2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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2005/4/8
定点観測…
子ども達は大抵 布団の中央、境目辺りに並べて寝せる。
そしてその両脇、2号の側に私が、1号の側に飼猫氏が寝ることが多い。
昨日もそうやって寝せたはずなのに。
さて大人が寝る時間だ、と布団の部屋に行く。
いつも1号と飼猫氏が寝る側の布団に、1号と2号が布団を剥いでごろごろと寝ている。ワ〜イ、猫団子だ猫団子だ。
暑い日だったからなぁ。とふと2号の枕を触ると、じっとりと濡れている。寝汗かぁ。
いつもだと一応二人を布団に戻して、それぞれの定位置に寝るんだけど。
「…どうする?」
「ま、この気温なら寝冷えで起きることもあるまい」
というわけで、完全に空いたダブルの布団の方に大人2人が寝ることにする。私が、一番端。
以下は翌朝飼猫氏に訊いた話と、私の夜中起きて見た話の総合。
まずは時間は判らないけれどもどこかで、ふと飼猫氏が起きた。
子ども達に蹴られたのか何なのか。
場所が狭くなってきたので、いつも寝ているほうの布団に移動して、いつもの場所で寝たらしい。
次に私が、何かが胸にぶつかって起きる。…1号の足。
ええい、この足。邪魔。と押しやって寝る。
そしてまた、何かに腹を蹴られて起きる。…今度は2号。
見ると私の上半身側にちょっと離れて1号が、下半身側に2号がごろごろと寝ている。
ううむ。1号が丸まっていたので私の布団をかけてやる。
びぃ。2号がふにゃふにゃと泣いているので抱き寄せて寝る。
朝起きてみる。
ちゃんと私の隣で2号が。その向こうに1号が。そしていちばん端っこに飼猫氏が寝ている。
ううむ。ちゃんと朝になると全員が定位置に戻っている。すばらしい。<おぃ。
? posted by Yumikoit at 09:45 pm
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2005/4/7
魔女えほん2「魔女にきた星文字のてがみ」
銀の鈴社 (2002.4)
ISBN : 4877867422
価格 : ¥1,260
1号が新しくシリーズで順番に借りてきたいと手に取ったシリーズ。
しかし1巻を見つけられなくて2巻から借りてくるところがまたひとつズッコケか。
黒地にクレヨンのような味わいのあるイラスト。
ズッコケ魔女の大冒険シリーズの絵本版らしい。
小学生向けの単行本と、サブタイトルが同じところを見るとおそらくは根幹のストーリィも同じで、幼年向けに簡単にしているのだろう。
そして、各ページの下部にひらがなカタカナを読めるようになり始めた子向けの簡単なストーリィ、右側には読み聞かせように漢字交じりの文章でのストーリィが書かれている。ふぅん。つまりは、読むのが面倒なら下の文字だけ追っても大丈夫そう<おぃ。
お話は、天の川の青年とさそり座の娘がお互いに想いあっているのにさそり座の娘の父親の反対で結婚できない。という所から始まる。
これを魔女のエッちゃんがとりなして結婚式を挙げさせるわけ。
ところで最後で
「いったい、かみづつみの中には、何がはいっていたのでしょう」
で終わる。
最後のページがなかった?と1号は首をひねっているが、多分これは絵本全体が何かのなぞなぞになっているような気がする。
シリーズ内のほかの絵本も借りてくれば判ることでしょう。ねっ。
? posted by Yumikoit at 10:52 pm
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ほんとにさよなら?
