そしてその頃1号は

昨日のこと。

おばあちゃんと飼猫氏は、2号の試合を見た後そのまま親せきの家に行く予定だった。
私は2号と大会の最後までいて。

1号はというと留守番をする、というのでお昼代を渡しておく。
「ねぇねぇ。みんな留守の間に、どっか出かけてもいい?」
いいけど、どこに行ったか、帰ってきてもわからないと心配するから、何時に帰るかだけ決めておいてよ。
「じゃぁ1時までには帰るから」
そんな話を、前日にしていた。

で、朝起きてすぐに布団の上に地図を広げている。
「お母さん、いつも初もうでに行く氷川神社ってどこだっけ?」
この辺かな。

何を考えてるんだか。

「あーあいつね。254沿いにカード屋あるだろう。あそこまで自転車で行く気なんだよ。昨日、クルマで通った時に、氷川神社が目印になるって思ったらしいんだ」
行くのはいいけど、国道沿いだと車が多くて心配だな。
それでも、知らないところに地図を頼りに行くなんて、1号にしては進歩だ。
さて、どうやって止めよう。
「あ。そうだ。16号沿いってさ。自転車で行ったことあるけど、すげー風が強くて自転車こぐの大変なんだ。バス通り行った方が途中コンビニとかもあるしぜってぇ楽だわ」
と聞こえるように言ってみる。
これでよしっと。

帰ってきて、1号に訊いてみる。どっか行ったの?
「いや、めんどくさくてやめて、DVD見てた」
さて、行くこと自体は面白そうだったからよかったんだけど。国道通らなかったこと自体はこちらの目論見どおりだったからそれもよかったんだけど。
でもちょっと残念な気もする。親とはわがままなもんだ。

? posted by Yumikoit at 09:00 pm

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