川越祭りにて

というわけで、川越祭り初日。
今年はうちの町内会は、山車は町内曳きまわしのみ。

毎年川越祭り早朝に、資源回収ってどうよ。
仕方がないので早起きして、段ボールや牛乳パック、新聞などを束ねてから子ども達に回収場所まで持っていくように指示をしてからまた寝る。<おぃ。

昼過ぎにざるそばをこしらえて食べさせて。
子ども達は町内会の山車の、町内曳きまわしに。
遅れて出て行ったのだが、楽しそうに4時過ぎに帰ってくる。

いよいよ本番。
布団を敷かせて、風呂の用意もさせる。
帰ってきたら風呂だけ入れば寝れるはず。

歩いて本川越の駅前方面に出る。
沢山並ぶ屋台に目を奪われる子ども達。
中でも、デュエルマスターズやポケモンのカードを扱うクジや射的の屋台は一つ一つ覗きたがる。
宿題が出ている1号Link は、山車が出ていると一番前まで出て、写真を撮る。ついてくこっちも必死だ。ぜぇぜぇ。
狐の面をつけたお囃子には、1号も2号も真剣に見入っている。

何を買うわけでもないのだが、毎年ひそかに楽しみの連繋寺。
確か以前は見世物小屋が出ていたと思ったが、今年はお化け屋敷。
神社仏閣の類には必ず手を合せたがる2号にお賽銭を渡す。ついでに1号にも。
赤い仏像をなでまわし、射的を覗きこんで、お化け屋敷に興味しんしん。
「くじ、やりたいなー」
「お祭りのお小遣い、欲しいな〜」
とねだることばかり考える子ども達。
えぇぃ。そんならなぜ、自分たちの小遣いを持ってこないの。

親の方はまぁ一つくらいはと思っていても、あからさまにねだられるのは反則っていうもんである。

適当に屋台で食べ物を買ってはほぉばりつつ。
時間も遅くなるし、場所も時の鐘を過ぎるし。どっかでそろそろ折り返して帰ろうか。
そう思って後ろを振り返ると、3つの山車がそろい踏み。…危険だなぁ。
そぉっと脇道を確かめつつ、ゆっくりと3つの山車の方へ戻っていく。
どっかで脇道にそれるか山車のわきを抜けられないかな。
そう思っていると、後ろからもう一つの山車が。
…げえぇぇ。はさまれたー!
飼猫氏は2号を、私は1号を抱き抱えつつ、人ごみに流されるようにして3つの山車のわきを抜ける。
一人転んだら全員将棋倒しになる危険。ぎゃぁあ。

ぜぇぜぇ言いつつ、危険地帯を脱出した後で、1号と2号に500円ずつ、という約束を出す。
いろいろ見まわして、まず一つはくじを引く。あーあ。そんなに簡単に決めていいの?
それぞれ300円を出して、1号も2号も案の定末等。
一番下の段から、金色のおもちゃの剣を1号が選び、2号はスライムを取る。

商品の一つに1000円札を置いている輪投げに足を止める1号。4個の輪っかで300円。
二人で相談して、二つずつ輪っかを分けることにする。
「1000円当たったら…1000円当てたらね!」
1回目で大体の方向性を決めたつもりの1号。2回目…やっぱりはずれ。
2号も、幼稚園生ということで近い位置から投げるが、やっぱり何も当たらない。
参加賞として知恵の輪をゲット。

残りは100円。コロコロコミックを買ってもらう(我が家は雑誌を買う時に小遣いから100円だけ出して、残りは親が出す)のに充てることにして、本日の小遣い終了。

さて、そろそろ帰ろうかー。と歩いていると飴細工の店や射的の店。景品が全部カードの店など、今まで予想もしなかった屋台に気づいて2号が絶句。
「どうせならこっちをやりたかった!」
…だからもうちょっと待てって言ったじゃないの。
   <<毎年のお約束