出版社 フレーベル館
発売日 1998.03
価格 ¥ 714(¥ 680)
ISBN 4577017717
引っ越したらみんなあえなくなるね。
こぐまのクーはお引越し。今日でお友だちともみんなさよなら。
お引越しの見送りに来てくれたお友達とも一人、また一人と
「ここまでで、帰るね。ほんとに、さよなら」
と別れていく。
そして新しい家で初めての夜。
「…ボク、ほんとに一人になっちゃった」
でも窓の外には馴染みの顔がひとつ。まあるいまあるいお月さま。
そういやここ数日で、2号が「おちゅきしゃま」と言えるようになっちゃった。「おぅちえぱぱ」が消えつつあるのがすごく寂しい。
1号はぼんやりと2年前の引越しを覚えているのか。それとも私が当時の引越しのことを友だちなどに話しているのをぼんやり聞いて自分の記憶と混同しているのか。
「ふるいおともだちと、離れちゃって寂しかったけど、今はお友達が増えたから寂しくない」
と言っていた。ふむん。それはそれで素敵なことなのかな。
? posted by Yumikoit at 10:48 pm
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トイレで初ウンチ♪
時々
「ウンチ出た〜」
「そぉ。どんなウンチ?オムツ持っておいで」
「ウサギウンチ〜」<コロコロの硬いウンチのコト
と自己申告があっても出ているためしがない。
先日買った整腸剤を少し少なめに飲ませながら様子を見ている。
今日も沢山遊んだ2号。
夜ご飯まではかろうじてもったけど、ご飯食べてるうちに寝ちゃうかもしれないな、と思いつつ食事をさせる。
うとうと寝そうになりながら、時々ぎゃ〜と泣いて、でもご飯を食べる2号。
「2号。どうした」
「お腹痛い〜」
「ウンチ出る?」
「うっんち、でる〜」
「じゃあ出しなよ」
「でない〜。おなかいたい〜」
という会話が数回繰り返される。
そのうち
「トイレに行く〜」
と言う。
でもなぁ。今までトイレに連れてってもおしっこもウンチも出たためしがない。まぁ気休めだろうけど。
トイレに連れてって座らせる。
ちなみに我が家のトイレは、1号のトイレトレーニングの最中に1号自身が自ら選択して以来、補助便座なし。
2号もそれで器用に毎回跨っているのでそれでいいかと、補助便座は片付けたままである。
? posted by Yumikoit at 07:22 pm
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年中になりました♪
ある意味オヤの方がホッとしてるなぁ。
去年は30人で1クラス、2人担任1人副担任(年中と兼任)というクラス編成だったけど、今年から2クラス。
誰と一緒になるのかな。と親の方がワクワク。
幼稚園に着くと、下駄箱の上に貼り出してある。
1号は2クラスになる、というレベルの認識で特に興味はないのか、ポ〜ッと靴を脱ぎ、新しい自分の下駄箱を探している。
わくわくわく。
きく組。え〜っと、ガールフレンドのNちゃん、同じ未満児入園組のTひろくん、Kじくん。電車友だちのKとくん。
いつも一緒に遊んでいるお友達が勢ぞろい。
1号の留守中に、近くにできたケーキ屋に行ってみると、オープン記念か犬の形をしたメレンゲのお菓子をくれる。
おおっ。結構リアルだ。
図々しいとは思ったけれども、2号の分だけだと1号が怒るのは必至なので
「あのぉ。もう一人子どもがいるので、もうひとつ欲しいのですが売っていただけませんか?」
というとタダでもうひとつくれた。よかったぁ。
お昼ごはんのあと、年中さんになってよかったね。とそのお菓子を出してやると大喜びで食べる二人。
昼頃帰ってきた1号に、それとなく訊くとあの子はもも組、あの子はきく組、と色々教えてくれる。特に誰と離れて辛かったとも言わない代わり、誰と一緒でウレシ〜ッと盛り上がることもない。
去年も1クラスの中で二つのグループに分かれて行動することも多く、その延長で捉えているらしい。
小さな幼稚園ならではで、みんな顔のわかる親しさ。いいな。
ケーキ屋さんで買ったお菓子は、お昼からお邪魔した家でみんなで食す。偶然、今年も1年間同じクラスの子達ばかり。
今年もよろしくお願いします。
? posted by Yumikoit at 07:22 pm
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2005/4/6
重力ってナニモノ?
