きつねのたまご

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いさみいくよさく

出版社 福武書店
発売日 1986.12
価格  ¥ 1,155(¥ 1,100)
ISBN  4828812822
★★★★☆
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いや〜ぁ。久しぶりの「おはなし」絵本ですねぇ。

きつねは大きな卵を見つけた。
「うまそうな卵だ。どれ、ぺろんごっくんしてやろう。いや、まてよ。温めて孵して、ヒナになったところをぺろんごっくんだ」
と温め始める。初期設定に無理がある???

いやいや、しかし美味しいヒナを食べるため。
いたちやアナグマの襲撃にも卵を守り、温め続けるキツネ。
やっと孵った!ふっくらと太った美味しそうなヒナ。
「ぴーぴーぴーおかーさーん」
と擦り寄るヒナを、キツネはついに食べることができませんでしたとさ、というはなし。

1号に
「タマゴ食べるの好き?鶏肉は?」
というとどちらも好きだという。
キツネもどちらも好きなんだよ、と言いながら読み進める。

一番最後で、
「1号ならこのヒナ、食べれる?」
と訊くと
「食べられない」
と言う。ふっふっふ。
「でも死んじゃったら食べる」
ふむ。それは一般社会では残酷と言われるかもしれないが、私としては生き物として正しい姿だと思うのでヨシ (^-^)

? posted by Yumikoit at 12:35 pm pingTrackBack [0]

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