2002年生まれの次男2号は剣道男子→今はなんかヲタとかクイ研とか色々。お父さんは飼猫氏。
日常と読書の記録。
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2005/4/14
2号の帽子
って言っても、よく行く近所の犀川沿いの児童会館に行くだけだけどね。
ホントは昨日行く予定だったのが順延して、今日は給食の日だから午前中だけ。
ところが朝幼稚園に行く途中でふと気づく。
「1号、あんた帽子は?」
「…忘れちゃった」
もぉ。仕方ないなぁ。と、2号の帽子を脱がせて1号にかぶせる。
ホントは秋まで1号がかぶっていた帽子。
あご紐が邪魔そうだけど、それを後ろに回してしまえばピッタリじゃん。
「仕方ない。2号、貸してやって」
ところが突然自分の帽子を取られた2号としてはそれでは気が治まらない。
「だめ〜。それはっ。2ごの、ぼうしだよっ」
幼稚園に着くまで叫び続ける。幼稚園を出ても、しばらく行ったところでもう一度幼稚園に取りに戻る勢い。
よっぽど悔しかったんだなぁ。
帰ってから2号には、1号の帽子をかぶせて別の児童館に行く。ほ。やっと機嫌が直った。
お花見遠足は楽しかったみたい。
幼稚園が退けてから、お友達のお母さんに誘われて同じ児童会館にもう一度お花見。
子ども達はめいっぱい走って跳ねて、すっかり体力発散したみたい。
最近はめっきり「落ちなく」なった1号が、珍しく家につくなりトイレに行って、昼間干してあと取り込んで積み上げたままの布団の山にもぐりこんで寝てました。はふ。
? posted by Yumikoit at 09:05 pm
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2005/4/13
イースターエッグ
そういや復活祭か。
1号は幼稚園でどんな風にイースターエッグを探したのか、身振り手振りで説明してくれる。そうかそうか。面白かったんだな。
さて、夕食の準備。昨日の飼猫氏の夕飯に作ったグラタン用のホワイトソースがあるから、子ども達の夕食はドリアにしようかな。レタスときゅうりのサラダ。おお。そうだゆで卵。
「1号。ゆで卵剥いて。卵サラダにしてあげるから」
1号は早速、テレビを見ながらゆで卵を剥き始める。
2号が横でぶつぶつ歌うようにつぶやいている。
「今日はねぇ。おもちゃも早めに片付けてー。その後ゆで卵探すんだよー」
おぃおぃおぃ。それ、さっき1号がイースターエッグを幼稚園で探した時の台詞そのまんまやん。
あんたもゆで卵探すの???
っていうか。ゆで卵は既に剥かれて卵サラダになるばかりなんですけど。
? posted by Yumikoit at 08:31 pm
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2005/4/12
1号のもくろみ
もうすぐ4時になるけど、どうする?NHK教育の子ども番組にする?
と訊くと、ちらりと2号を見てから
「よじまでに、2号がねたらこのままビデオ見たい」
と言う。
1号。あんたには悪いけど、天気が悪くて今日はお外遊びしていないし、4時なんて早い時間に2号が寝ちゃうなんてありえないよ。
しかし2号はまだ時間概念がいい加減なので4時になっても番組の要求をしない。…という訳で、1号は最後までビデオを見ることができた。
夜ご飯を食べながら、2号がうつらうつら寝始めた。
横目でそれを黙ってにらんでいる1号。いやいや、まだだ。まだ黙ってそ知らぬ顔を続けるんだ。1号。
ばったりとテーブルに突っ伏して寝てしまう2号。
あ、よかった。先日はおにぎりに頭を突っ込んで寝ていたから、抱き上げたらアタマの丸い形におにぎりがへこんでしまったけど。
今日はちゃんと皿をよけて寝てくれた。
<勿論、様子を見ながら皿をずらすんですが。
「寝かしてきてよ」
と1号の要求。
そうだね。このまま寝ていたらぐっすり寝てられなくてかわいそうだよね。
布団を敷いて2号を寝かしつける。
夜ご飯が終わるなり、皿を下げる手伝いももどかしく1号が言う。
「水彩絵の具やりたい!」
ええい。お前の目的はそれかっ。
最近、固形水彩絵の具で遊ぶのを覚えてしまった1号。
私がめんどくさいので普段は「2号が寝たらね」と言ってあるので、いつも2号の昼寝の隙をうかがっては、水彩絵の具を出すのを要求する。
筆の根っこでごしごしこするので、紙はあっという間にざらざらに毛羽立ち、下書きの鉛筆の線が気に入らないといっては消しゴムを要求。パレットの上ではなく固形水彩の上で違う色を勝手に混ぜるので使い終わりはいつも無残なので、ホントは私の固形水彩を貸したくないんだけどなぁ。
まぁもうすぐ幼稚園で水彩が始まるから、それまでの辛抱だ。
辛抱だと…思いたい…。
? posted by Yumikoit at 07:10 pm
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DVDなくなっちゃった?
