1号の足は、親指と人差し指の間が開いている。
生まれた日に飼猫氏がこれを見て
「俺と同じだ!足は俺似だな」
と喜んでいた。
なんでも、飼猫氏は小さいころからお姑さんに
「この足はお父さん似だねぇ。パカッと開いちゃって!」
と繰り返し言われながら大きくなったらしい。
10ヶ月ごろだったと思う。
ある日飼猫氏がすご〜く心配そうに私に言ってきた。
飼猫氏「あのさぁ。1号の足、こんなに小指が内側に曲がっちゃって、もしもまっすぐに立てなかったらどうしよう」
私 「そんなこと、あるわけないじゃん。だって、ほら」
私の足を見せる。1号よりも更に内側に曲がった私の足の小指。
…へなへなへな。
飼猫氏「おれは一人で悩んで、2週間も風呂の中で1号の小指を引っ張っていたんだぞ!」
そ、そりゃまっすぐに伸びるようにですか????
2号の足は逆に、親指と人差し指の間はあまり開いていない。
小指もあまり曲がっていない。
特徴的な遺伝はわかりやすいけど、特徴のない遺伝はわかりにくい。
飼猫氏は「2号は地味な足だなぁ」という。
でも遺伝子は均等に私の特徴も飼猫氏の特徴も子供に伝えているという良い例だと思う。
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Yumikoit!?Wiki より、移植
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