ぺんぎんのちび

たかのけんじさく

出版社 福武書店
発売日 1988.06
価格  ¥ 1,050(¥ 1,000)
ISBN  4828813268
★★★★☆
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動物園に行ったら、ペンギンのちびちゃんがペンギン舎の屋根に登ってお母さんペンギンに怒られていた。
何で屋根に登ったの?と訊くと、生まれたときから動物園の檻から出たことがないから、外を見てみたかったんだって。
じゃぁ、僕と外に遊びに行こうよ!

…そこでなぜ、簡単にペンギンのチビを檻から出せてやれたのか、ということにツッコんではいけない(^_^;)
チビが逃げ出したあと、動物園が大騒ぎにならなかったのはなぜか、ということに突っ込んでもいけない(^_^;)

とにかく、チビは僕と大冒険をして、ちょっと僕とはぐれて。
「ちび〜っ!」「いた!」道路を渡ろうとして車にはねられそうになった後、動物園に帰ってきたんだ。

車にはねられそうになるシーンで、1号は本当に心配そうに、そして怖がっている様子を見せた。僕が、チビを抱きしめたシーンで、1号は本当につらそうだった。
でも、また動物園に帰ったチビに会いに行く最後のシーンは嬉しそうだった。

もう少し小さい年齢だったら、怖がって途中で泣き出したかもしれない。そのくらい臨場感あふれてました。

? posted by Yumikoit at 09:57 pm pingTrackBack [0]

 

1号 - 0歳 8ヶ月まで

退院以降、本格的に離乳開始。
もう歯も生え始めたし、今まで母乳メイン、1日1回だけミルクだったのを、母乳をやめた。
ので、ミルクメイン、どんどん離乳を進めちゃおうという魂胆。

おかゆは、小さなビンにお米とお水いっぱい入れたものを、炊飯器に一緒にセット。
朝食を食べない飼猫氏が出勤してから、ゆっくり私の朝食を作る習慣なので一緒に1号の離乳食も作り、一緒に食べる。
量が難しい。
でも、どうせならと一緒に食べるものを多く作る。
この時期、一番よく作ったのは、冬だったこともあり、「朝っぱらから一人なべ」コース。
大根、にんじん、白菜などを小鍋で水煮。
日によっては、鱈などの白身魚を一切れ入れる。
離乳初期としてはこれで万全♪

ハイハイをよくする。
精神状態は退院以降ずいぶん落ち着いてきたようで、感情表現も豊かになる。
ただ、夜泣きが多く、夜中に頻繁に起きるので、ミルクの量が多い。

おかげで朝の離乳食の量が一定しないのが悩み。

昼寝は1日に2度くらい。
夜よく起きるせいか、昼寝が多いように感じる。
この時期、赤ちゃんつなぎを着せるのをやめて、昼間はトレーナやTシャツとズボン、という組み合わせが多くなった。
歯も生えてきたし、おっぱいもやめちゃったしで、私は
「わたしのあかちゃんがいなくなっちゃった」
と毎日さびしくてたまらない。
いや、今の1号も好きなんですけど〜。

離乳初期の一回食は、なんと1ヶ月でやめてしまった。二回食もいいかげんで。
お昼うどん、じゃぁ一口食べとく?みたいにいつの間にか3回食へ。

入院中にお友達になったKくん。近所なのでこの時期は毎週のように行ったり来たり。
というより、Kくんちに同じくらいの月齢の子がよく集まるので、すっかりそこはたまり場。
面白いもので、6ヶ月やそこらで、いっちょまえに張りあったりする。
「1号、おなか持ち上げて高ハイはじめたよ!」
とKくんちに行って見せると 翌日からKくんはおなかを持ち上げて高ハイの練習らしきことをしているのが観察されたり。
1号も1号で、Kくんの立っちを観察した2日後くらいに、家の中で立っちして見せた。
偶然なのかもしれないけど、面白い。

