1号、西遊記を読む

普段なかなか本を読まない1号が、最近珍しく本に熱中している。

字も細かいし、読破できるかなぁって心配してたんだけど、なんとか上巻読み終わりそうだというので、昨日一緒に図書館に行ってきた。
なんのことはない。2号が飼猫氏と一緒に用事を済ませてから剣道の防具屋に行くというので、図書館行ってから合流しようって話になっただけなんだけど。

図書館の書庫の前で座り込んで下巻を見ている1号。
西遊記、ここは4種類の装丁であるんだね。

こっちの新書サイズのは同じ福音館のだから、挿絵も訳も同じ人だね。
こっちは斉藤洋。1号や2号も斉藤洋氏の児童書は割と好きで色々読んでると思うよ。
「うぇっ。9巻もあるっ!」

こっちのは…へぇ。こっちは訳者も他の2社から出てるのとはまた違うね。

福音館のは、新書サイズは3巻、単行本は上下巻だもんねぇ。

「今読んでるの読み終わったら、こっちもこっちも、全部読んだら、西遊記だけで学校の読書カードがいっぱいになるねぇ。やってみようかな…」

うーん。訳者が違うならいろいろ読み比べるなんてのも面白いと思うんだけど。
装丁が違うだけのやつは、中身は同じなんだからどうなんだろう…(苦笑)
まぁ本人面白がってるからいいか…。
大事なのは、自分で1冊の長い話を読みとおすことだよね。きっと。

? posted by Yumikoit at 10:11 am

2号の靴下。

そういえば昨日の話。

台風にもかかわらず学校公開日で、珍しく休みの合った飼猫氏と一緒に見に行く。
児童引き取り訓練は時間が繰り上がったものの、マンションの集まりに間に合わない、と飼猫氏は先に帰宅。

1号2号を引き取って雨の中傘をさして帰ってくる帰りのこと。
2号がしきりと長靴の中を気にするので、声をかける。
どうしたの?石が中に入った?
「ううん。違うんだけど。なんか長靴の中で布がたわんでる感じ」

…。
それって、靴下が長靴の中で脱げかかってるのと違うの?
「えー。そうかもしれない」

…。

あのねぇ。
学校で、靴下普通に履いて。それで上履き履いてたでしょう。
体育の時、その上履きのかかとを覆うように、靴下を折り返してたよね。
靴下の足首のところをしっかりと包み込むように、細いゴムが織り込んであったりしてさ。
そういう靴下の足首の部分、わざと上履きのかかとで踏んで歩いたら、足首〜脛の靴下のゴムの部分、どうなると思う?全部だめになって靴下が脱げちゃうと思わない?

「あっ…」

ダメ出しに、今朝洗濯物を干すときに、昨日履いていた靴下を広げて見せてやる。
ほら。これが普通の靴下。こっちはあんたの昨日履いていた靴下。
足を入れる口の場所が、無残に伸び広がっている。

さて、これでバカな靴下の履き方をやめてくれるかな。

? posted by Yumikoit at 10:40 am

筋金入りの…。

昨日の朝のこと。
燃えないゴミの日だったので、1号の壊れた傘や洗濯機を買い換えたのでついでに廃棄する予定の洗濯機ラックなど、まとめて不燃ごみを出すのを、1号に頼んだ。

気持ちよく引き受けてくれ、くるくると何往復かしてゴミ出しして帰ってきた1号を見れば。
上着も着ずに薄い長袖Tシャツ1枚で帰ってきた1号がソファに沈み込んで咳こんでいる。

あんたねぇ。せめて上着着るとか何とかしていけばいいのに。
「大丈夫なの!」
だって咳こんでるじゃん。風邪ひくよ。
「風邪なんか引かないもん」
…。まぁ、バカは風邪ひかないっていうけど…。
とりあえず1号がムキになって「バカじゃないもん!」と言ってくれるのを期待して言う。
「うん!バカだから風邪ひかないもん!」
がくっ。お前、そう来たか。

