はぃ、オムツどうぞ!

最近、2号は「オムツもって来て!」と言うと自分でオムツを持ってくるようになった。オムツを替えて欲しいと思うときにも、もって来る。
でもまだ数の概念がないから、かごに入れてあるオムツをありったけ持ってくる。

さて、1号の方はマネマネ星人。
2号が「がぅ!が!」とかナン語を言い始めたのでよくまねしている。
「が!が!(お水ちょうだい!)」
と2号がいえば、1号もコップを差し出して
「が!が!」
と言っている。え〜い!お前はしゃべれるだろうがっ。


今日も2号が絵本を差し出して
「ぐぁう、がぅ」
と言うので1号も絵本を持ってきて
「ぐあぅ、が〜う」
と言う。

「1号よぉ。あんたは赤ちゃんなの?」
と訊くと
「そぉなのぉ」
と言うので
「じゃあ、全部2号と一緒にしてあげようね。まずオムツ持ってきなさい。パンツじゃなくてオムツにしてあげるから」
と言うとさすがに痛くプライドを傷つけられたのか怒ってしまった。
「イヤッそうじゃないっ。ぱんつっ」

しかし、2号は黙って消えて、両手に持ちきれないほどのオムツを持ってきた…
ううむ。お兄ちゃんが自分と一緒にオムツを付けてくれるというアイディア、そんなに気に入ったのだろうか…(-_-;)

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モーモーまきばのおきゃくさま

モーモーまきばのおきゃくさま

マリー=ホール=エッツぶんえ・やまのうちきよこやく

出版社 偕成社
発売日 1995
価格  ¥ 1,470(¥ 1,400)
ISBN  4032010501
★★★☆☆
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少し体調が悪いので、仕事始めの飼猫氏に早く帰ってきてもらい、子供たちを風呂に入れてもらった。
というわけで1号の寝かしつけは飼猫氏。
この絵本は、2号に読んでやったもの。

モーモー牧場に住んでいる牛さんは、牧場のおいしい草を他のヒトにも食べさせてあげたいわ、とつぶやく。それを聞きつけたカケスが、「じゃあお客様を呼ぶといいわ。私が呼んできてあげる!」と飛び立つ。
でも意地悪カケスが呼んできたのは、馬、ヤギ、豚、子羊の他、なんと犬や猫やガチョウ、雄鶏、雌鳥、ネズミまで!

ご馳走の時間になって牛が草を勧めると、案の定お客様は次々と帰ってしまう。カケスがそれをみて「ほ〜らね。やっぱりみんなすぐに帰っちゃうでしょ」と笑う。
でも、馬やヤギ、子羊さんたちは気持ちよくズ〜〜〜っと、モーモーまきばのおきゃくさまになって、お友達にご馳走できた牛さんは本当に幸せでした…

価値観の違いとか、そういう難しいことは子猫どもには判らないだろうけど、私は割りと好きな作品。
ただ、買ったのはずいぶん前なのに、途中まで読んで1号はそれ以降一度も読み返そうとしない。
どうやらパッとしなかったようだ。

2号はおとなしく聞いていたけど、どうかな。気に入ってくれたかしら。

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かじだ しゅつどう!しょうぼうしゃ

かじだ しゅつどう!しょうぼうしゃ

おおはらひできさく・たくのだいすけえ

出版社 PHP研究所
発売日 2001.05
価格  ¥ 1,155(¥ 1,100)
ISBN  4569682804
★★★★☆
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1号が図書館で新年早々真っ先に選んだ本。
3DのCGで描かれた絵柄。

おじいちゃんが居眠りして、ポトリ、と落としたパイプから出火。気づいた時には部屋中火の海!
あわてて消防署に電話するおじいちゃん。同じマンションの住居に家事を知らせる孫娘のミサちゃん。

機動的に火事を消したり、逃げ遅れた犬を助けたりする消防士の様子を描く。

働く車が好きな1号のつぼにはまる絵本。


そういえばさ。私の小さいころ(歳がばれる!)、早朝に「はたらくおじさん」ってやってたけどあれを今見たら1号大喜びだと思うんですが。DVDとか出ていないの???