ここの児童会館は犀川のほとりにあるんだけど、内容的には2号のような幼児よりももう少し年齢のいった小学生なんかが面白がりそうなところで、ちょっとした科学館と子ども向けの図書館と、児童公園、プラネタリウムなんかもついていて、全て無料で利用できるというのが嬉しい。
去年はここで3歳児向けの野草摂りのイベントにも参加して楽しかったなぁ。
あと1週間もすればサクラが見ごろであろう。
のんびり20分ほどかけて歩いていく。
出かけにばたばたしたので、児童会館に着いたのは1号のお目当ての1/70鉄道模型の走行イベントが始まる30分ほど前だった。勿論コレも無料。
サンダーバードやE2系あさま、蒸気機関車、ブルートレイン、あとはこの界隈を走る鈍行列車などが走るので、子ども達には大人気。
1号も2号も大喜びで見入っている。
終わった後はすぐに野外に出て遊ぶのかと思いきや、1号がハマったのは鉄道模型と同じフロアに展示してある数々の理科の模型展示。天気の移り変わりの様子や発電の仕組み、太陽系の模型などに混ざって。
重力場につかまったボールがどう落ちるかを示した模型が面白かったらしく、何度も実験している。
これ、漏斗型になっているピカピカに磨き上げられた穴にぐるぐると大きな円を描くように放出されたボールが、どんな風に重力場につかまるかを実演させているんだけど、とにかくコレが面白いらしい。
途中公園に出て走り回ったりもしていたけれども、その合間を縫ってこればかり見ている。
ううむ。将来有望だぞ、1号:)
? posted by Yumikoit at 08:23 pm
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2005/4/5
走る理由。
今日のお友達の家までは、幼稚園までの道のりの倍くらいの距離がある。
1号が歩くと自分も歩きたい2号。
先日も同じくらいの距離のあるお友だちの家からの帰り、2号を無理やり自転車に乗せたら怒っていたっけ。
「自転車でいつも行ってるけど、今日はどうする?お天気もいいから歩いていこうか」
と言うと
「歩いていく!」
と声をそろえて言う子ども達。
30分くらいかけてゆっくりとお友達の家に行く。
途中いつものように縁石に上ったり葉っぱを拾ったり。
お友達の家でしばらく遊んでいると、ふとそのお友だちが部屋の中を走り出したので
「疲れてるかな?」
と言うとそのお母さんに
「そういや先週、水泳教室のあった日はよく走ってたわねぇ」
と言われた。
そうなんだよね。うちの子たちも夜ご飯のあと2人で必ず家の中を走り回る。
そういう日は特別寝つきがいいんだ。
…はた。お友達の家からの帰りに2号が必ず歩きたがるのは、疲れているから残りの体力をうまく発散させるために走りたいのか???
そういや今日も、えらく機嫌よく家まで歩いて帰ったが、帰るなり2日続けて夜ご飯も食べずに風呂にも入らずに寝てしまったなぁ。
? posted by Yumikoit at 09:10 pm
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ウルトラマンはなぜシュワッチと叫ぶのか?
出版社 メディアワークス
発売日 2001.01
価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN 4840216681
厳密にいうと私は初代ウルトラマン世代ではなく、ウルトラマンエースやウルトラマンタロウの世代ということになるだろう。
ウルトラセブンが微妙に記憶にあるのは再放送?それをいうならエースやタロウも再放送の記憶が強いのかもしれない。
ストーリィは強く覚えていないのは、それらすらも小学校入学前の兄貴と一緒に見ていたから。
その私の子も、ウルトラマンを見てよろこぶ年頃になった。
それもふしぎに、現在 放映しているウルトラマンネクサスはぜんぜんダメで飼猫氏が一押しでお奨めの「ウルトラセブン」を大喜びで見る。
# 初代のウルトラマンはまだ見せたことがない。
さて、そのウルトラマン。一体どんな経緯で地球にやってきて、異星の怪獣達とナニを好き好んで地球で大乱闘を繰り広げるのか。幼いなりに「お付き合い」で見ていた身としてはあまり記憶にない。ただかっこいいウルトラマンやウルトラセブンが怪獣と取っ組み合っていたシーンとそれを見守るウルトラ警備隊(…とヒトくくりにしてしまうのも、古の"オンナノコ"故?)くらいしか記憶になくて。
本放送ではなく、その後のパロディ文化で定着した「シュワッチ」という表現。本放送では「シュワッ」や「ジュワ〜っ!(by ウルトラセブン)」という発音がほとんどだったようで、それを著者は初代ウルトラマンの放送中の声を全て分析して一覧にまとめている。