しかし、今朝、朝食の際にただでさえ大ぶりの自分のコップに、こぼれるほどなみなみと牛乳を2回ついで、飼猫氏に「うわっ、それ飲むのか、お前」と言われるほどの勢いで飲みほした後に
「うえー。牛乳飲み過ぎて腹いっぱいすぎだー。きもちわるぅ」
とのたうっている1号を見ると、やっぱりこいつは筋金入りのバカと言わざるを得ない気がする。

? posted by Yumikoit at 08:11 am

2号とパンティ。

洗濯物たたんで片づけてよー。
そう言ったら、1号が
「もう畳んだよっ」
と言った。

いや、まだ残ってるから言ってるんだってば。
2号は自分が片づけ忘れていた靴下をたたみつつ、1号の忘れ物を回収して1号のもとに持っていく。
「おにいちゃーん。お兄ちゃんのパンティっ!」

…おいっ!
「パンティ」は女の子のものをさすんだよっ!(今はほぼ死語だと思うけどね)
間違っても男の子のトランクスをパンティ呼ばわりするでないっ!

? posted by Yumikoit at 10:38 pm

1号とネロ。

音読の宿題、今の単元になってからお母さんの評価が上がったね。
と、1号が言った。

1号はねぇ。今やってる単元みたいな説明文はまだ気持ちよく読むからねぇ。
前やってた「一つの花」は戦争ものだったから、読むと気が滅入るみたいで宿題でも「音読やりなさい」と言われないと取り組まなかったもんねぇ。

大体が1号は、悲劇ものの話が嫌いである。
「一つの花」の前にも、学校でやっていた「ちいちゃんのかげおくり」とかね。
そう言うと、1号。
「あとはフランダースの犬みたいな?」
と言った。
以前学校の読み聞かせ会かなにかで読んでもらって以来、アニメの再放送をとぎれとぎれに見たりもして結構心に残ってる話のようだ。

まぁ、その手の一度でも気になった話は、機会があったら原作を読むことを薦めるよ。
原作至上論の私だが、フランダースの犬Wについてもそう言ってみる。
フランダースの犬はね。日本でのみすごく評価が高くて、元の国ベルギーではあまり評価が高くないんだよ。
「え?どうして」
日本でアニメになった時に、原作とは一つだけ設定を変えたからだよ。
「え、どこどこ?」

それはねー。
主人公の年齢。
原作ではもう一人前といってもいい15歳だけど、日本のアニメでは10歳。
1号と同い年の男の子が時代的な違いはあるものの将来の夢を描いてるのと、義務教育終わった15歳が病気がちの祖父を抱えて同じこと言ってるのでは全然周りの受け取り方も違うしねぇ。

そう言うと、1号、しばらく考えこんでいた。
まぁね、本当は何事も、自分で読んで自分で考えるべきでね。一度は読んでごらん。原作(にひひ)

? posted by Yumikoit at 10:43 pm

1号と風と木。

1号が漢字の書き取りをやっている。

学校の宿題ではないんだけどね。いつもとはちょっと違う、普段使わない単語の書き取りもあるので結果が楽しみなんだ。

きげん前の話 → 記元前の話
  …どうも、記録に残る前の話、と解釈したらしい。
   ついでに同音異義語を全部並べて教えてやりたくなるなぁ。
たいけい → 体
  …1号よ。自分の体重が軽いからって、それはないだろう。
ふうきを守る → 風木を守る
  …自然を守る気持ちは大切だけどね。でもこの場合は風紀が正解。
てんけい的なケース → 点軽的なケース
  …点が軽いって…どういうケースなんだろう。

相変わらずというか、語彙力が本当ーに貧弱な1号である。
面白すぎるけど。

? posted by Yumikoit at 06:03 pm

 

くすがね…?

