お帰りの園バスを降りるとサッと近くの駐車場に行って隣接している畑に飛んでいるトンボを欲しがる。
ひょい、と親が取れる日はいいけれどもどうも自分でも捕ってみたいらしい。
「お母さん、明日は虫捕り網を持ってきて!」
へぇ。珍しい。
今まで虫捕りには殆ど興味を示していなかったんだけどね。やっぱり虫が近くにいる環境っていいな。
つーわけで、今日は虫捕り網持参のお迎え。
今まで1号も2号も殆ど虫捕りに興味を示していなかったので、我が家には1本しか虫捕り網がない。虫かごもない。
仕方ないのでお菓子の小さな空き箱を一つ持って行く。
お友だちと代わりばんこに網を振り回す。
あ〜あぁ。トンボの尻尾から網をかけたって、すぐに逃げちゃうよ。
なかなか子ども達には難しいらしい。だんだんだよね。
お手本にトンボを捕まえてあげたいと思っても、絶対に網を我々親には渡さんもんね。我流で振り回すのみだ。1号はチョウチョも捕まえたいらしいが、なかなか近くまで来てくれない。
一緒にバスを降りている年長のお友だちTくんの他に、すぐ近くで同じバスを降りている年長のYくんも加わった。いつの間にか遊びが鬼ごっこになっている。
1時間以上もそんなこんなで遊んでいたろうか。
帰りに、いつもトカゲを見るマンションの植え込みでカマキリを発見。
お腹の大きなメスカマキリ。
網を上からそっとかぶせる。網に捕まってぶら下がるカマキリ。
達成感に大喜びの1号と2号だが、出したいと思ってもカマキリは網の裏側にくっついて出てこない。
二人とも、カマキリのうしろ首をつかんで出せるんだけど今日は自分の手でつかもうとせず、ただ網を振り回して振り落とそうとする。あ〜ぁ可哀想に。
1号が満足してカマキリを草むらに振り落とすと、今度は2号が同じカマキリに網をかぶせて「カマキリ捕ったぁ!」と大喜び。
いや、そんな大喜びするもんでもないと思いますが…。
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