ウルトラマンの掛け声ひとつでもこんなに多彩なんだ。
そしてウルトラマンの声をあてた役者が4人もいたということ。石坂浩二も声を当てていたというのもちょっとビックリ。当時のウルトラマン大好き少年たちの成れの果てには当然のことなのかもしれないが。
コレを読んでから子ども達ともう一度ウルトラセブンやウルトラマンを見るとまた視点が変わって面白い。
? posted by Yumikoit at 09:57 am
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2005/4/4
久しぶりの公園
これといった買いたいモノがあったわけではなく、とりあえず子ども達の体力を発散させたいので歩いていく。
歩いていくので、買うものは私の片手に持てるくらいに留める。
帰りに1号のリクエストでこの春2回目のツクシ採り。
─ 春だねぇ。
帰ってきてお昼ご飯のあとは子ども達との約束で公園に行く。
1号は自転車、2号は乗用玩具。
公園までの道はちょっと怖いけれども、子どもたちにあっちだこっちだ、そこは道路の真ん中だ、ばかやろう、と言葉をかけながら公園まで行く。
びえぇ。寒いよう。
親のそんな言葉には耳も貸さずにすっ飛んでいく子ども達。元気だねぇ。
公園ではボール遊びの小学生がいたけれども、1号は自転車でその周りをぐるぐる回る。だいぶ上達したので乗れるのが楽しいらしい。
2号も一緒になってその後ろを走り回る。
しかし2人、ルートが微妙に違うのが面白い。
緩やかにスロープになっている舗装路を自転車で登って来る1号。
2号は植え込みの間の、ハダカの土が見えている斜面を乗用玩具で登って来る。
そんな高さのある斜面じゃないんだけどね。
そしてブレーキの効き具合を確認しながら自転車で同じスロープを降りていく1号。うむうむ。上達の跡が見えるぜ。
2号の方はというと…同じハダカの土の斜面を乗用玩具に乗ったまま滑り降りようとしている。
言ったって仕方ないと思うけど。
「…2号。そこ、クルマで降りると落ちると思うよ」
と言ったのだが。
ニマ、と笑って滑り降りた。
─ハンドルからぐるんとまわって頭から突っ込む。おぃおぃおぃ。
しかし泣かない。
落ち着いて態勢を立て直して転んだところからもう一度滑り降りた。
「ほあ、ちゃんと、降りれたでしょ!」
…それ、ちゃんと降りれたって言うんですか???2号よ。
? posted by Yumikoit at 10:16 pm
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カモちゃんの今日も煮え煮え
出版社 寿郎社
発売日 2003.05
価格 ¥ 1,365(¥ 1,300)
ISBN 4990075781
サイバラの夫、鴨志田穣 と常に書かれるにはやはり抵抗があるだろうがしかし、彼の文筆業には西原理恵子が欠かせない要素であるだけに致し方ないことであろう。
鴨志田氏の作品には、独身時代の体験を書いたもの以外にはほとんど例外なくサイバラが出てくるし、そもそもサイバラがいて初めて彼が世に出たともいえる。
ジャーナリストとしての鴨志田穣よりも、文筆業としての鴨志田穣、が有名であるのはやはりサイバラがいてこそなのだ。
その最初のきっかけが書いてある本書。
相変わらず心に浮かんだことや思い出したことなどをお酒に任せて書き綴る。
「さぶ」に連載していたというだけあって、さすがに真っ当な男性は飲んだ勢いでしか会話にのせられなさそうなあんなことやこんなことも書いているのが、女性の私からするとちょっと別世界の出来事。<おぃ。
ゲッツ板谷氏のインド怪人紀行

板谷のインドへの旅に同行した鴨志田からの視点でも書かれている。ハックやナベちゃんに対する板谷からの視点との温度差が興味深い。
ハシシや麻薬にも手を出した経験をセキララに、しかし淡々と、経験者にしか書けない視点で書き綴る。
結局は
「俺にしてみれば十六ん時のシンナーなんだよな」
「俺もヘロインで、ひとつカーテンを引いていたんだ」
と言い切っている割に、相変わらず本書のあとでも呑みつづけて結局は離婚してしまう鴨志田氏。
なんでなんだろうなぁ。
…両親に対する記憶。
───どうせすぐにくたばるんだから───
人を愛する
ということから逃げていた。
しかし幸せな家庭を得る。二人の子ども。
“幸せ”が怖い。
怖いから、逃げなければならないのかなぁ。
? posted by Yumikoit at 07:13 pm
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