また、この時期遊び始めた同じマンション内のPちゃんの影響で、乗り物おもちゃに非常な興味を示すようになる。

この時期の1号。
 ハイハイ大好き。

6ヶ月目の終わりに、つかまり立ちを始める。
7ヶ月の中旬から二回食へ。
このころ、伝い歩きを始めたらしい。
8ヶ月目。鏡が大好き。
一時見られたような分離不安はだいぶなくなった。
ハイハイをするようになってどこにでもついていけると思ったのか。
しかしトイレの中にまで、全部ついてくる…(^_^;)

8ヶ月目末。Kくんの影響か、初めての一人でたっち。

? posted by Yumikoit at 08:50 pm

 

おえかきかきかき

夕食が終わってから、新しいノートを見つけてお絵かきを始めた1号。

まぁどうせ、色々な色のサインペンを使ってぐしゃぐしゃと描いて
「ぐしゃぐしゃ!」
とかいって終わりなんだろうなぁ。
と横で別なことをする。

しばらく間。

「…これは、Sくんと1号」
ふむ。もうお友達の絵を描くようになったか。
覗いてみると、まだまだヒトの形には程遠いが…というより何を描いてあるかわからんが…今までのようにただぐしゃぐしゃ、ではなく何らかの形を描こうと思って描いているかのような抽象的な絵になってきた…

しかし、解読できるような絵になるのはまだまだ先ですね…。

? posted by Yumikoit at 08:37 pm commentComment [7] pingTrackBack [0]

 

1号 0歳 8ヶ月−ロタウイルス

抗生剤の服用がなくなって2週間後。
明日は通院日という日。

おかげさまで離乳は順調に進んで、前日に調子に乗ってラーメンを少しあげてみたところ、はまり食いしていたのでこの日は焼きソバ。
しかし今度はあまり食べない。
苺は大喜び。

その夜、昼間の油がきつかったか少し吐く。
発熱はまだないし、どうせ夜が明けたら通院だ。

…と連れて行ったら胃腸炎だったらしい。
この時にはもう、水を飲ませても吐く状態だったので即点滴。
朝ごはんも吐いたしなぁ。ちょっと油断。
ベビー用のイオン飲料を買い、吐き気止めの座薬も入れてもらう。

ベビー用のイオン飲料なんて、買うの初めて。麦茶も大人のものを薄めてあげていたくらいだから。
手術のあとの水分摂取も、大人用のポカリスエット(…でいいと担当医に言われた)で済ませてたし。

すでに身体が水分を拒否していて、飲んでも吐く状態だから、イオン飲料も最初は10ccほど。
30分とか経ってから、今度は50cc…と少しずつ量を増やしていって水分を摂取させる。

この日の夜半から38〜39℃の発熱。
夜が明けて2日目。熱は下がって37度前後までになるが、ひどい下痢。
夕方の便。白くなってすっぱいヨーグルトのようなにおいがする。う〜ん。ロタウイルスだなぁ。流行る季節だし。
本人の機嫌はまだいい。
まぁ、ロタウイルスというと怖いのは脱水症状のみ。病院に行っても、基本は対症療法だけで特効薬のような薬はない。
これは以前の入院の時にも感じたこと。
脱水症状にだけ十分気をつけて自宅で様子を見ることにする。

あっという間にお尻が荒れてくるので、こまめにシャワーつきの洗面台でお尻を洗う。
気持ちいいみたい。

最初の3日くらいは下痢と嘔吐。
食欲はまったくなく、4,5日くらいはミルクとイオン飲料ばかり。
7日目くらいから、食欲が出てきたらしく私たちの食事を見て食べたがるようになる。
下痢も収まってきたので、ご飯、軟飯を中心にあげる。

8日目。うどんやジャガイモ、豆腐などを食する。こまめにミルク。
便は未消化のものが多いが、消化能力が戻るまでに少し時間がかかるか。


2週間後の通院の際に、結局ロタウイルスだったらしいことを担当医に話すと
「お母さん、それで病院行かないで済ませちゃったんですかー?」
と苦笑されてしまった。

皆さん、こういう無謀なことをするのはやめましょー(笑)