? posted by Yumikoit at 11:45 pm

かたつむりとなめくじと

数日前の話。
「おおー♪」
2号が雨上がりの朝、かたつむりを見つける。
立派なかたつむり。

その次の日。
共有階段のまんなかで、2号、ナメクジを見つける。
「お母さん。このかたつむり、家がないよ…」
いや、これはナメクジ。これはこれで別の生き物。


昨日。
カタツムリは、マンションの植え込みの草の間で、身体を引っ込めていた。
土も乾いているもんね。
「お母さん、かたつむりが殻だけだと、死んじゃってるの?」
このかたつむり、死んでないよ。外が乾いてるから、身体を引っ込めているだけだよ。
「じゃぁ、殻だけでもみんな生きてるの?」
え…えーと。
ほんとに殻だけで、中身がないのは死んじゃったのもいるけどねぇ。

? posted by Yumikoit at 02:56 pm

2号、買い物に行く。

幼稚園から帰ってきた2号に、お使いを頼んでみる。
一番近いスーパーは、徒歩5分くらいで途中信号も大きな通りもない。学区外だけどね。
自分の遠足のおやつは買いに行ったことがあったけど、郵便投函のお使いもあったけど、ひとりで頼まれた買い物は初めて。
明日の朝食べるパンがないからね。1斤98円のパン、買ってきてくれる?

2号、100円玉を握りしめて自転車で意気揚々と出かける。

さて、このお使い。
2年ほど前に1号に頼んだ時は、98円のパンが見つからなかったといって118円のパンを買ってきた。(ポケモンパンを一緒に買ってきてもいいよ、と多めに渡していたので、ポケモンパンを我慢して買ってきた)
2号はどうであろうか。

20分後。ぷんぷん怒りながら帰ってくる。
「98円のパン、なかったよっ!148円のしかなかったー!」
148円のパン。レジに近いパン売り場の、大きな通路に向かっておいてある。
そこから横道に入ると上の段に118円のパン。下の段に98円のパン。

ふっふっふ。まだまだ修行が足りないのぉ。2号。

? posted by Yumikoit at 11:58 pm commentComment [2]

 

鍵を落とした!

1号、学校から帰ってきて2号とふざけながらランドセルを開いて。
「ああああーっ連絡帳忘れた!」
…連絡帳を忘れたことは今までにもあったと思うが、何でそんなに慌ててるんだろう。
「連絡帳がないと、今日の宿題が何なのか、わからないんだよっ!」
いつもは「自分で書いたんだからわかるから、なくても大丈夫!」というくせに。

で?どうするの?下校時間まで、あと30分しかないよ。

「取りに行く!…あーっでもでもっ。自転車で行っていい?」
…あたしは行かないよ。あと、一人で自転車で国道渡るのはまだ駄目でしょ。
「…まず音読の宿題だけするっ。で、そのあと図書館に行く途中で学校によって。なら自転車でもいいでしょっ!」
…そういや図書館に行く約束だったな。
でも、4時に間に合うの???

つーわけで、4時の下校の音楽が鳴る瞬間、校門をくぐる3人(笑)
2号には、校庭で遊んでいるように言い渡して、先に教室に行った1号を追いかける。
忘れ物を首尾よく取り戻した1号が、職員室に報告をするのを見届けてから昇降口に出ると。
2号がわんわん泣きながら、昇降口の階段を上ってきた。

どうしたのよ。
えぐえぐ泣いていて、話ができない。
めずらしいね。2号がこんなにパニック泣きするの。最近いじめられて泣くときでも、こういう泣き方はあまりしない。

私の袖を引っ張って、昇降口と校門の間の、音楽室の窓のある前まで私を引っ張ってくる。
給食室の搬入口になっている場所だ。
「ここに…じてんしゃのかぎ…おとしちゃったぁぁぁぁぁぁ」
あ。側溝になってる。金属製の格子状のふたが閉まっている。ここ?
泣きながらうなずく2号。

こういうのって、北陸に住んでいる時はよく、雪かきした雪の塊を沈めるのに開けたりしたよなぁ。ふむっ。…お、おもーぃ。以前に持ち上げたことのあるそれと、見かけは似ているのにやたら重い。
なんとか格子状の蓋を持ち上げて、自転車の鍵を取り出す。
もう一度持ち上げて…蓋をしようとするが重くて持ち上がらない。バランスが崩れて、蓋の方端が側溝側に落っこちる。浅くて助かった。
おろおろとした1号が、「ぼくも手伝おうか?」という。
2号も手を出そうとする。
あー、やめてやめて。うっかり手を出されるとかえって挟みそうで怖い。

