怒ってる理由。

1号と2号がケンカしている。
2号がなにやら1号を通せんぼして、1号が2号をどついたところで飼猫氏が仲裁に入った。
どんな理由があったって、自分より年下の子を、押したり叩いたりしちゃだめだろっ!
つーか、何度言っても、ヒトが一番嫌がることはしても手を出さない2号、言葉よりも先に手が出る1号という図式は変わらないなぁ。

プゥッと膨れる1号。
もともとのケンカの原因はなんだったわけ?…と訊くと、どうもポケモンカードがケンカの原因だったらしい。
「だからっ、2号がイヂワルいうから、ボク押しちゃったんだよっ」
そう1号が言った瞬間。

「そうじゃなぃっ。
 それもあるけど、そうじゃなくてっ、もう一つ怒ってる理由があるのっ!」
2号が叫んだ。
ふむ?なんで?

「だってっ。おにーちゃん、ボクのズボンはいてる!」

…ぷっ。ぷくくくく。
そうか、父さんも母さんも気付かなかったよ。
そういや1号が今日穿いているズボン、2号がいつもすそを折り返して穿いてるズボンだ。2号はちゃんと自分のズボン穿いてるのにね。

でもさぁ。昼の1時過ぎにそれ言ったってもう時効だよ。
朝、二人ともいっしょに起きて、1号が着替え終わって1時間以上たってからようやく2号が着替えてたじゃん。
その時に自分のズボンだって1号に言わなくちゃ:E

? posted by Yumikoit at 11:56 pm commentComment [3]

洋服の好み

春といえばセレモニー。
去年は2号の入園式。
今年は、1号の卒園式と謝恩会、そして1号の入学式。
それぞれにスーツやらなんやら必要で、そして全部同じというのも問題で。
さーて。何を着ようかな…。

自分の服を選ぶのが苦手な私にはなかなか酷な話だ。

謝恩会はドレスアップして、というから。昔友達の披露宴とかに着ていたあれかな。こっそり着てみる。うーん。まぁこんな感じか。

卒園式は…黒ベースか。12月の発表会に着た黒のパンツスーツ。そうでないなら喪服にアクセサリーとコサージュかな。
ためしに喪服を着てみる。最後に着たのは1号が生まれる前だから…えーと…。
─ ほっ。入った。
問題はアクセサリーだけど。どっちがいいのかなぁ。パンツスーツと。
リビングに行ってみる。
珍しい服装をしている私に向かって2号が目をキラキラさせて
「おかーさーん!きれいな服〜!」
と大騒ぎ。うーん。喪服なんだが。
珍しく化粧もしているのでそれも嬉しいらしい。

1号は表情も変えずに黙殺してくれる。そういうキャラクターなのよね。1号は。

うん。まぁこんなところだってのはわかったぞ。
着替えて、本日の目的の入学式のスーツを見に行くために、白いブラウスを着る。スカートと上着は、まぁ適当に。
そしたら2号がすごく残念そうな顔で
「何でさっきの服でお出かけじゃないの〜????なんでぇ?ねぇ、ねぇ」
とうるさかった。

あんたさぁ。2号よ。
やっぱりあなたは大きくなったら女性に言葉マメでタラシの人生をおくりそうで怖いよ、ハハは。

? posted by Yumikoit at 10:43 pm

キューちゃんの行方

2号はキュウリの漬物「キューちゃん」がキライらしい。
以前はどんな漬物でも大喜びで食べていた記憶があるのだが、最近はお皿にキューちゃんがのっていると「キューちゃんイヤー」というようになった。
でも載せるんだけどね〜:P

さて、例によって最初に魚を全部食べてしまい、野菜の煮たのも全部食べてしまい、味噌汁の豆腐もあらかた すくいきった。
ご飯はいつものようにまだ殆ど手付かず。<残さないけど。

あぁら。おかずがないわね。じゃぁ漬物足してあげようねぇ。
大喜びの1号。要らないという2号。
てめぇ。なら何故、おかずといっしょにご飯を食べない。

その後暫らく静かな2号。
1号はササッと食べ終わって歯磨きの準備をしている。
ふとみると。漬物があらかた姿を消している。
またご飯が残ってるよー。いいかけて、汁だけ残った味噌汁の中を見てみると。
漬物の殆どが味噌汁に浮いている。

…苦手だからってそういう食べ方が許されると思ってるのかぁぁぁぁぁ。

─ 勿論、全部責任を取って食べてもらいましたとも!

? posted by Yumikoit at 11:20 pm

 

潮風のおくりもの

潮風のおくりものパトリシア・マクラクラン作/掛川 恭子訳

税込価格 : ¥1,223 (本体 : ¥1,165)
出版 : 偕成社
サイズ : 四六判 / 190p
ISBN : 4-03-726560-5
発行年月 : 1995.7
表紙のイラストに惹かれて借りた。馴染みのあるような不思議な絵だ。
読み終わってからじっと考えたら、1号に今読み聞かせているシリーズと同じ人が挿絵を描いていると気付いた。

ママは絵を描いていたかと思うと、焼く前のケーキだねを嬉しそうに食べていたりする。パパは毎晩コーヒーテーブルの上でタップダンスを踊る。
コーヒーテーブルの上で、ねぇ。
タップ自体、馴染みの薄いものだからよくわからないけれども、この国じゃぁそれが普通なのかなぁ。

玄関に1歳くらいの赤ちゃんが捨てられている。
置手紙には
「みなさんのことをずっと見てきました。
 りっぱなご一家にちがいないと思っています。
 みなさんが承知してくださらなければ、私はこの子を永遠に失ってしまいます。(中略)そして、いつか迎えにもどってきます。わたしはこの子を愛しています。」
なんて通俗的だろう。捨てられた子ども。

すぐに抱き上げるおばあちゃん。
警察を呼ぶことで赤ん坊の存在を拒否しようとするパパ。
すぐに遊んであげ、手を差し伸べようとするママ。

失われた子ども。その半年後に突然現れた子ども=ソフィー。

ソフィーとの生活を受け入れることで、生後間もなく失われた生命への想いは浄化されていく。

? posted by Yumikoit at 08:57 am

新聞を読む順番

子ども達が夕食を食べている横で、新聞を読む私。
テレビ欄を見てから、1ページずつめくりながら社会面、地方面、スポーツ欄は飛ばして…という具合に読み進む。

2号がふと私の手元をじっと見て言った。
「なんで、1ページから読まないで逆に読むの?間違ってるよ」

いいんだぃ。こういう読み方もあるの!

