電話で1号の同級生のママと話をする。家も近所。
「あ。うちの子帰ってきた。またね」
と先方が言ったので、電話を切るが、2号が帰った来たのはそれからはるか10分後。
なにしてたんだろう。
で、1号が帰って来たのはさらに20分後。
なにしてたの?
「あのねぇ。猫がいたんだよ」
ほー。なにいろ?
まず色柄を聞いてしまうところが我が家である。
「白いのー。でね、遊んでくれる、触らせてくれる猫だったの!」
猫と見ると「にゃにゃっ!」とまず追いかけて猫に嫌われることの多い1号には珍しい。
そうか、それで帰ってこなかったのね。
2号も一緒に遊んだらしいが、2号は1号ほど猫が好きというわけではないので適当に引き上げて来たのであろう。
「でもねぇ。通りがかった中学生が、猫を驚かせたから、猫逃げちゃったんだよ」
そりゃ残念だったねぇ。
「なんであんないじわるするんだろう…」
…い、言えない。1号の「にゃにゃっ!」も基本同じで猫を怖がらせているとは…。
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