なんとかかんとか蓋をし直して顔をあげたら、音楽室で練習していた合唱団の女の子達が窓にくっついてこっちを見ていた。
はずかしー…。

? posted by Yumikoit at 11:26 pm commentComment [4]

 

というわけで、忘れた宿題というのが

帰ってきた時間が遅かったため、1号には宿題の続きよりも風呂や夕食の優先させるように言う。
じゃないと、2号が時間通りに寝れないからね。

夕食後の歯磨きが終わり、1号がやっと、学校から回収した連絡帳を取り出す。
「明日までじゃなかったから、今日はやらなくていいや」
…。てめぇ。みんなでバタバタとあんたの忘れものに付き合った挙句にその一言かぃ!
とにかく、できるところでいいから、やりなさい。

「…意味がわからない」
連絡帳を見せてもらい、教材を持ってくるように言う。

ぼくたちの町をテーマに、新聞を作る。

「これって、ニュースを書くの?」
ふむん。教材はいくつかテーマ別に分かれていて、「お勧めの行事」「お勧めの場所」「いつもお世話になっている人」の記事を書く欄に分かれている。

ぼくたちの町、ね。
キーワードをいくつか並べてごらん。
 川越、くらづくり、菓子屋横丁…
うんうん。この間の社会科見学の成果が出ているな。
行事?わからん?ほら、浅間神社の初山まつり、川越祭り、などなど。
あんたのこの間の社会科見学だってテーマにできるよ。

残念ながら、時間はもう9時過ぎていて、1号の頭はふらふら。
期限は月曜日。まぁ時間はあるんだけどね。
これだと、週末だけバタバタと書いても絶対に終わらないということだけはわかったようだ。

1号は
「じゃぁ、土日に、川越祭り行って、そのことを宿題に書く…」
と言ってぱたっと寝てしまった。
それってなんですかー???われわれに宿題の手伝いをしろと?
そういう宿題ですかー?????

? posted by Yumikoit at 11:18 pm

まだまだ掃除が甘い

掃除を頼んでも、やっつけ仕事で結局私がやりなおした方が早いような掃除をする1号。
担当は、毎日の風呂掃除と週1回の子ども部屋の掃除機がけ。

一方、普段の整理整頓は人一倍苦手な2号の方。
担当は週1回のトイレと洗面室の床の雑巾がけだが、普段目の行き届かなそうな洗濯機と壁の間や洗面室のドア、果てはその上のサンまで気がついたところを「今日はここも雑巾をかける」と頑張ってくれるこまやかな心遣い。

ただ、実際はトイレの床を拭いた後の雑巾も、水を替えないまま洗って絞ったものでドアを拭いていたり、しっかり絞れない雑巾をそのままぶら下げて歩くので床にぽとぽと水を垂らしていたり。
今日も掃除が終わった2号を幼稚園バスに乗せた後でトイレに入ったところ、どうやら雑巾を洗ったバケツの水を捨てるのに失敗したらしく、トイレの床が水浸し…(がっくり)

どうやらまだまだ、完全にお任せ…というわけにはいかないようである。

? posted by Yumikoit at 03:22 pm

1号、傘を忘れる

朝はうす曇り。
昼前からパラパラと降り始めた雨。

2時半前に1号が帰ってきた。
「ただいまー」
おかえりー。
そういや2号がそろそろ帰ってくる時間だ。お迎えに行ってくるからあとよろしくね。

外に出てみると、昼ごろ私がみたよりもまぁまぁ強めの雨が降っている。
2号の分の傘も持って、傘をさす。

2号のお迎えから帰ってきて、1号に聞く。
雨、降ってた?
「降ってた!」
靴下濡れてるじゃん。脱ぐか、乾いたのに履きかえるかしなさいって。
つか、その汚れた靴下で家の中歩き回らないでよ。

で?傘、どうした?
「んー?そのまま帰ってきたよっ!」
そのままって…置き傘あったでしょ。
「うんっ。でも忘れたっ!」
学校には置いてあるんでしょ。
「うんっ。でも忘れたっ!」
─ ふつう、雨が降ってたら取りに戻らんか!?

