セリア・リーズ作・亀井よし子訳
出版社 理論社
発売日 2002.10
価格 ¥ 1,575(¥ 1,500)
ISBN 4652077149
魔女の疑いをかけられて、魔女裁判で祖母が死ぬ。孤児になった彼女は単身、新世界〜アメリカにわたるが、そこでも魔女の疑いをかけられて…。
結局のところ、どこの社会でも「いけにえ」をもとめている。
そしてそれが力ないものであればあるほど、故ない疑いを晴らすのは難しい。
異分子を嫌う社会。
医術や学問、植物学が魔法の時代。
アウトローであることを経験したものは、どこかそういう空気をまとわせてしまうのか。
この記事に対するコメント[2件]
1. くろにゃんこ — June 17, 2005 @09:22:24
この本は児童書というカテゴリーだけど、大人でも十分読める本だよね。
私は、時々児童書を読むんですけど、この本は、アメリカのニューイングランドの魔女裁判を扱っていてるというところに惹かれて読みました。
キルトの中から文書が発見されるという「薔薇の名前」的な構成で、どこまでがフィクッションでそうでないのか、はっきりしないところが、魅力的ですよね。
続巻は、読んでますか?
こちらは、魔術的な色合いが濃くなるのですが、なかなか面白いですよ。
Yumikoit June 19, 2005 @17:30:04
割とね、児童書でもこだわりなく読んじゃうほうですね σ(^_^;)
大人の本を選んでから、子ども図書コーナーに行って子ども達と飼猫氏に合流してからもっと読みたい本が見つかったり。いつもです。
こちらの続編の方も一応借りてきてたんですが、その時には忙しかったか、他の本にはまる方が早くて、結局読まないままに返してしまいました。また借りてこようっと。
「さくさんぼ〜」の方はさっそく図書館に予約しました (^_^)v
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