? posted by Yumikoit at 07:47 pm

 

詩的私的ジャック

詩的私的ジャック

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 1997.01
価格  ¥ 924(¥ 880)
ISBN  4061819410
★★★☆☆
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S&M4作目。
今回は話の中盤のかなりの部分は、犀川先生は出張中で不在。その分西之園の暴走を止めるものはいない(^_^;)

「そんなの、ルール違反だわミステリィでは」
という台詞があるが、こういう形で推理の材料を示し、犯罪が行われた場所を大学構内、しかも工学部の研究室と限定することで 決してありえない、むしろ当たり前に起こりえる状況だと示すことは、ミステリィの理にかなっている。

実際、テレビの実在の事件報道を見ながら
「何でそんなアタマ悪い犯罪するかな〜この〜!」
とツッコミを入れることは珍しくない。多少なりとも専門知識がある分野での事件ならなおさらだ。
そういう意味では、無人のキャッシュディスペンサーをショベルカーなどの工事作業車でドカンと壊してさっさと持ち去ったあの手口。一番最初は度肝を抜かれて本当に感心した。
従来の「如何に無人警報機をやり過ごすか」という手法で行われてきた窃盗事件とはレベルが違う。警報機が作動しても警備員が到着する前に逃走すればいいのだ。なんて明快。チカラワザブラボー!<おぃ!

閑話休題。

しかも死体の着衣が持ち去られていたこと、サイン、そういった個々の物的証拠には、ミステリィの中では必ず意味がある。殺人者の意図がある。そう繰り返し明示されており、その通りのストーリーを実現している点において、完成されたミステリィであると感じる。

難をいえばアレかな。理系っぽい?冷徹な論理構成のストーリィのはずなんだけど、今回はロック歌手だのちょっと毛色の違うキャラクターが出てきているせいか、或いは西之園嬢の学生としての生活臭が出てきているせいか。
今までとは少し雰囲気が変わってきた。

そういや、西之園嬢が両親のことを クラスで「わざわざ」内緒にしている、理由がわからない。
特に自慢するほどのことでもないと思うが。
知っているヒトは知っている、特に言う必要もないから知らないヒトは知らない。という程度のネタじゃないかと思うが。
まぁ実際には、親が学長をやっていた大学にあえて入学していれば、本人が言わなくともなんとなく噂になっていて、いつの間にか クラス全員が知っているという状況になりそうなもんだ。

? posted by Yumikoit at 06:16 pm pingTrackBack [0]

カタツムリ観察事典

カタツムリ観察事典

小田英智構成・文・久保秀一写真

出版社 偕成社
発売日 1997.06
価格  ¥ 2,520(¥ 2,400)
ISBN  4035273309
★★★★★
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前作「ドングリ観察事典Link 」に引き続き、事典もの。
どうも飼猫氏と1号が図書館で絵本を選ぶとこの手のが増えるな。

しかし、カタツムリってレタスやキャベツ、にんじんで飼えるのか〜!!!
カタツムリが雌雄同体というのは知ってたけど、身体の仕組みとか触覚の役割とか卵で増えるとか!
知らなかったことがいっぱい。

排便の仕方は感心しきり。
そっか〜。ちゃんと足の裏で受け止めて、丸めてから枝は葉にくっつけて去っていくのか。自分の身体につかないように気をつけてるんだ。

いや、幼児向けとは(違います。たぶん小学生向けです)思えないくらい知らなかったことがたくさん書いてあって、私の方がべんきょーになりました。ハィ。

? posted by Yumikoit at 09:52 pm pingTrackBack [0]

 

で、もう少し早く起きた結果…?

