★☆☆☆☆
火龍 1佐々木 潤子 (著)
出版社 集英社
ISBN 4088483200
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火龍 2ISBN 4088483715
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突如として「何でもいいから読んでいない漫画」が欲しくなって古本屋で手に取ったものを買ってきた。全2巻。
佐々木潤子は、スポーツをテーマにしたコミックとかよく書いていて、生き生きとした動きのシーンとか、とても楽しそうに身体を動かす様子が脈動感あふれていて、「あえて買うところまで行かないけれども」好きな漫画家の一人。
これは、カンフーの得意な少女と中学生にして天才教授の少年との 遺跡から出た「力を持つ石」をめぐるアクション漫画。
ただ、作家本人もコミック見開きなどで言及しているとおり、テーマがイマイチ消化不良なのがとても残念。
敵役となる主人公の弟のキャラクターも書ききれていないしなぁ。
テレビに出演するシーンとか要らないぞ。
ウォンさんが教師として赴任してくるところとか、ストーリーに必然性が弱い展開も多い。どうせ赴任してくるならその前後とかもっと書き込んでよ。
2巻じゃ仕方ないのかなぁ。2巻なら最初からもっとストーリー整理して展開を直せばもっと面白くなるネタだと思うんだけどなぁ。
でもまぁ、佐々木潤子本来のアクションシーンが読めたから 許すか。<おぃ!
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