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まどろみ消去

まどろみ消去

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 1997.07
価格  ¥ 798(¥ 760)
ISBN  4061819704
★★★☆☆
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森博嗣の短編集。
一番好きだったのは、[キシマ先生の静かな生活]。
学生時代の恩師を思い出す。イメージは違うけれどもね。
やっぱり部屋の中に所狭しと本を積み上げ、ひなが一日微分方程式と取っ組んでいるような、どっか俗離れした方だった。
森博嗣氏の研究に対するひとつの姿勢を垣間見るようである。
ただ、文系を自認する方々には理解できない話であるかもしれない。

垣間見るといえば[やさしい恋人へぼくから]。
一人の同人仲間との出会いを描く。異性を感じさせないところがいい、という。
 今でも、私の大好きなダンナ様。
で終わらせるところがいいかな。
スバル氏、と相手の名前をつけているから、夫人へのひとつのラブレターなのだろうか。なんかほほえましい気がする。

[虚空の黙祷者]
夫が失踪。しかも同じ夜に夫の親友の父親が殺される。現場には夫の指紋のついた刃物が。
夫の親友は5年後、夫人にプロポーズする…
ストーリーとしてはS&Mのような完全理系の同氏の作品ばかり読んできた身としては、なんとなくありがち。

[純白の女]
サイコミステリィというのかな。こういう分類はよくわからない。綺麗なものだけを見ていたい。そんな感じのお話。
ちょっと詩的。

[彼女の迷宮]
夫が書く小説の主人公は私と同じ名前。私とは全然違っていて、私の理想…
その作品の中の自分に嫉妬する。
作品の中の私をめちゃめちゃにしてやる…
留守の間に摩り替えられ、雑誌に掲載されてしまった小説を見て夫は…

[真夜中の悲鳴]
スピカ、というボーイッシュな女性は同氏の夫人がモデルなのかなぁとおもって読みました。なんとなく。
大学の研究室を舞台にしたミステリィというつくりです。

[ミステリィ対戦の前夜]
S&Mシリーズの番外というところか。犀川先生は出てこない。ミステリィ研で泊まりこみで作品批評会をしている。萌絵がどの作品も一途両断に…そしてミステリィ研の部長は。
萌絵の性格描写がちょっと甘い気がする。いや、それがポイントなんだろうけどもう少しはっきり書き分けてもいいと思うんだけどな。
いずれにしてもネタとしてはB級。

[誰もいなくなった]
これもS&M。ミステリィ研の このなぞは解けるか?といったイベント。萌絵がミステリィ研の仲間と一緒に自信たっぷりに動き回るが…最後に犀川に鮮やかに解かれてしまうシーンが好き。

[何のためにきたのか]
ミステリィではありませんね。でもなんか好きな作品です。
現実の表と裏、といったところかな。

[悩める刑事]
立場の逆転、か。最初、厚かましく噂好きで、下手の横好きでとにかく事件に首を突っ込みたがっていた妻のイメージが、最後の数行で裏返ってしまう感じがよかったかも。
夫哀れ?

