たこしんごう

たこしんごう

赤川明作絵

出版社 ひかりのくに
発売日 2000.12
価格  ¥ 1,260(¥ 1,200)
ISBN  456400669X
★★★★★
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たこ爺さんとたこ孫が一緒に散歩。でも魚の群れがすごい勢いで泳ぐ「道」にさしかかってしまい、どうしてもあっちに渡れない。
渡りたいなぁ。
手を挙げてみる。
魚タクシーが止まっちゃった。違うんです。渡りたいだけです。

怒ったたこ孫、思わず墨を吐く。怒る魚の群れたち。
ごめんなさい、ごめんなさい。

そこにふぐオヤジ登場。
「え〜い!なんでここに信号がないんだっ!」
あ。そうか。
たこじいちゃん、ぷぅっと膨れて
「赤ですよぉっ!」
ぷた。魚が停まる。
ぷしゅ〜。たこじいちゃん体力ないからあっという間にしぼんじゃう。

ふぐオヤジもぷぅっ!
でもふぐオヤジは膨れても、赤くならないから誰も停まってくれない。

じゃぁぼく!
たこ孫がぷうっ!
見事にみんな渡れましたとさ。


しかし残念なことに1号はまだ、「青はヒトが渡る」と認識していたようでピンと来なかったらしい。う〜む。どこでそんな勘違いを?
まずはこっちが先だったか。

? posted by Yumikoit at 01:34 pm pingTrackBack [0]

ファスナー

1号は先週からジャンバーのファスナーの開け閉めの練習。
開けるのは簡単なんだよね。閉める時に、最初にファスナーの根元の金具を入れるのが、うまくいかないの。

…おおお。できたじゃん。
得意満面の1号。
幼稚園の帰りのお支度でも、自分でできたといって調子に乗って自慢しまくっている。

お友達の家に行く時に、違うジャンバーを着ようとしたら、金具がうまく入らない。きぃっ!

翌日、つまり今日の朝はうまくできたジャンバーを着たがりました。
だから昨日の雨でまだ乾いていないってば。

? posted by Yumikoit at 10:40 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

絵本絵本。

2号は絵本が大好き。
必ず絵本棚から絵本をたくさん叩き落し、ばら撒き、一冊をとって両手にささげて持ってくる。
「読んでほしいの?」
とこちらが手に取ると怒ってどっかに持っていき、一人で開いてみている。
…とらないってば。

今日も乗り物の写真がたくさん載っている絵本を抱えて持ってきた。
開いて、
「うう〜!う〜!」
指差している。
「そ、これは消防車だよ」
と言ってやる。
「う〜!う〜!」
「こっちはね。レスキュー車」
「う〜!」
「え〜と、救急車」


…おお。2号と絵本を読んでいる雰囲気になってきたぞ。
さて、継続するか。
そうしてまた乗り物好きに育つんだろうねぇ。

? posted by Yumikoit at 10:42 pm pingTrackBack [0]

 

エンソくんきしゃにのる

エンソくんきしゃにのる

スズキコージさく

出版社 福音館書店
発売日 1990.09
価格  ¥ 840(¥ 800)
ISBN  4834010457
★★☆☆☆
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こどものとも傑作選。第36回小学館絵画賞受賞。

エンソくんは、おじいちゃんちに行くために一人で汽車に乗る。切符を買おうとして出発駅の名前を言ってしまうのはご愛嬌。切符を買い、切符を改札で切ってもらう。

しかし「切符を切る」なんて表現、今の子はもう知らないだろうな。

3番線はっと。あったあった。咳に座ると向かいの席のおばさんに話しかけられる。しばらくしておばさんは途中の駅で降りていった。入れ違いに羊飼い(!)が羊をたくさん連れて乗ってくる。あっという間に羊でいっぱいになる車両。駅弁を買って食べ始めたら羊飼いも羊の餌を出して車両中に撒いて食べさせた。このシーンはさすがに読んでいる私がびっくり。

そしてみんなで汽車の中でお昼寝。終点に着いた。降りたらおじいちゃんが迎えに来てくれていた。おじいちゃんと一緒におじいちゃんちに向かうラストジーンで、羊の群れも一緒についてくるのが妙に笑える。

絵柄も面白いけど、なんていうのか、シュールだよね。羊が。

? posted by Yumikoit at 09:39 pm pingTrackBack [0]

 

今はもうない

今はもうない

森博嗣著

出版社 講談社
発売日 1998.04
価格  ¥ 924(¥ 880)
ISBN  4061820168
★★★★☆
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いや、これは見事にだましてくれました。面白かったです。
S&Mシリーズの第8弾。

西之園嬢は叔母に見合いを仕組まれて、怒りのあまり別荘から一人歩いて下山しようとする。
偶然であった笹木という男と、隣の別荘に向かうことになる。その別荘で起こった殺人事件…

笹木という男性の一人称によって語られる事件に関するストーリーと、萌絵と犀川のやり取りによって語られる部分。
そのオーバーラップ。

ネタばれになっちゃいますが、殺人事件のトリックそのものがどんでん返しじゃなかった、というのが一番のどんでん返しでした。
萌絵の叔母睦子、かわいいです。すごく。

? posted by Yumikoit at 04:15 pm pingTrackBack [0]

次は4人前

久しぶりにスーパーで寿司を買い、これが夕食。
普通の握り寿司。どれにする?いくつ買おうか。

10貫入りのを2つと8貫入りのをひとつ、買う。大体3人前。
子供たちが大体半人前食べるだろうな。という概算。飼猫氏はそれに加えて、昨日のように夕方から1号が行き倒れて寝てしまい、夕食を食べないのではないかという目論見?も抱いている。

