長崎源之助作・村上勉絵
出版社 偕成社
発売日 1987.05
価格 ¥ 1,029(¥ 980)
ISBN 403231070X
きれいに飾り付けられた花電車。
でも哀しい花電車。
だって今日は市電の廃止の日。
不要になった市電の車両たちはあちこちに貰われていく。
最後の日、花電車の運転手をしたでんきちおじさんは、それぞれ貰われていった車両たちに会いに行く。
公園の片隅に、塀に囲われて記念に設置されている車両。
でもいたづらな子どもたちによって泥や石をぶつけられ、ボロボロ。
海に沈められて、サカナの家になっている車両。
ホントにあるのかな?そういうの。そもそも海際まで搬送して、沈める費用の方が大きい気がするんだけど。
歯医者さん、食堂などのように使われる場合。素敵だね。
そして子ども用の図書館になった車両。
実際にはこうやって不要になった車両ってどうなるんでしょうねぇ。
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