2号がなぜかやたら早く起きてしまった。5時ころ…
何度か寝ろって言ったんだけど、そのうち布団から這い出して遊び始める始末。
仕方ないので(そのままにしておくと、薄着だから風邪を引くし、1号を起こしてしまう)5時半ころあきらめて一緒に起き出し、リビングに移動。
ファンヒーターを点けて着換えさせてから、折角だから?と1号のお弁当作り。飼猫氏のおにぎりも。

おかげで、1号と飼猫氏が起きてくるころにはお弁当もできて朝食もあとは盛るだけ。
洗濯機も回し始めていた。
ふっふっふ。朝はこれでゆっくりできるぞ。

しかし誤算があった。
その間、ヒジョ〜に機嫌よく遊んでいた2号によってかなりの数のおもちゃが部屋に散乱しており、それらを片付けていたらいつもよりも朝食の時間が遅くなってしまったのだ。

嗚呼。不運。

? posted by Yumikoit at 08:43 pm pingTrackBack [0]

ドングリ観察事典

ドングリ観察事典

小田英智構成・文・久保秀一写真

出版社 偕成社
発売日 1998.03
価格  ¥ 2,520(¥ 2,400)
ISBN  4035273600
★★★★★
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これは、私じゃなくて飼猫氏が読んでやった本だけど、横で聞いていたので。

こういった本の時、読み方は自然と、写真の脇の説明文などを元にして読み解くのではなく、1号の経験や観察などを元に色々と話をしてやる、ということが多い。

絵本の文章をそのまま読んでやるのが大の苦手の飼猫氏だと、ましてそうである。

特に 今回は、今、1号がはまりまくって集めている?ドングリである。読み始めるとドングリだけでなく、木の話や木に集まってくる昆虫、ドングリを食する動物などの話にまで及んでいる。
1号が大好きなわけだ。

? posted by Yumikoit at 09:07 pm pingTrackBack [0]

 

通院

こねこどもの定期検査のため、飼猫氏に有休を取ってもらった。
さすがにこちらの大学病院はまだ勝手がわからないし。おまけに今日は超音波エコーも入ってる。大助かり。

幸いに病院の方は午前中に終わった。
結果としては1号の水腎症は予想通り?左側のみ残っているが、成長に伴い目立たなくなっていくだろうというレベル。
引越し前に通っていた大学病院でも、術後の逆流の検査はマイナスだったし心配ないだろう。

2号も、水腎症はほぼないだろうとのコト。
まぁこれは引越し前の通院先でも
「これ、僕なら正常って診断しますよ」
というレベルだったから心配はしていなかった。
でも、前回出した尿検査の結果に、腎臓に障害があると思われる数値がいくつか出ているということだった。
成長に伴い、数値が下がってくれば問題ないんだけどね。
ま、これはしばらく様子を見るしかない。

ところで1号。身体のあちこちに謎の小さな傷があったんだけど、今日の診察の時に
「これ、おかあさんとびひですよ」
げ。とびひぃ???
ということで思わぬところで別の病気が見つかってしまい、薬を処方してもらう羽目に。
まったく…乾燥しているせいか、体中ぽりぽり掻いているからだぞ。

? posted by Yumikoit at 08:44 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

続・医者が末期がん患者になってわかったこと

医者が末期がん患者になってわかったこと (続)

岩田隆信〔著〕・岩田規子〔著〕

出版社 角川書店
発売日 1999.09
価格  ¥ 600(¥ 571)
ISBN  4043479026
★★★★☆
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前書Link に引き続き、悪性脳腫瘍に侵された、専門医が、その闘病記をつづった続編。

ただし、この続編では彼はすでに左半身麻痺、半盲その他、3回の手術によりもたらされる障害と、その後の脳腫瘍の再発によってもたらされた意識障害などにより、ほとんど彼自身の言葉はない。
いや、正確には彼自身はすでに書く力を失っており、テープに吹き込んだ彼自身の言葉や、規子夫人の看病記録から成り立つ。

前著であれほど知的で心配りに満ちた彼のその後を見るあまりにもつらい1冊であると共に、私たち自身がもしかして迎える痴呆の老後をみるような心持だ。

? posted by Yumikoit at 07:20 pm pingTrackBack [0]

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