? posted by Yumikoit at 11:39 pm commentComment [2]

2号小学校入学計画に修正あり

3連休最終日。
1号は朝からドッジボール。
2号は午前中はオフだったが、午後から幼稚園の年長組だけエントリーされた合唱コンクール参加。

ドッジボールの当番日のため多忙な飼猫氏が一時帰宅して、2号の送迎を引き受けてくれるというので、昼食もそこそこに制服に着替えさせる。
えーっと、制帽は要らないんだよね。で?ソックスは紺のハイソックスだ。
靴は?自由?
…そうそう。そういや1号が入学式に履いたローファーがあったっけ。
去年の2号の七五三の時に、もう1号は入らなくて。2号がぶかぶかだったのを我慢して履かせたんだ。
あれ、そろそろちょうどいいかな。

2号の入学式に履かせようと思って取っておいたそれを出して、履かせてみる。

2号、すぽんと靴に足を滑らせる。
…かかとが余る。
ありゃ?小さい?
靴ベラを入れて、踵を滑らせると何とか入る。
…でも、一度脱がせるとやっぱり入らない。

まぁどうしてもローファーじゃなくちゃだめとかそういうことはないんだけど。
スニーカーでもいいんだけどね。
1号の幼稚園の謝恩会。卒園式。入学式。
2号の七五三。で、今回の合唱コンクール。
あと3回。もって欲しかったが。

やっぱり買わなくちゃいけないかねぇ。
ブツブツとつぶやいていると、飼猫氏が一言つぶやいた。
「靴だけじゃなくて、1号が入学式に着たスーツも着れるかどうか、確認した方がいいんじゃないのぉ?」
…あぁぁぁぁぁぁっ。それは大丈夫だと思いたいぃぃぃ。

? posted by Yumikoit at 10:07 pm commentComment [4]

化粧は落ちる?

都内に出かけていたので、珍しく化粧をした私。
ただ、肌が弱いので、何となく肌に違和感を覚えるというか…いやなんだよ。化粧。

帰宅後、夜ごはんを食べ終わるまで我慢していたが
「うー。やっぱり化粧落としてくるー」
とティッシュの箱とクレンジングを抱えて洗面室にこもった私に対して、まだ食べている途中の1号がつぶやく。
「ええっ。化粧って落とせるんだ」
落とせるって…じゃぁ化粧ってどんなもんだと思ってたのよ。

「えっと、この辺にボタンがあって、ピッて押すと、ガバッて落ちるの?」
ちゃうちゃう、落ちるって表現をしたからってボトンと落ちたりしないって。

大体、あなたの化粧に対するイメージって何なのよ。
「えっと、こんな小さな黒板消しみたいなもので顔をごしごしして、こんな先のとがった固い細いので、唇をこすると、赤くなる」
黒板消しって…哀しくなるなぁ。
「で、まつ毛は全部抜いて、かわりになんかこういうので、瞼をごしごしこすると長ーいかたーいまつ毛になる」
…まつ毛を抜いたら、つけまつげもビューラーも使えませんがな。
つか、私はアイラインもビューラーも使わないのに、なんでそういう知識があるんだろう。

「え、なんかの本に書いてあった」
…コロコロコミックやその手の本にそういう知識があるわけ?わかんねぇなぁ。

? posted by Yumikoit at 09:00 pm commentComment [4]

洋服っていくら?

学校で借りてきた「かいけつゾロリ」を読みながら1号が言う。
「洋服が一万円もしたら大変だよねぇ〜〜〜〜〜」

何をおっしゃいます?ちょっといい服は一万円超えるのなんてざらですが?
「ええええええっ!」
しばらく考え込んだ1号。
「じゃぁ、お母さんの洋服で一番高いのは???」
えーと、あれかな、と思いついたものをあげてみる。
「じゃ、一番安いのっていくらくらいで買えるの?」
ふむ、じゃぁ広告でも見てごらん。

ジィッと広告をみいる1号。
今まで、洋服の値段とか何とか。まったく関心がなかったものねぇ。
ちなみにあなたの周りには、普段母さんが着ているよりもずっと高いブランドの洋服で固めているようなオンナノコ、結構いると思うな。その辺がわかるようになるまで、何年かかるかしらね。1号。

? posted by Yumikoit at 11:01 pm commentComment [2]

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