奇跡の子

奇跡の子

ディック・キング=スミス作・さくまゆみこ訳

出版社 講談社
発売日 2001.07
価格  ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN  4062107880
★★★★☆
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最近児童書づいています。
これは訳者が、「ローワン」シリーズのさくまゆみこさんだったので読んでみたくなって借りたもの。

時代は第二次大戦直前〜開戦直後辺り。
イギリス ウィルトシャー の昔風の農村。
羊飼いの夫婦に拾われた捨て子の少年は、重い障害を背負っていた。うまく歩けず、両手をぶらりとぶら下げたまま奇妙な歩き方をするので 育ての両親は「スパイダー」と愛称をつける。うまくしゃべれず、知的にも発達遅延が認められる。
しかし動物が好きで、どんな動物の言葉も真似、動物にも愛される。

その一帯の地主はスパイダーに麦畑を荒らす鳥を追う仕事やその他の簡単な仕事をさせるようになった。
キツネが彼の手から餌を食べ、暴れ馬もおとなしくなる。

スパイダーの短いながら幸せな生涯を描く。

読後感の非常によかった本。

? posted by Yumikoit at 09:04 pm pingTrackBack [0]

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