最近クマ出没のニュースが多い。
我が家の近くでも、隣の区の小学校の校庭にクマの足跡が見つかったというニュースが流れている。
「クマ、怖いねぇ」
という話題にも自然になるというものだ。
先日、1号が
「くま、近くに来てるの?」
というので、そうだよ、と言ってやる。
すると
「くまと一緒に遊べるかなぁ」
…ううむ。そ、それはちょっと。
「あのね。今近くに来ているクマさんは、一緒に遊べないクマさんなんだよ」
というとかなり釈然としない様子。
そりゃそうだよなぁ。イソップ物語でもない限り、童話に出てくる熊はのんびり屋のかわいらしい存在。
「あのね。クマさんも生まれたときからちっちゃい子供と遊んできたクマさんだったら、慣れてるから1号が遊ぼうって言ったら遊んでくれるの。
でも、今近くに来ているクマは、1号みたいにちっちゃい子と遊んだことがないクマさんなの。
だから遊び方を知らないんだよ」
と言ってみる。
釈然とはしていないようだが。まぁこの程度は仕方ない。
嬉々としてクマ追いかけられても困るし。
いや、そもそもクマを直に見られるような事態になったら困るんだけど。
この記事に対するコメント[2件]
1. JOHNY — October 9, 2004 @02:02:29
どうして射殺なんだろうって。
一緒に遊べはしないけど・・・。
子どもには注意してもらわないとですね。私たち大人もですけどね。
遠くから見守ってあげられる方法を考えたいです。
Yumikoit October 9, 2004 @08:56:46
>どうして射殺なんだろうって。
一言で言えば、人間のエゴなんでしょうね。人間社会を傷つけない形で共存するのが難しそうだという。
クマの方にその意思がなくとも、身体が大きかったり、餌が少ない年で飢えていたりという状況で 仕方なく降りてきたものを。
関西、北陸とクマが生存できる場所がどんどん北上していっているという話もニュースで言っていましたが、どうなんでしょうね。温暖化の影響?
今年は特に餌になる木の実も少ないそうですが、[link:index.php?UID=1077625651]以前1号に読んだ本[/link]によるとどんぐりは毎年同じ量だけの実をならすのではなく、芽を出すために生き残るどんぐりを確保するために、隔年で実をたくさん成らせる年と少ししかならさない年とを作るんだそうですね。
なんとなく餌が少ない、という話を聞いてそんなことも考えていました。
いずれにしても、子供にクマが一方的に怖い、と教え込むのはイヤだなと思っています…。
この記事に対するコメントは締め切られています