朝になって熱を計ってみる。
…37.4℃。
夜中はもっと熱かったと思うので、きっと38.5℃はあったであろう。
アタマはまだ痛いという。
今日は学校は休みかな。
朝ごはんを食べる1号の脇で、だらだらと「病気の気分だしまくり」で甘えまくる2号。
ソファに横になってごろごろしてみたりしている。
しかし1号が学校に行ってしまい、
「学校を休んだ日は、おもちゃもゲームも、テレビもだめ」
と言われるとつまらない。
「今日の給食は夏野菜カレーだったのになぁ」
うんうん。残念だったね。
夏休み用に買った課題図書の本をなんとなく1冊読んだ頃には平熱に戻り、朝御飯も2回に分けてしっかり食べて、頭痛もなくなるとつまらないのである。
「夜のお祭りの時間までには元気になって、行きたいなぁ」
…学校休んだやつは、普通お祭りに行かないよね。
「…」
10時ころ。
「ぼく学校に行く。で、学校から帰ってきたらお祭りに行く」
念のためにもう一度熱を計らせる。
ふむ。36.5℃。大丈夫みたい。
2号、自主的に学校に行く準備をする。
「じゃあ行ってきます!」
まてまて。校則でな。遅刻していく時には、親がついて行かないといけないのよ。
「ふーん。そうなんだ」
そーそー。
しかし今から行くと、3時間目にぎりぎり間に合うかどうか瀬戸際だな。
どうする?私の自転車の後部座席、乗っていく?
普段は重量オーバーなので絶対に載せないのだが、聞いてみる。
「ううん。いい。自分で歩く」
はぃ。さいですか。
夜のお祭りのために、学校に行く途中の道は露店の準備で大わらわになっている。
そこを、黙々と歩いて行く2号。
昨夜のは、熱中症かなんだったかな。
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