寸前だった。ぎゃ〜。

一番後ろに座る。

賛美歌の間はおとなしく歌に聞き入っていた2号だったが、その後は飽きたらしくそわそわ。
一応、絵本を持ってきていたのでおもちゃ代わりに渡すが、あっという間に脱走。
結局 総会の間、礼拝堂をあっち行ったりこっち行ったり。
椅子と椅子の間をすり抜けて右往左往。

挙句の果てに、滑って思い切り椅子の縁に顔をぶつけて泣いていた。
ええぃ!自業自得じゃ。

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クロ號 6

クロ號 6

杉作

出版社 講談社
発売日 2003.09.22
価格  ¥ 560(¥ 533)
ISBN  4063375285
★★★★★
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先に読んだ7巻を買った時、まだ6巻を入手していなかったので、1号が「なんで6がないの〜!?」と叫んでいた。
飼猫氏はむっとしたのか?早速翌日に買ってきた。

というわけで6巻である。

同じ街に住む大人猫グループと若者猫グループの抗争。クロはふとしたことから若者猫グループのボスになるが、「ヘイワナマチ」をめざすあまりに頑張りすぎてみんなから嫌われてしまう。
前のボス猫が戻ってきてホッと安心。
しかしこの抗争で、同じアパートの隣室に住むダイスケがいなくなってしまう。

以前短期間ながら一緒に住んでいたチビ猫チビコが、飼い主氏の都合で数日預かることになる。チビコが世間ずれしていないのを心配して、のらねこの家族に毎日預けに行ってみたり、狩りを教えたり、クロとクロの妹猫の奮闘が面白い。

よしよし。

? posted by Yumikoit at 03:42 pm pingTrackBack [0]

看板が好き。

2号の歩ける距離が伸びたらしい。
最近は大人の足で片道5分ほどの幼稚園までの送り迎えが、往復共に歩けるようになって来た。

とはいえ、道路が雨で濡れている、雪かきの雪が道路に投げ出されてびちゃびちゃだ、など歩けなくなる理由は多々ある。
実際には全体の半分ほども歩けばいいだろうか。

そんな彼のお気に入りは、側溝に伏せてある錆色の金属製のふただ。
この鉄の蓋がかぶさっている道を、感触を確かめながら歩くのが好きらしい。
下水のメンテナンス用だろうか。取っ手のつけてあるものは、取っ手の部分を必ず持ち上げてみる。
端っこまで行って側溝が開いている場所まで来ると、また逆に歩き始める。
おぃおぃ。そっちは家じゃないよぉ!…と捕獲。

誰かの家の庭先の、玄関口まで色を変えて敷き詰めてある敷石も、魅惑の種らしい。よその家の敷地だっての!…と捕獲。

勿論どこかのアパートの入り口にある広い駐車場。
走り回ってみたいのかな。とっとことっとこと進入。…捕獲。

後ろからクルマが来た。当然捕獲。

さて、途中道路工事。
工事区間の前後に たて看板。
「工事中」
「工事中につき徐行お願いします」
などなど。勿論工事期間を明示する看板も。

2号はそれを指差して
「う!う!」
あ〜。
「これは "事(じ)" だね」
「う!う!」
「"ま" だよ」
「う!う!」
「"す" だね」
2号は次の看板に行き
「う!う!」
めんどくさいので1行全部読んでやる。
「工事中、だよ」
何回か読ませると、またもとの看板に戻り、同じことの繰り返し。

そもそも文字は大きく書かれているし、2号の背は小さいしで指差せる文字は2,3個しかないし。

しかしこの「看板を読んでもらう」遊びが気に入ったらしく、ここ2,3日朝も昼も、行きも帰りもやらされています。1歳児が読めるわけね〜だろっ!と思いつつ付き合う私も私だけど。
家の絵本などはあまり持ってきたりしないのに、こういうのを指差すのは、最近ひらがなに興味が出てきた1号の影響なのかしら。
うう〜。めんど。

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