くんちゃんのだいりょこう

くんちゃんのだいりょこう

ドロシー・マリノ文 絵/石井 桃子訳

税込価格 : ¥1,050 (本体 : ¥1,000)
出版 : 岩波書店
サイズ : B5変形 / 35p
ISBN : 4-00-110591-8
発行年月 : 1986.5
子どもって忘れ物が多い。
家を一歩出て、あ、あれも要る。家に帰って用意する。
また一歩出て、そういえばあれも要る。家にまた取りに戻る。

1号なんて昨日はついに、連絡袋を忘れて勉強机の前の床に置いたまま、学校に行った。集金日だったのになぁ。仕方ないから今日改めて持たせたけど。

くんちゃん、渡り鳥と一緒に南の国に行ってみたいと旅に出る。
丘まで行く。あ。ママにさよならのキスをしていない。
丘まで行く。鳥はずいぶん遠くまで行ったなぁ。双眼鏡がいるね。
丘まで行く。あ。湖が見えた。つりざおがいるよ。
丘まで行く。のどが渇いたねぇ。水筒持って行かなくちゃ。
一度家に帰るたびに、荷物は増え、やることが増える。

最後にはくたびれて、ベットで一休みしてからもう一度行こうとそのまま冬眠に入っちゃうくんちゃん。くすくす。

あ。でも我が家で一番忘れ物が多いのは私か。<おぃ。

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トカゲがいない

先週の下校班の付き添いに付き合ってくれた2号。
今日も付いてくるという。雨なのに。
でもまぁ、1時間家で一人で留守番させるよりはずっと安心。

なんとか雨もぎりぎり上がり、傘も持たずにすんでほっと一息。
幼稚園から帰ってお昼ごはんを食べた後、のんびりと小学校に迎えに行く。
わ〜ぃ、と走っていく2号。
転ぶなよー。下は泥だらけだぞ〜。

神社を抜けて坂にさしかかるとピタッと止まって草むらにかがみこむ。
昨日、保護者会に行くためにここを通った時にも、同じようにかがみこんだね。
ふむ。

そうか。先週の金曜日のお迎えの時に、ここで見つけたトカゲにまた会えると思ってるな?
「トカゲ、なんでいないの〜???」

そりゃーあんた。先週と違って昨日も今日も雨が降っていたり寒かったりするからね。トカゲだって出てこないであったかい枯葉の下でぬくぬくだろうさっ♪

? posted by Yumikoit at 09:59 pm pingTrackBack [0]

 

シーラスとビン・ゴーヂック

セシル・ボトカー作
橘 要一郎訳

税込価格 : ¥1,325 (本体 : ¥1,262)
出版 : 評論社
サイズ : 四六判 / 252p
ISBN : 4-566-01305-7
発行年月 : 1981.8
シーラスシリーズ第2弾。
1巻ではなにやら薄気味悪い感じのシーラス。
だがだんだんと考えていることが見えてきたり、ビン・ゴーシックとのやり取りやくまを助けようとする様子から人間らしい温かみのある性格が見えてきた。
このあとどうなるのかな。
ようやく楽しみになってきた展開。

? posted by Yumikoit at 09:53 pm pingTrackBack [0]

お腹いっぱいの花畑

2号、午前保育。
昼食の後で2号の手を引き、午後からの保護者会に出かける。

う〜ん。天気が悪いなぁ。
雨が降るってほどじゃないけど、どんより曇っている。
降水確率は50パーセント以上。
保護者会の時間の真っ最中に1号が帰ってくるのが気にかかるので、できれば自転車で出かけたいところだが、ぐっと我慢して2号の手を引いて歩いて出かけてみる。

幼稚園に子連れでこうやって歩いて出かけるのは久しぶり。
2号ものびのび歩いている。

「2号、これ、菜の花だよ」
ふと声をかける。
「ええ〜。なのはなって、この間食べたなのはな?」
あぅ。そうだよ。既に、春の花としての菜の花というよりも食べ物として定着してしまっているのね…。
「黄色いから、菊かとおもったぁ」
って、あのねっ。菊だって黄色とかピンクとかいろいろでしょっ。

