「ねぇねぇ。全部僕たちのおこづかいで出さないとだめ?」
って、それが理想なんだけどねぇ。(ため息)
1号は、雨の合間を縫って自転車で買い物に行ける日を狙い、100円ショップに行って物色。
「原石発掘」って…それどう見ても1号自身がやりたいんじゃないんだろうか。
「お父さんはこういうの好き」
って。まぁいいけどね。
押し入れの紙袋のストックから薄い黄色の包装紙を見つけて、自分で包装する。
お手紙を貼り付けて…完成。
2号は、去年と同じく最中のアイスを買ってくる。
「お父さん、これ好きだから」
買ってきたその日にお父さんに渡したくてたまらない1号。
まぁ待て。当日まで待ちなさい。
そう言ってたら。
昨夜、飼猫氏の帰宅前に私に相談に来た。
「サンタさんが来た時みたいに、お父さんが朝起きたら枕元にプレゼントが置いてあったって、ああいう風にしたい」
ほぉ。
「だけど、僕たちはお父さんよりも早くに寝ちゃうから、預けておくからお母さんが、お父さんが寝ている間に枕元に置いてね」
ふむふむ。いいよ。
「僕も僕も!」
そう言った瞬間、私と1号の猛反対を食らう2号。
「なんでっ!お兄ちゃんの真似しちゃだめなの!?」
いや、真似とか何とかじゃなくて、アイスの場合、溶けるだろう。
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