筒井敬介文・なかのひろたか絵
出版社 チャイルド本社
発売日 2004.07
価格 ¥ 470(¥ 448)
ISBN 4805425431
2号に読んだけど、2号より1号のほうがよく聞いていた。
おなじみの昔話。でも色々亜流があるよね。
毎度のことながらこの手のお話を読むたびに思うのは、「悪者から盗み出した金品は、なぜ主人公のものになるんだろう」ということ。
お話の時代ならいざ知らず、現代では悪者から盗み出したものを自分のものにしたらやっぱり窃盗罪だと思う。時代によってどんどん昔話自体は変化していくのに、こういうところが変わらないのはすごく不思議。
この絵本もまた、「大男のお宝をジャックが盗み出した」という理由についての記述はない。
だけど絵本によっては「元々は大男がジャックの父親から奪い取ったお宝を、ジャックが取り返した」というストーリーになっているものもあるんだとか。ふむ。それならちょっと納得するけど。
子供心に「悪いヒトのものは勝手に持ってきてもいいんだ」と思い込んだりしないのかな。と思ったりする。
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