卒園まであと一週間しかない。というわけで?謝恩会である。
1号の時は、遅い午餐会でお腹がだいぶ空いていたようなのと、どうも足りなかった記憶があるので、午前中10時ころにロールパンを2つ食べさせておく。
期せずして半休を取ってくれた飼猫氏の送迎で、会場であるホテルに移動。
当初は自転車か、天気次第ではバスで移動の予定だったんだけど、ヒールで自転車は辛いので助かる。
まぁ自転車のつもりだったから、最初からパンツスーツだったんだけどね。
2年前の1号の謝恩会の時 は、飼猫氏に休みを取ってもらって終日2号の相手をしてもらったので、2号も初めての謝恩会である。
結婚式の経験などもないので、大宴会場のキラッキラの雰囲気とか真っ白なクロスとかピッカピカのカトラリーとか宴会場の椅子とか、すごく気になるらしい。
集合写真の撮影時間から開会まで一時間近くあって、他の園児たちは結構飽きてきたようだが、2号はきょときょとと周りを見回して興味しんしんである。
私たちの席は、円形テーブルでちょうどステージを背後に見る場所だったので、スピーチや出し物は振り返って見なければならない。
注意力散漫な2号だから、大丈夫かなぁ。
「お母さん、そのカード見せて」
と、メニューカードを取る。片側が式次第になっていてもう片方がメニューになっている。
読めない漢字をフォローしながら、式次第を読む。
ようやく開会、祝辞、挨拶、乾杯…
2号はお十時にパンを食べていたせいか、のんびりと背中を廻してステージを見ながらゆっくりとジュースを飲み、ハンバーグを頬ばる。
子ども向けのランチプレートは、2年前とほぼ内容が同じく、ハンバーグ、スパゲティ、エビフライに小さなカップに入ったドリアなど。パンが丸くて小さなロールパンとレーズンの甘いパンというところまで同じである。
各クラスの保護者のダンスや園児たちの出し物など、一つ一つで後ろを振り返るので、プレートの上はいつまでもいっぱいになって残っている。
まぁいいけどね。
ちょいちょいと私のコースメニューから誘ってみるが、刺身のサラダはちょっとホタテをつついただけであとはあまり興味を示さない。肉料理は1/3くらい食べられちゃったけど。
子ども向けのデザートプレートが来た時点で、2号のプレートはハンバーグを半分とドリアが半分残っている。
他の子たちは全部は食べられないと、サッサと諦めてデザートに手を伸ばしている子がほとんどである。まぁ本来子どもの食べる量ってそんなもんなんだろうな。
で、2号、どうする?アイスクリーム溶けちゃうよ。
しかし、「ご飯を全部食べなければデザートはない」という我が家の方針が染みついている2号は頑なに、大好物のハンバーグに取り組んでいる。
まぁ食べられない量ではないしね。ここ2週間くらい、食べる量がとにかく多かったから、ほんとに食べたいんだろう、きっと。
先生方の出し物を見ながら、やっとデザートに手を伸ばし、チョコレートのかかった小さな丸いシュークリームとアイスクリーム、フルーツの盛り合わせをあっという間に腹に収めてから
「トイレに行く〜」
と言う。
2号、トイレから帰ってくると
「ああぁぁっ、先生方への花束贈呈だっ!」
と言ってまたすぐステージに集中する。
「ぼくも、先生に花束あげたかったなぁ」
残念だったね。あれは役員さんの子どもがあげる習慣になってるんだよ。
「…」
思わずジト目になる2号。…だってぇ。年長の役員さんは1号でやってるから、2号の年長さんはゆっくり2号と見る側にまわりたかったんだものぉぉぉぉ。
1号のように会に飽きないでずっと集中してくれていたので、ある意味楽な謝恩会だったはずなんだけど。
なんかすごく疲れた気がしたのはなんでだろうなぁ。
この記事に対するコメント[2件]
1. 花りんご — March 12, 2009 @08:43:53
来週はとうとう卒園式なのですね。
幼稚園も最後・・・ということで号泣でしょうか(^^
Yumikoit March 13, 2009 @08:50:26
バスに乗るのも今日で最後。
寂しさをかみしめていますかね、2号(にやにや)
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