「菜の花かぁ。じゃぁ、菜の花食べたから、僕のおなかの中には菜の花咲いている?お腹の中にお花畑〜」
おぉ。メルヘンじゃん♪
じゃぁ、この間食べたお魚も泳いでるかなー。
「んなわけないじゃんっ!」
とそれまでのメルヘンを一気に突き崩す2号。
「だってっ、食べた時にもうお魚は死んでたんだよぅ」
い、いや、それはそうなんですけど。
一気に現実に戻らないでくれよ〜。

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はっぱらっぱのお月さま

はっぱらっぱのお月さま

長崎 夏海作/佐藤 真紀子絵

税込価格 : ¥945 (本体 : ¥900)
出版 : ポプラ社
サイズ : A5判 / 79p
ISBN : 4-591-09028-0
発行年月 : 2006.2

2号には読み聞かせたけど、1号にも読み聞かせたくてもう一度借りてきた。
始まったばかりの小学校生活。
色々いるお友だち。
のんびりした子。自分勝手に見えるけど実は気のいいやつ。面倒見はいいけれども突っ走り気味の女の子。
色々な友だちがいる。

キースケ、いいやつ。でも友達にするならミナモかも。
はっぱらっぱのでたらめ歌が気に入った1号。
のっちけっちのっちけっちを思い出した。

? posted by Yumikoit at 09:22 pm pingTrackBack [0]

 

11ぴきのねことあほうどり

11ぴきのねことあほうどり

馬場 のぼる著

税込価格 : ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版 : こぐま社
サイズ : B5変形 / 1冊
ISBN : 4-7721-0033-4
発行年月 : 1980
にゃごにゃごにゃご、が楽しい1冊。
11匹のシリーズは随分と読み聞かせた記憶があるけれども、2号は全然覚えていなかった。
1号が年少・年中の幼稚園での文庫で借りてきたのがほとんどだったもんねぇ。
でもやっぱり好きだよ。「にゃごにゃご」
この、ねこたちの自分勝手さがいいんだよね。

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しはつでんしゃ

しはつでんしゃ

石橋 真樹子さく

税込価格 : ¥380 (本体 : ¥362)
出版 : 福音館書店
サイズ : B5判 / 31p
発行年月 : 2006.12
始発電車に乗って、空港に行く。
まだ暗い空。暗闇に点滅する新号信号。
人の歩いていない道。クルマの通っていない大通り。
人気のない駅構内に、大きく響く、自動改札の音。
朝刊をホームの売店に運ぶ配達員。
客車の灯りが入らないように、カーテンで仕切られた運転席。

2号、真剣に聞いていました。

? posted by Yumikoit at 09:03 pm commentComment [2] pingTrackBack [0]

 

刷り込みの問題。

生まれてすぐの雛に、母鳥を覚えさせるのと同じように、子どもも最初の刷り込みが肝心。という話。

1号。部屋を出る時に必ず部屋の灯りを消す。リビングは消さない。玄関の灯りもあまり消さない。
ドアは開いているドアは開けたまま出て、もともと閉まっているドアは大体閉めて出れる。

2号はこれらのことが全くできない。
新聞受けの新聞を持って来る時に、必ず玄関の灯りはつけるが消してきたためしがない。手を洗った時も風呂から出たときも、洗面室の灯りを消さない。ドアは開けっぱなし。トイレの灯りもしばしば消し忘れる。

どうも今まで1号か私が必ず彼の後ろからついて歩いていたので、誰かが消してあげていたらしい。

しかし。
1号は着替える時にポケットの中を確認する、という作業ができない。
2号は幼稚園入園時から、制服のポケットに入っていたハンカチを、帰宅後私服に着替える際に必ず出すように言われていたので、1年経った今ではほとんど彼のポケットにハンカチが入りっぱなしのことはないのである。

