河崎実著・円谷プロダクション監修
出版社 メディアワークス
発売日 2001.01
価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN 4840216681
厳密にいうと私は初代ウルトラマン世代ではなく、ウルトラマンエースやウルトラマンタロウの世代ということになるだろう。
ウルトラセブンが微妙に記憶にあるのは再放送?それをいうならエースやタロウも再放送の記憶が強いのかもしれない。
ストーリィは強く覚えていないのは、それらすらも小学校入学前の兄貴と一緒に見ていたから。
その私の子も、ウルトラマンを見てよろこぶ年頃になった。
それもふしぎに、現在 放映しているウルトラマンネクサスはぜんぜんダメで飼猫氏が一押しでお奨めの「ウルトラセブン」を大喜びで見る。
# 初代のウルトラマンはまだ見せたことがない。
さて、そのウルトラマン。一体どんな経緯で地球にやってきて、異星の怪獣達とナニを好き好んで地球で大乱闘を繰り広げるのか。幼いなりに「お付き合い」で見ていた身としてはあまり記憶にない。ただかっこいいウルトラマンやウルトラセブンが怪獣と取っ組み合っていたシーンとそれを見守るウルトラ警備隊(…とヒトくくりにしてしまうのも、古の"オンナノコ"故?)くらいしか記憶になくて。
本放送ではなく、その後のパロディ文化で定着した「シュワッチ」という表現。本放送では「シュワッ」や「ジュワ〜っ!(by ウルトラセブン)」という発音がほとんどだったようで、それを著者は初代ウルトラマンの放送中の声を全て分析して一覧にまとめている。
ウルトラマンの掛け声ひとつでもこんなに多彩なんだ。
そしてウルトラマンの声をあてた役者が4人もいたということ。石坂浩二も声を当てていたというのもちょっとビックリ。当時のウルトラマン大好き少年たちの成れの果てには当然のことなのかもしれないが。
コレを読んでから子ども達ともう一度ウルトラセブンやウルトラマンを見るとまた視点が変わって面白い。
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