2号が言う。

「もう一度やってみたいのは、神社の、ガラガラ」
ガラガラをどうしたいんだい。
「鳴らしたいの」
文末まではっきり言わんか。

ちなみにガラガラのことを2号はしばらく考えてから
「くすがね?」
といった。


クスガネってなんだよ。
「ヒモがついてて、引っ張ると割れるくす玉に似ているから」
ほうほぅ。なかなか言いえて妙なネーミングである。

2号が立ち去ってからこっそり名前を調べてみる。
ふぅーん。「本坪鈴G」っていうんだ。
母も一つ、勉強になったぞ。

? posted by Yumikoit at 04:10 pm

ひれひれきんぎょ

2号が夏休み前のお祭りですくってきた金魚Link
えらい元気である。

朝、起きるとすでにいつもエサをぱらぱらと入れるあたりでスタンばっていて、近づくとエサクレクレと口を水面につきだす。
2号がえさをあげて、腹がくちくなると水槽内を全力疾走し出す。
水槽の長辺に沿って全力であっち行ったりこっち行ったりそれはそれはせわしない。
退屈そうになると、ポコポコと空気の泡を出しているポンプに近づいて行って、尾びれを空気の泡にまかせてみたり、ちょっと肝試し風にポコポコ出てくる空気の泡を横切るように泳いでみたりする。

金魚

水草もブッチブチとちぎりながら食べるので、根元から引きちぎられて水槽の水面に浮かび、柔らかな葉先は禿げてしまっている。

子どもたちもみんないない昼間、「つぷっ…つぷっ…」と謎の音がするので振り向くと、大抵金魚は逆立ち泳ぎをしながら、水槽の底の砂利を一粒ずつ咥えては落として遊んでいるのである。
これは砂利の隙間に入り込んだ、食べ残して沈んだエサをついばんでいるのかもしれない。

夜、段々泳ぐ速度が遅くなって静かになると、「あー寝たなぁー」と思うんだけど、時々ふっと泳いで位置を変え、また寝なおしているらしい。

なんか金魚って、こんなに激しい生き物だとは思わなかったよ。

そう話していたら。
風呂に向かいながら2号が歌いながら去っていく。
 ♪ひーれひれひれきーんぎょー ひーれひれひれー。

うーん。なんとかならんかな。そのセンス。

? posted by Yumikoit at 08:26 pm

センチな違い…。

2号が「サザエさん」を見ている。

サブタイトルの「秋はセンチメンタル」を見て、ひとり呟いた。
「あきは…センチメートル?」

それは違うだろうっ!と思わずツッコミを入れたら
「えええっ!違うのっ!?」
と言われた…。

うーん。いいよ。センチメートルでも。
で?秋って何センチメートルくらい、あるの?

? posted by Yumikoit at 08:27 pm commentComment [2]

やっぱり4つ。

所用でマイミクのとみのさん、とみのさんちの2号くんとお出かけ。
終わってから一緒にミスドでご飯食べる。

2号はいくつ食べるんだろう。
前回は4つ食べてたLink からなぁ。どきどき。

あれとー。これとー。
…やっぱり4つらしい。
私の分も入れて6つ。
2人連れの量とは思えなかったらしく、店員さんが
「お持ち帰りですか?」
いいえ。食べて帰ります。
と言ったのに、さらに
「全部ですか?」
と聞いてくる。
すいません。全部食べて帰ります。

てめ。ハンバーグパイは半分よこせ。
そういって甘いドーナツをあまり食べない私は2号からハンバーグパイを半分せしめる。

しかし3ツ半食べてやっぱり足りなそうな2号。

いいよ。私用に買ったオールドファッション、半分あげるよ。
わーぃ、と迷いもせずにそのままのみこむ勢いで平らげる2号。

いいよ。残ったオールドファッションの半分のさらに半分。あげるよ。
さすがに今度は遠慮して、でも一口で飲みこむ2号。

そして一言。
「やっとお腹いっぱいになった」
そうだよね。やっぱり本当はもう、4つじゃ足りなかったんだろうねぇ。

? posted by Yumikoit at 10:28 pm

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