…甘かった。
1号一人で10貫。2号もあっという間に5貫食す。
残りを私と飼猫氏で半分こ。


次回お寿司を買うときは、4人前購入が決定である…。

? posted by Yumikoit at 10:43 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

ちかてつリニアくん

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中村美佐子文・高橋透絵

出版社 ひかりのくに
発売日 c1990
価格  ¥ 378(¥ 360)
★★★☆☆
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大阪市の地下鉄を走るリニアモーターカーの実現までを描いた絵本。
デザインされ、組み立てられる地下鉄車両の話。地下鉄の車庫へ夜中の道路を搬送され、地下の車庫に到着するまで。
トンネルを掘ったり、走行テストをしたり。そして現在、たくさんのお客さんを乗せて走る。

読んでいた飼猫氏は気づかなかったそうだが、確かこれは1号は初めて読む本じゃなく、1年位前だけど2,3回読んでる。
以前住んでいたところの児童館の中の、絵本コーナーではまっていた絵本の1冊だ。

読んでいた1号は気づいたのかしら。

? posted by Yumikoit at 09:45 pm pingTrackBack [0]

 

ヴェルサイユの異端公妃

ヴェルサイユの異端公妃

宮本絢子著

出版社 鳥影社・ロゴス企画部
発売日 1999.05
価格  ¥ 1,995(¥ 1,900)
ISBN  4886291015
★★★☆☆
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副題として、リーゼロッテ・フォン・プファルツの生涯 とある。
リーゼロッテ・フォン・プファルツはドイツのプファルツ選帝侯の娘で、ルイ14世の弟オルレアン公に嫁ぐ。
息子フィリップIIはルイ15世の摂政であり、孫にフランツ・シュテファン即ちマリーアントワネットの父を持つ。

ドイツに生涯愛着を感じ、フランスの習慣になかなかなじめなかった彼女は、故郷の親しい人々にたくさんの量の手紙を書き綴る。
それらの手紙をまとめたのが、この伝記。当時のフランスの文化、生活や政治事情などをうかがい知ることができるのが興味深い。

孫娘の一人が修道院長に就任するが修道院内にあってもコーヒーや嗜好品、喜劇の上映などを楽しんだりしている様子は、今の常識からすると不思議なくらい。

また、格式の違いで、肘掛け椅子や背もたれ椅子、スツールなど座れる椅子が違っているので、国賓を招く時にもその「格式の違い」の摺りあわせがうまくいかなくてダメになるという話も面白かった。

伝記というと、歴史上の重要人物のもの、という思い込みも大きいがこういった歴史の周辺を彩る人物の伝記も興味深い。

? posted by Yumikoit at 04:22 pm pingTrackBack [0]

 

アリオン 3,4

★★★☆☆
安彦良和著

出版社 中央公論社
アリオン (3)
発売日 1997.03
価格  ¥ 571(¥ 544)
ISBN  4122028302 アリオン (4)
発売日 1997.03
価格  ¥ 571(¥ 544)
ISBN  4122028310
ハデスの呪いにより、ポセイドンを殺した直後のシーンから。
父をこの手にかけたと思い悩むアリオンをプロメテウスはかくまい、エリヌースから守ろうとする。そして昔語り。
プロメテウスとパンドーラとの恋と結婚、一方 ガイアを毒殺したと疑いをかけられてプロメテウスにすくわれてかくまわれるパンドーラが、ポセイドンによって身篭り、男女の双子を産んだ経緯。

アニメを見ていた頃にはイマイチ事情がわからなかったが
アリオンとレスフィーナは最後の最後で実は兄妹ではなく、アリオンはプロメテウスとパンドーラの子であり、すりかえられていたことがちょっと意外だった。そうか〜そんなストーリーだったのか、と。
アニメではセネカが実は女の子だった、というくだりが好きだったのでちょい残念。

でもやっぱり全体を通してみると原作の方が全体がすっきりまとまっている気がするのは贔屓目かしら。

? posted by Yumikoit at 04:17 pm pingTrackBack [0]

月の最後の土曜日は。

という理由だからじゃないですが、久々に富樫の児童館に行く。
ミニカーがある児童館というのも珍しいのか、もともと1号が大のお気に入りで、夏は連日通っていた児童館だ。

飼猫氏は片付けなければいけない仕事があるというので、児童館で下ろしてもらって、飼猫氏はそのまま会社に向かう。
子供たちは大好きな児童館に入るなり駆け出していって、思い思いのおもちゃに向かう。
1号は早速ミニカー。2号もそれを横からとろうとして早速けんか。
ボールプールからボールを拾って届けてくれる遊びも相変わらず2号が大好き。ボールプールに入るのは嫌いなんだけどね。…といいつつ、最初は嫌がったけど今日の後半は入りまくり…変わったなぁ。

変わったといえば、2号が樹脂製の滑り台を登り、一番上で得意満面。2回くらい落ちたけど。
積み木とかも最近だいぶ上手に積むようになったしねぇ。
本当は2号のお昼寝の時間はいつも午前中なんだけど、今日はなかなか寝ない。やっぱり刺激が強いんでしょう。
児童館内にある飲食室でお昼ごはんにパンを食べた後、午後から抱っこで1時間以上ねました。

1号は相変わらず回転式の木馬のおもちゃを全力疾走で回して、児童館中走り回る。走り回ること1時間以上。今日は人も多いのでぶつかることこの上なし。パワー有り余ってんな。

しかしさすがに疲れたのか、帰りの車の中で1号は爆睡でした…。

? posted by Yumikoit at 09:55 pm pingTrackBack [0]

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