藤本堅二さく
出版社 福音館書店
発売日 1984.10
価格 ¥ 683(¥ 650)
ISBN 4834000923
藤本堅二独特の、リアルな画風の乗り物。
自転車屋さんの軽トラックに赤い自転車が積み込まれた。
表紙を開いたところに、文章がひとつ。
いまから はいたつにいくよ
お店のおじさんと、小さな男の子が乗り込む。
あとは文章はない。軽トラックが街を抜けて通り過ぎる。色々なクルマとすれ違う。
収集車がゴミを集め、ルートバンが何かの荷物を下ろしている。ガソリンスタンドで軽トラックがガソリンを入れている脇を、パトカーが通り過ぎていく。
消防車の前。信号機で停止。駅前。工事現場。住宅街に入り込み、自転車を配達し終わるまで。
最後のページに、文章がひとつ。
きょう わたしの おたんじょうびなの
すれ違う一つ一つの自動車の脇に付けられた名前を読んだり、それらのクルマの働くようすを見る。
乗り物小僧にはこたえられない絵本だなぁ。
この記事に対するコメント[2件]
1. おんぷのえほん — October 27, 2004 @21:24:23
この絵本、知りませんでした〜
うちの息子は乗り物大好きなので気に入る事まちがいなし。
探してみようと思います。
子供が外で覚えてきた歌って気になりますよね。
しかも「歌って」とせがまれるから、こっちも覚えなきゃいけないし・・。
賛美歌は言葉も難しいから謎??だらけかも・・
Yumikoit October 29, 2004 @09:21:37
男の子は本当に乗り物好きですよねぇ。
おんぷのえほんさんのところのお子さんは、電車派?クルマ派?
毎日消防署だの新幹線の車両基地がどうの、と遊んでいる様子を見ると…しかも1歳10ヶ月時まで一緒に新幹線を型番で呼ぶサマを見ると…。末恐ろしいぞ。息子たちよ。
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