新しいDVDデッキの空き箱に、古いDVDデッキを片付けて部屋の隅に積み上げておいた。
飼猫氏の知人に、それを譲ることになったらしい。
朝出勤時に、一緒にクルマに積み込んでいる。
2号が
「でーびーでー、なくなっちゃったぁ」
というのでどういうことかな、と思っていたら。
どうやら馴染みのDVDデッキの絵柄がプリントされている箱を、飼猫氏が持ち去ったのを見て、今使っているDVDデッキがなくなったものだと思い込んだらしい。
テレビの前でうろうろ、おろおろしている。わはははは。
飼猫氏が出勤、1号も幼稚園に通園後にのりもののDVDを見せてやったら安心したようです。
? posted by Yumikoit at 02:07 pm
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2005/4/11
ずっと外にいて寒いのは…
さすがに朝から昨日と段違いに寒い。
1号は私の奨めで内ボアの厚地のジャンバーではなく薄地の春物のジャンパーを着せたので不満たらたら。
「さむい〜。だからフード付きのがいいって言ったのに!」
だってもう春じゃん〜。桜だって咲いてるよ!
「ボクも桜の樹も寒いんだよ!」
まぁそりゃそうだねー。樹も寒いんだねー。
でもあんたはすぐに幼稚園に着いて走り回るんだからすぐにあったかくなるよ。
「樹は一日中、お外で寒くてかわいそうだねー」
…そうだね。春も冬も、昼も夜もずっと外だもんねぇ。
「信号機もずっとお外で寒いんだよ」
…信号機が寒いと思うかどうかは別だが、そうだね。ずっと外だね。
「おうちも、ずっと外なんだよー」
…あんたはうちの中でぬくぬくできるが。でも家自体は確かにずっと外にいるんだね。
とかなんとか。馬鹿な話をしていたら幼稚園に着いちまった。
少しは寒さを忘れたかい?
? posted by Yumikoit at 11:34 am
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2005/4/10
えぞふくろうのみみ
リブリオ出版 (2001.7)
ISBN : 489784889X
価格 : ¥1,785
えぞふくろうの子育てと日常。
最初は「みみ」と言う名前のついたえぞふくろうが出てくるのかと思った。
木版画かな。味わいのある絵柄。深みのある色合いの多色刷り。
物語系の絵本と思いきや、えぞふくろうの日々の様子を淡々と描く。むしろ動物の日常の生活系、といったところか。
1号のような理系な絵本の選び方をいつもしている子にはちょうどいいのかもしれない。
耳ってどこについてるんだろう。とか考えながら読む。
耳をそばだてる。耳をすませる。
深い雪の中の子育て。
夏の日差しを避けて木陰で昼寝をする子ふくろうたち。ん〜。表情がいいなぅ。
えぞふくろうの狩り。
雪の中でギュッと目をつぶるふくろう。耐え忍ぶ表情。
こうさぎを捕まえ損ねて。腹が減ったふくろうの表情。
驚くほど豊かな表情を書き分ける木版画。<と決め付けている。
いいですなぁ。
? posted by Yumikoit at 10:29 pm
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この花誰のもの?
昼過ぎから1号と2号を連れてぶらぶらと児童館まで歩く。
2号の
「クルマの児童館!」
というリクエストでミニカーの置いてある富樫の教育プラザに行くことにしたが、途中の小学校の桜も満開。
う〜ん。これならお花見がてら、犀川沿いにある県立児童会館に行けばよかったなぁ。
桜の木の下で、桜の花びらを拾う子ども達。
花芯までしっかりついた花の形を残したものだけでなく、まれに枝の先の花をびっしりつけた一房が落ちていたりして、子ども達大喜び。
ついでに落ちている何かの木の実。乾ききって茶色くなっている。
赤い椿のいまだ硬く丸まった蕾。コロコロ転がる。
風が強いからなぁ。
道路脇の歩道内の植え込みにびっしりと植わっているパンジー。
2号は色の違うパンジーを見つけるたびに
「こえ、なんのはな〜」
「おあな、きれーねー」
と言う。
パンジーの小さい花が、2センチくらいの茎をつけて落ちていた。
「あ!ぱんじー」
と1号がこれもゲット。
ありゃまぁ。摘んだ子がいたのかな?それとも風で飛んだ???
