夕食が終わったあとで、2号のリクエストで夕焼けを見に外に出る。
天頂は青を薄暗くしたような色。西の空がほんのりとオレンジ色に染まっている。
段々と紅色が強くなって、それと共に赤みに染まっている空の領域が山の稜線に近づく。
「きれいだねぇ」と2号。
何故か私の周りをグルグル回りだす1号。
ええぃ。やめんか。あんたはそれをやりだすと、反動で誰かが転ぶまでやるんだから。
─ と、1号がつかんでいた私の手を振りほどく。
少し距離を置いてやっぱりグルグル回る1号。
つられて2号まで私の周りを走りながら回りだす。
まったく。何が面白いんだろうねぇ。
すると1号が言った。
「お母さんは太陽で、ボクと2号は地球なんだよ!」
ふむん。昨日、太陽系の惑星が増えるらしいという記事を読み聞かせたせいかな。
この記事に対するコメント[4件]
1. よーこ — August 19, 2006 @16:06:27
太陽と地球の関係を理解されている分、うちの子よりちょっと賢いかも…(笑)
ちなみに、うちの息子は電話をしている時もよく部屋をクルクルと回ります。
Yumikoit August 19, 2006 @17:43:43
手首をつかんで振り回すようにグルグル回るので、ホント怖いんですよ。
柱の周りとかもグルグル回りますよね。野性の本能なのか。
うちの息子は電話をしている時もよく部屋をクルクルと回ります。
あはは。かわい〜ぃ。うっかりそばを歩けませんねっ。3. Guinko — August 21, 2006 @09:16:05
なんだか詩人ですね。
一号君賢いな〜。
Yumikoit August 23, 2006 @11:57:17
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