[心の法則]
石に色を塗る、というと今は「おかあさんといっしょ」の「へんし〜ん」のコーナーを思い浮かべます。
いやいや、これは壁にその塗った石を並べて作品を作るんでしたね。

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公園。

まぁ1号の水疱瘡も落ち着いたようなので、遅ればせながらお買い物。
私が買い物している間に、飼猫氏と子猫どもは待ってられん、とどっかに遊びに行くらしい。

買い物が終わってから、携帯に電話をかけると戻ってきた。
どうやら電車を見に、駅付近まで行ったところ公園を見つけたのでみんなで遊んだらしい。

水疱瘡だのなんだので冬休みに入ってから全然外に出れなかった二人。
というわけで大騒ぎしたようだ。

まずはみんなで滑り台。
2号は、1号が滑るのを見て、自分もやりたいとはしごを登ろうとする。
2/3くらい登ると満足するのか、降りてくるらしい。
しばらくすると駅に到着した電車を見に行ったらしく、あとで、1号が電車の色だの、車両の数だのを報告してくれた。
1歳2ヶ月にもかかわらず2号はその辺走り回り放題。
1号は幼稚園に入るまでは苦手だったブランコをこぎまわり、2号もブランコを楽しんだらしい。

1号はよっぽど楽しかったらしく
「新しい公園、また行こうねぇ」
と繰り返し言っていました。

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ひいらぎはかせの バイキンたいじ

たむらしげる作・絵

出版社 フレーベル館
発売日 1990.09
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4577006928
★★★★★
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表紙を見ているだけで、シチューを食べたくなるあの絵柄である。ヒトによってはニュースステーション?
閑話休題。

ひいらぎ博士の飼っている猫とネズミがえさの時間になって帰ってきた。しかし猫とネズミは、針金のように細い身体になって帰ってきた。
さぁ大変。原因を調べなくてはっ。
早速ねずみの身体を…直接診察台の上に寝せて直接顕微鏡で覗いているのはきっとご愛嬌であろう。
その結果、「ハリガネ菌」に感染していることがわかった!
このままでは大変だ!そうだ!あれがある!

…というわけでひいらぎ博士は秘密兵器を取り出す…いや、取り出したはずだったが…なんとひいらぎ博士までハリガネ菌に感染してしまった!重くて持てない…

博士はロボットを呼び、缶の中身を博士の体に振りかけてくれるように頼む。缶の中身は…なんと膨らし粉。
ハリガネ菌は膨らし粉でパンパンに膨れ上がり、破裂してしまう。

こうして元に戻った博士と猫とネズミは、今度は街に出て待ちの人たちも治してあげる。

しかし後遺症が残ってしまった。膨らし粉を振り掛けすぎてみんな太ってしまったのだ…みんなでジョギングに励む毎日…(完)

というわけで読んでいる最中、1号バカウケでした。
なぜか横で2号もやたらウけていました。こういうのはやはり楽しいんでしょうね。

? posted by Yumikoit at 09:53 pm pingTrackBack [0]

二人を同時に呼ぶ時。

顔を洗ったり歯磨きをする時など、飼猫氏が子供たちを同時に呼ぶ。
普通はホントの名前を普通に呼ぶのだが、二人一緒のときは、最近
「ねこどもぉ!」
と呼ぶようになっている。

どうやらその呼び方をすると「千と千尋の神隠し」のカマ爺がススワタリたちを呼ぶ時の声音を思い出す、というのである。
それがなんか嬉しいらしい。ふむ。

? posted by Yumikoit at 10:44 pm pingTrackBack [0]

食欲大魔神2号。

以前から書いているが、2号は本当によく食べる。

ご飯や食事の量は、既に1号と同じ量だけ盛っている。
つまり、1日に一回かそこらあまり食べない時が必ずある ムラ食いの1号よりも、たくさん食べていることになる。

食事中は、
「ご!ご!ご!」
とかいいながら欲しい皿を要求し、目の前に置かれるとワシワシと手づかみで食べる。
ご飯やべとべとした炒め物のおかずなどは、私が横からスプーンで与えるが、今日は目の前に置かれた皿のものが欲しかったらしく、いきなり自分で皿を持ち上げて私の前に突き出した。
「もう要らないの?」
とテーブルの奥に置こうとすると指差して
「ご!ご!ご!」
と言う。そうか、これを食べさせて欲しかったのか、と早速スプーンですくってやる。