でもね。1号は幼稚園の最初の2年間は、ハンカチはポケットの中ではなく胸に下げるものだったのだ。だから、そのころは名札と一緒に必ず洗濯かごに入れることができていたのだが。転園後にハンカチを制服のポケットに入れる習慣になってからは毎日必ずハンカチをポケットに入れたまま、脱いでしまう。
ひどい時には週末に制服の洗濯をすると3枚くらい出てくる。
1年経って、また私服で学校に行くようになったが。
ズボンのポケットからハンカチを出すのは、まだできない。
必ず翌朝、洗濯をしようとすると、1号のズボンからはハンカチが出てくるわけ。

わかってはいるんだけどねぇ。
今のうちに、風呂に入る時に、しばらくの間連日
「ハンカチ出しなさいよ!」
と言い続けなければ刷り込みはできないまま、大人になるって。
翌朝洗濯の時に言ったって遅いってこと。
ついついこっちも忘れちゃうんだよな。

? posted by Yumikoit at 05:48 pm pingTrackBack [0]

選挙楽しい?

選挙に行って来るよ。10分位で戻るからね。

1号は遊んでいるという。
「2号!一緒に遊ぼう!」

2号は一緒に行きたいという。どんなところか見に行きたいらしい。
前回の、その前の選挙の時には一緒に行ったと思うが。まぁいい。一緒に行こう。
ちょっとむくれている1号。帰ってきたら一緒に遊べばいいじゃない。

すぐ近くの学校の体育館。
名簿を確認してもらって投票用紙を貰って。
私が投票用紙に書きいれていると、2号が隣のボックスに首を突っ込んでいる。何があるのか、興味があるらしい。
おぃおぃ。そうやって記入場を一人分独占するんじゃない。

飼猫氏が投票した後で、私の代わりに、投票箱に投票用紙を入れてもらって。
はぃ。おしまい。帰ろうね。
「えぇぇぇぇぇ。もぉおしまぃぃぃ????」
ぷぅっと膨れる2号。
そうだよ。他に何があると思ってたの?

そう。他にもっと何かあると期待していたらしい。残念でした。2号。

家に着くと、家の前で自転車に乗っていた1号。
「えぇぇぇぇぇ。もぉ帰ってきたのぉぉぉぉ!?」
そうだよってば。すぐ帰るって言ったじゃないのぉ。

? posted by Yumikoit at 02:18 pm commentComment [8] pingTrackBack [0]

 

インターホンに出たけれど

選挙に出かけようとして、ついでに郵便受けを覗いた。
色々入ってるね…あれ?
飼猫氏が中から引っ張り出した…不在者連絡票。
留守してなかったのに…。

ちょっとまってよ。そういえば町内会の集金も今日来るはずなのに、まだ来てないよね???

心配になって、いったん家に戻ってインターホンのボリュームを見る。
下がってる。
ちょっと待てぇぇぇ。じゃぁ、来ていたのに気付かなかったってこと?

1号が言った。
「あ。町内会の人は、来てたよ。また来ますって言ってた」
うむ?
「母さんと父さんは、寝てますって言ったの」
…がっくし。
そういう時は起こしてよぉ。

つまり。
まず町内会の集金の人が来た。時間は9時すぎかそこらで、まだ私たちが寝ていた時。
1号がインターホンで出て、「寝てます」って言った。
この時にインターホンの受話器で、知らずにボリュームのつまみを押してしまって、ボリュームを下げてしまったらしい。
で、郵便局の人が書留を持ってきた時には、インターホンのボリュームが下がっていて聞こえなかったと。

ううむ。仕方ないので、ボリュームのつまみが勝手に動かないようにテープで固定した。次からは勝手にボリュームが変わらないでくれよ。

? posted by Yumikoit at 01:36 pm pingTrackBack [0]

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