渡辺茂男作・山本忠敬絵
出版社 偕成社
発売日 1992
価格 ¥ 1,223(¥ 1,165)
ISBN 4032310106
まぁ普通の乗り物絵本。でもこういう話は初めてかも。
ピッカピカのダンプトラック。10トン積み。
いつも積載容量を守り、交通規則も破らない。だから大きな傷もなくて優等生なダンプトラック。
でもある時、ガラの悪いダンプに煽られ、その仲間の工事車両たちに工事現場でからかわれてから、主人公のダンプは性格がすっかり変わってしまう。
平気で積載容量をオーバーし、道路では周りのクルマを煽りまくる。登り道では登坂車線を守らないので、周りのクルマは大迷惑。
ある時小さい車を煽りまくった挙句に、電柱にぶつかってしまう。気持ちが荒れたまま、高速道路でスピードオーバーしてカーブを曲がりきれずに横転してしまう。
果ては、積載容量の2.5倍もの砂利を無理やり積もうとして…
なんていうのか、道を踏み外したものの末路って話でした。
1号は最後のシーンがかなりショックだったらしくて
「ダンプ、何でこわれた〜???もう走れない?」
と何度もページをめくっていましたねぇ。
お前は大きくなったら安全運転できるオトナに育って下さい。
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