基本的に誰かが食べているものはなんでも食べられると思っているらしく、塩茹でにした青端豆やイカの塩辛なども要求するが、さすがに塩辛はまだ与えていない。

妊娠中にハマリ食いしたものを好きになる、ともいうので 塩辛はきっと食べだしたら2号ははまるだろう。

最近は誰かが台所に立つと食べ物を出すのだと感じるらしく、私や飼猫氏がコーヒーを作りに立っても必ずやって来る。
まったく油断が出来ない。

そんな彼だが、おせち料理で特に気に入ったのは黒豆。
餅はまだ、ハマリ食いするほどではないらしい。ふむ。

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くまくんのいまなんじ?

くまくんのいまなんじ?

ささきようこ作・絵

出版社 ポプラ社
発売日 2001.08
価格  ¥ 368(¥ 350)
ISBN  4591069214
★★★☆☆
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ここのところ、正月休みで飼猫氏がずっと家にいるので絵本のご指名はほとんど飼猫氏。
しかも年末に図書館に行きそびれて、今まで読んだ本を読み直したりしている。

さて、久しぶりのご指名で、今日は古い絵本を引っ張り出した。
2歳の頃、1号が大好きだった絵本である。
テレビのリモコンをいぢるのが好きだった1号は、割と早く12までの数字を覚えた。それを知った姑が面白がって贈ってくれた本で、ちょうど時計に関心を持ち出した頃だったから1号は何度もこの本を読んでいる。

ストーリーはありがちだが、くまくん の 1日を時計と共にたどるもの。
分針の読み方は難しいので、分針は必ず上をさしている。

ずっと昔、喋り始めにやっていたように 絵をたどりながら時計を読むと共に
「くまくん、朝ごはんだね。なに食べてる?」
とか
「公園に一緒に遊びに行ったお友達はだぁれ?」
とか色々喋らせる。

その内ふと1号が言った。
「11 と、1 と、4 と、7 とにやったことがない!」
…確かに、途中抜けている時間帯がある。
おぃおぃ。そりゃ〜ページ数の関係ですがな。とツッコミたくなるのを我慢して
「じゃあ、11時にはくまくん何してたかなぁ?」
とかフォローを入れてみる。

しかし夕食を食べたシーンを書いていないのは、ちょっと片手落ちだと思うぞ。

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マン・プラス

フレデリック・ポール著・矢野徹訳

出版社 早川書房
発売日 1989.08
価格  ¥ 550(¥ 524)
ISBN  4150108331
★★★★★
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私の大好きな、ある意味ルーツ的な本の1冊。
かなりネタばれになるが、あらすじをここに記す。

火星殖民計画の一環として、火星環境に適応したサイボーグを作る。
サイボーグ1号は実験中に死亡し、ロジャー・トラウェイがサイボーグ化手術を受ける。
サイボーグとなったロジャーはサイボーグである自分の身体の使い方を色々習得する。
妻の不貞を知ったロジャーは、一人思い悩むが、ある時研究所を脱走して妻に会いに行く。しかしその会見は失敗であった。研究所に帰ってきたロジャーは悟る。手術によって確かに自分は、生殖機能を失った。しかしこの事件によって、生殖能力が自分のアイデンテティに与えていた力が、それほどに大きくなかったことに彼は気づく。

そして火星に彼は行く…

とまぁ、こんなストーリーだ。
この話の面白いところは、多くのサイボーグが出てくる話にあるように「サイボーグになったところ」から話が始まるのではない。
一人の人間が、サイボーグになる過程が描かれているといった方がよいだろう。
特に、コンピュータによって仲介され、脳に伝達される視覚データがどんなふうに認識されるようになるのか。脳からどんな風に各末端の身体機械を操作するようになるのか。
「目を閉じる?どうやって???」

そしてその結果、彼が「心身一体」となっていく過程…。
これを味わうことに、この本の醍醐味があると思う。

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