2号が洟垂れ。なので病院にいく。
でも本人元気だし。まぁそんな遠くもないので歩いていく。
私と二人で出かけるときには自転車に慣れている2号は最初渋ったけど、ひとつ石を拾うとあとは調子よく歩く。
向かい風が強いとちょっと文句言うけどね。
調子よくとんとん、と歩いていると、側溝の蓋に足を取られて転んでしまった。
とりあえず立たせて
「穴、開いているかちゃんと足元見ようね」
と言い置いてまた歩かせる。
全く2号は手をつながないなぁ。
縁石の上、側溝の蓋。
歩きながら2号がふと立ち止まると声をかける。
「よぅい。どん!」
てってって
「いーちゅーけー、あしゃまー。しゅっぱつでーしゅ」
そうか。今日はE2系あさま号か。
だだだだだ〜。
ぽて。
あ。また転んだ。
「2号〜。出発進行〜。出発信号機が青になりましたー」
「じこしょりしゃー」
はぃはぃ。
「あ。事故でーす。事故処理車出動しまーす」
抱き上げて立たせる。
機嫌が直ってまた走り始める。
これだけで機嫌が直るなら簡単なもんだが。
傍から見たら間抜けなやり取りに聞こえるだろうなぁ。
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