? posted by Yumikoit at 09:58 pm commentComment [2]

 

シャーロット・ドイルの告白

シャーロット・ドイルの告白アヴィ作/茅野 美ど里訳

税込価格 : ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
国内送料無料でお届けできます
出版 : 偕成社
サイズ : 四六判 / 382p
ISBN : 4-03-018060-4
発行年月 : 1999.5
タイトルをみてミステリーを期待したらがっかりさせられるかもしれない。
殺人事件もあるし、主人公は犯人と疑われる。真犯人を追い詰める。
でも、そのメインはミステリー仕立てではなく一人の少女の成長物語だったりアドベンチャーである。そういう意味では、シャーロック・ホームズよりも宝島にずっとずっと近い。

ポイントは、上流階級の常識に縛られた「お嬢さま」がどんなふうに自分自身を解放していくのか、というところにあるのかもしれない。

? posted by Yumikoit at 01:32 pm

 

さくらさひめの大しごと

さくらさひめの大しごと

古田 足日文/福田 岩緒絵

税込価格 : ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
出版 : 童心社
サイズ : 23×24cm / 40p
ISBN : 4-494-00741-2
発行年月 : 2001.9
日本の神話に題材をとった絵本。
食べ物の神さまである母・おおつきひめ が、やってきた来客をもてなすために食べ物を出す光景を見て、客である神・みかづちが「食べ物を汚している」と勘違いしておおつきひめを殺すシーンは、古事記ではスサノオノミコト、日本書紀ではツクヨミノミコトがその男性神として書かれているらしい。
この絵本では、タケミカヅチGになっている。

母を失った種の神、サラサヒメは母の身体から生まれ出てきた五穀の種を日本国中に振りまく。

意外と1号が熱心に聴いていた。

? posted by Yumikoit at 09:21 am commentComment [2]

空飛ぶサルが怖いのだ。

帰ってきて子ども達が着替えている間に、BS2の番組を見ていたら、CMで「オズの魔法使い」を流した。
子ども達がそれに気付いて1号が見たいと言ったので、DVDをつけてやる。

私はそのまま、リビングのパソコンの前で調べ物をしたり携帯でメールを打ったりしていたところ…2号が私の後ろで立っている。ふむ?─ そっちは母さんの利き手側だから余り立たないで欲しいなぁ。
そういうと、2号は私の右後ろから姿を消したので、またパソコンを打ったりちょっと漫画を読んだりしていると。左後ろ側に気配がある。

─ どえーっ。いつからそこにいたのぉ?

2号は目に涙をいっぱい溜めて、にらみつけるようにして立っている。
あー。そうか。DVDが怖かったから抱っこして欲しかったのね。

見てみると、ドロシーがブリキ男と初めて出会って油を挿してあげるシーン。
このシーンがそんなに怖いかねぇ。
どうもアニメでも実写でもそうなんだけど、ちょっと臨場感あふれるBGMなんか流れると一発で泣くんだ、このオトコは。
悪い魔女が出てきたシーンなんかは号泣して
「DVD止めて!」
と言っている。

でもさー。2号よ。
ドロシーは怖くないだろ?ブリキは?カカシは?ライオンは?
じゃあ、怖いのは誰?
「…空飛ぶサル…」
そうか、悪い魔女の手先だな。うんうん。もう大丈夫だよー、ほら、ドロシーが悪い魔女をやっつけたからねー。

? posted by Yumikoit at 04:31 pm commentComment [2]

雪やこんこ

1号が嬉しそうに歌う。

 ♪ゆーきやこんこ あられやこんこ
 ♪くってもくっても まだくいたりぬ
 ♪やーまものはらも わたぼーしかぶり
 ♪かーれきくっても まだたりぬー

う〜ん。今年は暖冬なんですけど…。

? posted by Yumikoit at 07:00 pm commentComment [4]

ねこたん いぬたん うさぎたん

どうも1号は最近、カートゥーンチャンネルのバッグスバニーLink で出てくる「わういねこたん」という表現が気に入っているらしい。
時々会話の流れを無視しては「それは、ねこたんのこと?」ときいてきたりするので、会話の腰が折れて私の怒りを買っていたりする。

昨日は、クルマの中で急に
「ねこたん」
とか言い出したが、「あぁ、いつものおふざけが始まった」と思った私に対して
「お?どこ?」
と訊いた飼猫氏。
「あそこ!茶色いねこたん!」
…そ、そうか。ホントに猫がいたのか。
「いぬじゃなくて?」と言ったのは2号。
「いぬたん、うさぎたん…」
「他には?」
「えーと、らいおんたん、らくだたん、ぞうたん…」
知っている動物全部を「〜たん」付けするつもりかい。
「ねずみたん、ひょうたん…」

…豹たん、ね。でもそれじゃ「瓢箪」だよ。

? posted by Yumikoit at 10:09 am commentComment [2]

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