自分も同じものが欲しい2号。
だめだよ。植え込みのパンジーは、雑草とは違うから誰かが摘んじゃいけないの。
ふと見ると洋服にくっつく雑草。ちょいと摘んで1号の服にくっつけてやる。
「こっちは、いいの???」
う〜ん。雑草とそうでない草花の違い。
誰かの花と、そうでない花の違い。
難しいねぇ。
? posted by Yumikoit at 08:28 pm
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2005/4/9
1号。食の変化
つーのは。
1号は元々、あまり好き嫌いはなくて何でも食べるのに、2,3月頃からなんつ〜のか食べるものの舌触りとかに敏感になっちゃってて。
サヤインゲンのスジが舌に引っかかったの、ブロッコリの蕾の粒々が気になるの、魚の食感がぼそぼそだったの…。挙句の果てにはお話がしたくて、口の中にいっぱい詰め込んだ食べ物が邪魔になったというトンデモない理由までつけて。
食べている途中のものをどうしても飲み込めなくなって「べ〜」と口から出しちゃうわけ。
それでも1号がえらいのは、昨日ブロッコリが飲み込めなかったからといって翌日は口にしないかというと、そんなことはない。とにかく一口は食べてみるんだけど、また飲み込めないでべぇっと出す。を繰り返す。
こちらもかなりストレスが溜まる所業なんだけど、本人が一応は口にする以上はなるべくこちらもそ知らぬふりをして食卓に出し続け。
それまではほとんど茹でただけの食材でも
「今日はどのドレッシングかけようか」
だのなんだのと一味昨日とは違う食べ方を目指してみる。
それでも、3月中は「べぇ〜」がひどい時期で、いつもは完食できる幼稚園の給食ですら、3回くらいどうしても飲み込めなかったらしい。
1度は先生に強く注意されたらしくて
「ひらめ先生に叱られたの…」
とショックを受けていた様子。
いや、叱られたというほどでもなかったらしいが。
その甲斐あってか、レタスはアジシオかけるか、濃い味付けのお肉をくるめば食べられる。ゆで卵の黄身のパサパサしたところは塩をかけるか、つぶしてマヨネーズであえて卵サラダにすればオッケイ。ブロッコリはまだ食べられる日と食べられない日があるけど。インゲンはベーコンと炒めればオッケ。…みたいに少しずつ「食べられるもの」が増えてきて、特に4月になってからはほとんど「べぇ」もしなくなってきたのだ。
離乳食が終わって普通食になった頃に急に好き嫌いの出る時期があるとは聞いたことがあるけど。
今回のこの一件でひどく変わったこと。
今までは1号の食べ方というと
パンが主食の時にはパンばかり食べていつまでもおかずが減らない。
ご飯が主食の時には、好きなおかずばかり食べて、ご飯がいつまでも残っている。
といった「ばっかり食べ」だったのに、「ご飯とおかずを一緒に食べられる」ように食べ方が変化したのである。
これは幼稚園でどうしてもお魚が飲み込めなかったときに、先生から
「ご飯をひとくちお口の中に入れて、ゆっくりと一緒に噛んでごらん」
と指導されたことにきっかけがあるようだ。
へぇ。食べ方が少し大人になったかな。
でも1号よ。食べる時に必ず左手を座布団について食べるのは止めろ〜。茶碗をもて!茶碗を!
? posted by Yumikoit at 09:12 pm
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魔女の血をひく娘
出版社 理論社
発売日 2002.10
価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN 4652077149
魔女の疑いをかけられて、魔女裁判で祖母が死ぬ。孤児になった彼女は単身、新世界〜アメリカにわたるが、そこでも魔女の疑いをかけられて…。
結局のところ、どこの社会でも「いけにえ」をもとめている。
そしてそれが力ないものであればあるほど、故ない疑いを晴らすのは難しい。
異分子を嫌う社会。
医術や学問、植物学が魔法の時代。
アウトローであることを経験したものは、どこかそういう空気をまとわせてしまうのか。
? posted by Yumikoit at 03:21 pm
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2005/4/8
おばけとモモちゃん
出版社 講談社
発売日 1995.08
価格 ¥ 998(¥ 950)
ISBN 406261054X
「おばけちょうだい。おもちゃじゃなくて、ホンモノのおばけちょうだいな」
10円出してかわいく言うモモちゃん。
モモちゃんシリーズは、松谷みよ子全集ので1冊だけ持っている。
イラストはあまり入っていないけれどもたくさんモモちゃんのお話が入った単行本だ。
でもこれはちいさいモモちゃん絵本のシリーズ。1号が図書館で選んだもの。
火の玉ちゃんには懐中電灯みたい、と一刀両断。
ゆうれいおばけちゃんには
「モモちゃん乗せて飛べる?飛べないの?つまんない」
と言下に拒否。
からかさおばけちゃんには
「わぁっ面白い!何で動いているの?電気?機械?」
といきなり一つ目をギュッと一掴み。
イマドキ少女のモモちゃんには怖いものはないんだなぁ。
…とそういう面白みが判るのって、2歳じゃないんだよね。
おばけというものは怖いもんだ、とか判って来る4歳から上なんだ。
というわけで1号、楽しそうでした。
? posted by Yumikoit at 10:36 pm
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